2014年11月は西武園ゆうえんちフィッシングランドで少しだけテクニカルなゲームをしたので、2014年のうちに"癒やしのとしまえんフィッシングエリア"にも行っておかねば…ということで、決行です。
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微妙な癒やし
午後12時前、ナイアガラエリア東側にてタックルをセット。
キャスト開始です。
まずはトラウトのやる気を見るため、プレッソ・レイブ1.5gからスタート。
カウントゼロで巻いた1投目はアタリ無し。
ベタに落としてから巻いた2投目。スーッとラインが走り、幸先良く1本目。
今回も爆発かと期待しながら投げ続けますが、後が続かず。
23日の天皇誕生日にいじめられ過ぎたのか、そしていつもより抜かれたのか、魚影や反応は若干薄めです。
水もそこそこ良いので、少しだけ頭を使わなければならないようです。
風を攻略する
ウェイト、カラー、アクションを変えてポツポツと追加していきますが、いつもの連続ヒットがなかなか生まれず。
そうこうしているうちに、強い西風が吹き付けてきました。
元々風速は5m前後の予報だったので覚悟はしていましたが、ナイアガラエリア東側の釣り座からすると、完全な向かい風です。
ラインでアタリを取るスタイルだと、少し工夫しないと"バイトスルー"連発になってしまいます。
大人しく南北か西に逃げれば良かったのですが、これも釣りの幅を広げるチャンスなので、色々試行錯誤してみました。
お陰で、少々の風でも戦える2種類のアタリの取り方を物にできました。
1. 風ニモマケズ、ラインでアタリを取る
トラウトはこの日、幸いにもボトム近辺に着いています。
キャスト後ボトムに落としたら、わざと少しスラックを出して弧を作り、西日を当ててラインを見やすくします。
ロッドポジションが難しいのですが、オーソドックスなスタンディングを基本に、瞬間的に変わる風の強さによってしゃがんだり、斜めに構えたり、微調整していきます。
スーッとラインが走ったら、いつもよりスラックが出ている分、大げさにフッキングを入れてキャッチ。
スラックとリトリーブ角度を調整すれば、多少風が吹いていても充分掛けに行けます。
2. 風ニサカラワズ、ニーリングでアタリを取る
断続的に強風が続いた時間帯では、さすがにラインでアタリを取ることは諦めざるを得ませんでした。
どうすればバイトを弾かず獲れるか、頭をフル回転。思い付いたのはニーリングです。
ナイロンラインは比重が軽いため、ロッドを水中に突っ込んで巻いてもルアーとの間は直線にはならず、わずかながら遊びができるはずです。
加えてロッドを持つ手をテコの要領でそっと添える程度にすることで、なるべくテンションフリーになることを心掛けます。
トラウトがルアーを咥えてから反転するまで、なるべくテンションが掛からない時間を意図的に作り出してやることで、乗せの釣りでも充分フッキングできました。
この釣り方の特徴になるのかもしれませんが、意図的に遊びを作り出しているため、バイトが出た時に手元にガツンと来ることはありません。
リーリングテンションの変化で、違和感を感じた時に巻きアワセる形になります。
チューニングして回転性能を上げたリールを使用しないと、少し厳しいかもしれません。
参考までに私はこの日、IOSファクトリーでエリアトーナメントチューンしたイグジストを使用していました。
毎回勉強…振り返り
楽に釣りをしようと思えばできるという点が管理釣り場の良いところなのですが、あえて逆らってみると色々勉強になる、ということに気付いた良い釣行でした。
管理釣り場のゲームを始めてもう30年近くなるのですが、今でも毎回何かしら勉強させてもらっています。
生き物が相手のゲームは、これだからやめられません。
ルアーカラー
水は割と良い方だったのですが、意外と明るい色に反応が出ました。
特に、ピンク系、イエロー系、オレンジ系は鉄板でした。
合間にブラックやオリーブ、レッドなど濃い色を差して行くと、良い結果が出ました。
ルアーアクション
ウォブンロール、ローリングが終始好反応でした。
ウォブリングは気温が上がった時にパタパタと掛かりましたが、それっきりだったような気がします。