ホンマス23本をキャッチした前回の中禅寺湖釣行から、3週間。
だいぶ間が空いてしまいました。
水の中もまた1つ季節が進み、状況も微妙に変化しているはずです。
狙いは当然、デカホンマス。今回は1日のゲームプランを、少し細かく切ってトライします。
いよいよ本格的なトローリングシーズンである7月に入っていきますが、6月中に試したいことを試し切り、課題を出してから本番に臨みたい…そんな最後の調整も兼ねています。
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まずは速曳きをトライ
午前4時、出船。西風微風です。
まずは出船してすぐ、山側沖からサーチを開始します。
前竿は出さず、レッドコアのみで速曳きをトライ。
船速は4km/h~4.5km/hが基本で、時折5km/h台まで出します。
出しとしては40ヤードから70ヤード近辺の間で、レンジを細かく調整していきます。
幸先良く左右でズドーン、ズドーンと入っていきますが、ビッグなラインアラームは皆無。
"違う、今日欲しいのは君じゃないんだ…"
そんな思いがホンマス様のお怒りを買ったのか、午前7時までで最大42cmと大不発。
速曳きに反応が薄くなったタイミングで、いつもの船速によるゲームプランに移行します。
安定の本数確保
速曳きで湖のめぼしいポイントを周ってみましたが、ホンマスがいる場所は結構限られていそうです。
加えて国道側はノロのような浮遊物もあり、レッドコアはこまめなチェックが必要。
ポイントをある程度ざっくりと絞り、レンジ、ルアー、コースを考えながら流していきます。
船速は3km/hを基本に、出しても3.5km/hまでの間で調整。
早朝とは違い、とにかく数を釣って、その中に良い魚が混じるかどうかのプランで開始します。
雨のはずだった天気予報も外れ、時折晴れ間も出る不思議な天候。
光量も刻々と変化する上に、出来かけのサーモクラインも場所によってレンジが違うような気がしたため、忙しく調整していきます。
ガツガツと本数を稼ぎ、午後12時半まで頑張って30本のホンマスを確保。
しかし、大きさは40cm台前半止まり。引き続き大不発です。
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いざ、夕方勝負
昼食・ダベリング・仮眠と3本の矢を放った後、16時頃から午後の部を開始。
風向きが安定しなかった午前中に比べ、午後は北東風で安定しています。
ここのところは夕方に良い魚が出る傾向があるようなので、一発を期待し、狙い所を山側に絞って攻めてみることにします。
朝方に見つけていたホンマスゾーンを中心にグルグルと調査し、ポツポツと追加。
しかし期待していた時合が無く、ダラっと時間が過ぎて行ってしまいます。
サイズも最大43cmと、大不発。
良い魚が全く出ず、終了の雰囲気が漂う18時過ぎ。
バイトが遠のいてきましたが、なんとか40本の大台に乗せたく、試行錯誤。
角のタイプを変えて動きに変化を出し、さらに追ってはいると仮定し、トロールアクションを色々付けて無理矢理バイトを誘います。
しかし反応してくれるのは、30cm台までのチビホンマスのみ。
結局、18時45分に合計40本目を確保し、納竿しました。
数としては自己記録を更新できましたが、今回も本命に出会えず、結果としては完敗です。
今回も本命に巡り会えず…振り返り
ホンマスの数自体は豊富に入っていますので、前竿も使ってヒット数自体は稼ぐことができていますが、なかなか本命のビッグヒットに結び付けられません。
何かちょっとしたズレが少しずつ重なっているはずなので、そこを合わせていくことが大事かなと思っています。
大きい魚は出せていませんが、総数は40本出すことができました。「ネイティブフィールド数釣り釣行ベスト20」に追加することができました。
出来かけのサーモクラインに対しての攻め
水温が段々高くなってきていますので、場所によってはサーモクラインらしきものが出来かけてきています。
しかし水温が場所ごと様々なようで、私の使用している魚探で見て行くと、そのレンジがバラけている所があるような気がしました。
国道側を曳いた時だけにノロの付着が多かったことからも分かるように、菖蒲ヶ浜からのメインカレントとそれ以外で、水温の差もありそうです。
場所により、細かいレンジ調整とルアーチェックを惜しみなく行った方が良いかもしれません。
速曳きの工夫と精度の向上が課題
あまりやったことが無かった速曳きですが、トライしてみると課題は色々出るものですね。
ただ"速く曳く"だけではうまくいかず、パーツ単位でもかなり調整が必要なことが分かりました。
現地でアドバイスをいただいたお陰で知見も広がりましたし、引き出しがまた1つ増えました。
次回までに間に合わせられるか分かりませんが、トライしてみます。
誘いのバリエーション
魚の食い気がある時はただ曳っ張っていれば良いのですが、渋ってきた時にどう打開していくかという点については、キャスティングもトローリングも同じ悩みどころですね。
前回は"カラー"と"アクション"、そして"レンジ"を中心に考えてみましたが、今回はそれらに加え、"動き"と"サイズ"、そして"スピード"を組み合わせて考えてみました。
何となく、ホンマストローリングの基本は場所とコースが最初かなと感じていますが、プラスアルファの要素が本当に幅広いので、面白い釣りだなあと思っています。
段々追い詰めて来ている気もしますし、課題も毎回面白いように出てくるので、本命が釣れていなくてもどこか不思議と納得感があるのです。
ずいぶん本数出たね。50オーバー出そうだけど中々難しいんだね。そこも魅力の一つなんだろうけど(苦笑)
しっかし美味しそうだよ〜♪
Posted by N@O / 2016年7月4日01:54