西風強風の洗礼で、午前中のみの釣果で終わった先週2014年4月上旬の中禅寺湖キャスティング釣行。
過去2回の良いイメージから、N@O氏と2泊3日の合宿を決行です。
今回も狙い通り出てくれるか?期待を胸に、早めの出発です。
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月が綺麗…
高速を飛ばしていると、やけに月が丸いことに気付きます。
しかも若干、赤みがかっています。なんでも、火星が地球に最接近するのだとか。
少し頭をよぎったのは、2013年8月に、トローリングで味わった苦い思い出。
しかしこの時は過去2回の良いイメージから、それでもそこそこ出るだろうと楽観していました。
国道側を舐める(4/14)
1日目。まずは例のごとく、丸山周辺からスタート。
偶然同じ場所に入った、シーレーベルのチームの方と軽くご挨拶。
気温は-3.5度。だいぶ冷え込んでいます。
当然、キャストをするとガイドとラインローラーが凍ってしまいます。
なんとかラインコートを振ってしのぎ、打っていきますが無反応。
少しくらい触っても良いと思いますが、肩すかしを食らってしまいます。
ブレイクで待望のバイトも…
日が上がってきたので、ブレイク攻めに切り替えます。
ポンプ小屋周辺に入り、急な斜面を舐めてみます。
ルアーは例によって、ロデオクラフト・M.T.レイクス77・19g。
フルキャスト後、2-2-3から2-2-4。ボトムから2mほど切ったところで待望のバイト。
すかさずフッキングを入れますが、まさかのスッポ抜け。
続けたアクションにも反応無し。触っただけのようです。
その後シルエットを変えたり誘い方を変えても、反応が返ってくることはありませんでした。
迷走が始まる
色々試してみましたが、午前中はまさかのノーフィッシュ。
おかしい、何かがおかしい…。
午後は前回まで良かったポイントを、順番に打っていくことにします。
アクションもボトムベッタリにしたり、浮かせたり、トリッキーアクションを加えたり…。
色々試すものの全く反応が無く、そのままタイムアップ。
久々に食らってしまいました。
山側を舐める(4/15)
2日目。この日も国道側からチェック開始。
午前中は目に付いたポイントをざっと打ってみるも、先日と同じで反応が返ってくる気配がありません。
このまま心中は危険と判断し、午後から今シーズン初の山側へ入ることにします。
いざ山側へ
西風気味だったため、まずはムジナ窪を目指します。
予想通り、穏やかな湖面。
途中、漁協のおじさん達とすれ違ったので、軽くお話。
「なぜ釣れないかわかる?満月だからだよ。俺らは昔から満月前後は釣りしないんだ。」
なるほど、やはりスーパームーンの影響かと納得。
それにしてもおじさん、何て正直な…。
「でも満月だからって、全く釣れないわけじゃないよ。」
最後におじさんに言っていただいた言葉を胸に、気持ちを切り替え、いざラストスパート!
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ボーズ逃れの1本
ラスト1時間。最後は砥沢岬で心中することにします。
ルアーはロデオクラフト・M.T.レイクス77・19g。
地上の地形を見ながら、大岩に乗ってキャスト。
カウントを計ると、どうやら左右で水深が違うようです。
ならばここしかない、と中央の肩へフルキャスト。
食い気が無いならリアクション狙いしかないかなと考え、シェイクを混ぜて誘ってみます。
スロー気味の2-2-5から2-2-4。ロングスライド中に、ついにズドンッ!
今シーズン、これまで最もバイトが多かった2セット目のロングスライド中に食ってきました。
素早くフッキングしますが、思ったよりも軽い…?
それでも貴重な1本なので、慎重に寄せてきてネットイン。
35cmとサイズは全く大したことありませんが、救いの1本に、ただただ感謝。
山側を歩く(4/16)
3日目。この日も国道側からスタート。
先日の夜から続く西風に耐え、有望そうなところを流してみますが、どこも無反応。
今遠征中、唯一キャッチした山側で心中することにします。
打ち歩き、異常無し
まずは三角まで歩き、ブレイクをチェック。
しかし西風が強すぎて、早々に断念します。
続いて阿世潟もチェックしますが、異常無し。
そのまま歩いて上野に出ます。
N@O氏は上野島に上陸。
私は勇助和田にかけてのストレッチを念入りに打っていきますが、お互い無反応。
帰りはムジナ窪と砥沢岬をチェックしますが、ここも無反応。
異常無しで撃沈しました。
これぞ洗礼…振り返り
結局、3日間で2バイト1キャッチという貧果に終わってしまいました。
洗礼を食らってしまった格好ですが、そんなに甘くないぞ!と釘を刺されたような気分です。
情報を聞く限りでは、この期間釣る人は複数本釣っていたようで、素晴らしい限りです。
私もショアからリベンジしておかないと…。
ちなみに今回使用したスライドスプーンについては、下記コラムで徹底解説しています。
こちらも是非チェックしてみてください。
M.T.レイクスの特長や使い方については、下記コラムで徹底解説しています。
スーパームーンの釣行は覚悟が必要
釣り人の間では囁かれていたことでしたが、今回漁協のおじさんからも同じような話を聞くことができました。
スーパームーン前後の釣行は、やはり覚悟が必要なようです。
食い気が無い時の戦い方、その引き出しを増やす必要あり
今回出たバイトには、いずれも共通点がありました。
- 地形に変化があるところ。具体的には周辺に比べ、ここぞという"ほど良い落差"があるショルダー。
- ボトム近辺でバイト。いずれも2mほどボトムを切ったところ。
- リアクションを狙った攻め。
食い気が無いのであれば、居そうな場所で誘い、スイッチを入れてあげるしかありません。
まだまだ攻め方がパターン化してしまうので、引き出しの数をもっと増やしていかなければならないなと再確認しました。
いよいよボートが解禁
4月20日(日)から、ボートが解禁します。
スーパームーンを外して攻めると、どういう反応が出るのか?
オフショアからポイントを攻めると、どういう反応が返ってくるのか?
気象次第ですが、興味を持ってゲームを組み立ててみたいと思います。
いやいやキツかったですな〜(笑)たくさん学ぶことができました。奥深いと改めて感じ、釣りが好きだということを再確認できた釣行でした。中禅寺湖最高!
Posted by N@O / 2014年4月23日21:20