洗礼を食らった前回2014年4月中旬の中禅寺湖キャスティング遠征釣行から、1週間。
中禅寺湖ではいよいよボートが解禁し、盛期に向かって着々と進んでいます。
今回は親父との釣行。
2014年シーズンのオフショア1発目、いざ!
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レンジを探る
午前5時過ぎ、緩い西風からスタート。
まずはオープンウォーターのチャネルからチェックしていきます。
ショアからのキャスティングで得ていた感覚だと、恐らく狙いは15m前後のはずです。
この日、朝の気温は-2度。水温はシャローで3.2度ほど。
沖合では、水温2.8度ほどだったようです。
山側では氷が張っていたとのことで、気温も水温もかなり低めです。
いきなりブラウントラウト
これだと浮いてこないだろうな…ということで、ボトムベッタリをネチネチ狙ってみます。
シーレーベル・プロビア18gで、ボトムタッチからのトゥイッチ。
トゥイッチ後は再度ボトムを取る、スローな攻めを続けます。
水深13mラインを探っていると、コツコツッというアタリ。
すかさずフッキング!重厚なヘッドシェイクをいなし、上がってきたのはブラウントラウト。
52cm。ベイトを捕食できている個体のようで、この時期にしてはナイスコンディションです。
続いてレイクトラウト
その後は反応無く、レンジをさらに深めに絞ります。
水深15m~20mを、同じくシーレーベル・プロビア18gで叩いていくと、ゴゴゴッというバイト。
40cm台と短いですが、少しコンディションが良いレイクトラウトです。
同レンジを狙い、2人で数を重ねます。
水深32mから引き出す!
もっと深い水深にはいないのだろうか…。
ショアから爆発した2014年解禁直後のキャスティング釣行でも、カウントの上では水深30m近辺でヒットした個体がいました。
まずはトライということで、水深30mのボートポジションからSOULS・ビーバップ2をキャスト。
ボトムタッチからダンスを繰り返していると、ゴゴゴッ!
35cmと型はたいしたことありませんが、元気にアタックしてくれました。
やはり水深30mでも、レイクトラウトはいますね。
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それでも浮かせて獲りたい…
午後になると、表水温が4度台になります。
これなら多少は浮くかもと期待し、今シーズンの伝家の宝刀、ロデオクラフト・M.T.レイクス77・19gをキャスト。
しかしバイト無く、隣で引き続きボトムを狙っている親父は数を重ねていきます。
15時半。そろそろ終わりが見えてくる時間帯ですが、ここに来て表水温は4.2度まで上昇。
本日最大の勝負所です。
水深13mのボートポジションから、沖に向かってM.T.レイクス77・19gをフルキャスト。
スロー気味の2-2-3で、ボトムから1mほど浮かせて誘っていると、ついにドンッ!
40cm台ですが、納得の1本です。
同様のメソッドで、30cm台も追加します。
誘って、追わせて、食わす!
引き続きロデオクラフト・M.T.レイクス77・19gをカラーチェンジで回し、水深12mのボートポジションから等深線沿いにフルキャスト。
誘いのセットでは食ってきませんでしたが、ピックアップ直前まで30cm台のレイクトラウトがチェイスしてきます。
しかし食い切りません。
"77・19gで食い切れないのであれば、67・16gにシルエットを落とすかな…。"
"パールワカサギで反応してきたから、次は同じ白系のパールレインボーで決まりでしょう…。"
ブツブツ言いながら67・16gのパールレインボーをセットし、今度は岸と平行にフルキャスト。
2-2-3の1セット目。
ボトムから1mほど浮かせたところで、最後のスピンスライドフォール中に狙い通りドンッ!
52cmと、2013年シーズン以来となる久々のゴーマルです。
ルアー選択、コース、アクション…全てがハマった、今日一番のスーパーストライクでした。
反応が薄れ、納竿
17時を過ぎると、反応がパッタリと途切れます。
やはりこの時期は、まだまだ日中が強いですね。
結局、2人でレイクトラウト12本、ブラウントラウト1本で納竿しました。
数狙いの組み立ては、そこそこ成功…?振り返り
2014年のボート開幕戦は、爆発したショアのキャスティングゲーム開幕戦を思い出すようなスタートになりました。
今回も沢山勉強させてもらいました。
今回使用したスライドスプーンについては、下記コラムで徹底解説しています。
こちらも是非チェックしてみてください。
M.T.レイクスの特長や使い方については、下記コラムで徹底解説しています。
まだまだ水温が低め
今年は大変な積雪だったため、雪代が多く入っているようです。
そのため水温が上がらず、逆に解禁日よりも下がっているとのことでした。
この日もショートバイトが散見され、ボトムから1m以上浮かせた攻めや、早い攻めには反応がありませんでした。
表水温が5度を超えるまでは、狙い方やアクションスピードに留意する必要がありそうです。
目まぐるしく変わる当たりカラー
午前中はゴールドベースに分がありましたが、午後はシルバーベースで連発。
1日のうちでも目まぐるしく当たりカラーが変わるので、持ち駒は充分に持っていった方が良さそうです。
フッキングミスしても、再度バイトに持ち込む誘いを体感
スーパーストライクの次に会心だったのは、フッキングミスした個体が直後の誘いによって、再びバイトしてくることを体験したことです。
アワセを入れても乗らなかった場合、多くのアングラーはその時点で駄目だったと思い、諦めてしまうと思います。
私も以前はそうでした。
しかしそこで諦めず、逆に素早く誘いを入れて逃げるベイトを演出してやれば、再度バイトしてくる可能性があるということですね。
全部が全部成功するわけではありませんが、やる気スイッチさえ入れられればこういうケースも有効だということで。
引き出しがまた1つ…。
レークオカジン「湖畔の様子」掲載
中禅寺湖のレンタルボート、レークオカジンさんの釣果情報ブログ「湖畔の様子 4月24日」に掲載されました。
2013年5月に掲載されて以来となります。ありがとうございます。
NARIさん、こんにちは。
いつも楽しくブログを拝見させて頂いてます。
私は中禅寺湖ルアーフィッシングは、まだまだ初級なので、NARIさんのコメントをいつも参考にしています。
そこで質問なのですが、ブログ中に出てくる。2-2-3とか1-1-2とかは、何を意味しているのでしょうか?巻き方かな?とバク然とは思っていますが。。。
差し支えのない範囲で構いませんので、ヒントを頂けたら幸いです。
Posted by 5509 / 2014年4月26日20:03