ヒメマスを捕獲した2023年6月29日の中禅寺湖釣行から、1週間。
新たに角を削り、せっせと貝貼りして心を落ち着かせます。4発のコーティングが終わり、フックも巻いて準備OK。
7月に入り、そろそろもう1発が欲しいところ—2023年7戦目がスタートです。
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粛々と準備
現地に到着し、早速湖水状況を観察。先週よりもひどくなっており、なるほどと思いながら淡々と準備を進めます。
午前4時過ぎ、出船。
思うところがあり、レッドコアはオリジナル角貝貼り[G/H/Mid(BC-G)]と、GMルアー[無垢/Min]をセット。いつもと方向性を変えてみます。
ダウンリガーはオリジナル角貝貼り[G/H/Min(BC-G・Type-B)]と"謎の無垢角"をセット。
船速は3km/hで、すべてドジャー曳き。レッドコアは30yds・40ydsから、ダウンリガーは10.5m・12.5mからスタートします。
渋い
前後4発を出し終え、1発狙いで前回のポイントへ船を向けます。
なにも起こらないまま到着し、曳いていた午前4時45分。"謎の無垢角"をセットしていた右舷のダウンリガー10.5mがグイングイン入りますが、即バレ。
前回のような魚探反応はなく、魚とのやり取りよりもトロロチェックで忙しい船内。"何かがオカシイ"—ヤバい匂いがプンプンしだします。
迷いが生じて元の場所に戻った午前5時35分。GMルアー[無垢/Min]をセットしていた右舷のレッドコア45ydsがジーィーーーィィィィ!と入り期待しますが、しばらくするとロッドが寝たままに。レイクトラウトがヒットしてしまいます。
リズムが出ず、"じゃない感"が半端なさ過ぎ、迷走が始まります。
あまりにも正解がわからなすぎて、あっちへフラフラ、こっちへフラフラ。
午前7時半には、GMルアー[無垢/Min]をセットしていた右舷のレッドコア55ydsがジーィーーーィィィィ!と派手に入りますが、やはりしばらくするとロッドが寝たままに。
"もしかして…?"—貝貼りルアーが効かないことを確信したのは、それから間もなくのことでした。
ホンマスボーズは回避
貝貼り以外のルアーで、今日この状況で釣れそうなルアーをひっくり返してみますが、あまり見つかりません。
取り急ぎ、ダウンリガー2発を"謎の無垢角"にし、レッドコアは探りながら交換していくことにします。
午前8時を過ぎると"悪魔の北東風"が吹きはじめ、気温が急降下。焦りが出てきます。
"ここで獲っておかないと、かなりヤバイ!"—焦燥感にも似た感情を抱きながら、この時期のセオリーを思い出して曳いていた午前9時5分。"謎の無垢角"をセットしていた左舷のダウンリガー16.5mがグイングイン入り、ヒット!
なんとか、ホンマスボーズを回避することができました。危ない危ない。
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パッとせず終了
手持ちのルアーでは対応できず、半ば諦めながら曳いていきますが、バイトが出ても掛かりきらず。
細軸フックに交換してもバレてしまい、打つ手なし。以下に、本日のバレ記録を残しておきます。
ヒット時間帯 | システム | バレの種類 | ヒットルアー |
---|---|---|---|
午前4時45分 | ダウンリガー10.5m | グイングインバレ | 謎の無垢角 |
午前7時21分 | ダウンリガー14.5m | グイングインバレ | 謎の無垢角 |
午前8時25分 | レッドコア45yds | グイングインバレ | GMルアー[無垢/Min] |
午前10時6分 | ダウンリガー16.5m | "ビビビッ"バレ (魚探の出方からおそらくヒメマス) |
謎の無垢角 |
午前10時30分 | レッドコア50yds | グングンバレ (細軸にフック交換してもバレ) |
GMルアー[無垢/Min] |
8打数3安打では、うなるしかありません。
綺麗なパープルヘッドを見ながら、午前船にて納竿しました。
惨敗は成長のチャンス…振り返り
良い流れのままデカ版をそろそろと思っていましたが、見事、返り討ちに遭ってしまいました。
しかしながら、惨敗は成長の大チャンス。ここでしっかり分析できれば、同様のパターンのときに対応できるようになるはずです。
敗因を考える
釣っている人は釣っているなかで、なぜ惨敗してしまったのか。情報交換するなかで原因がいくつか出ましたので、備忘録。
- アレ系の無垢角を、なんとか手に入れる。
- 振りすぎ?
貝貼りや貝系すべてと、橋村ルアーを封じられるとは思ってもいませんでした。このような状況は初めてのことです。
食わせの範囲が狭い状況では、特定の弾が複数本ないと勝負になりません。なんとかして、手に入れておかなければ!
午後もホンマス、出ています
私は午前船にて納竿しましたが、いまは夕方にもホンマスは出ているようです。
仮に午前中釣れなくても、午後に期待できるのはとても良いことですね。
トロロ注意報、継続発令中
トロロは勢いを増し、先週よりも大量に発生していました。
しばらく曳いていると、ルアーの先端がマリモ状態になってしまいます。システムの工夫と、こまめなチェックは必須です。
いつこの注意報が解除されるのか、首を長くして待ちましょう。
それでも、貝貼りは作り続ける
せっかく新作を4発作ったのですが、スイムチェックだけで終わってしまいました。
この釣りは、こだわりを捨てたら終わりです。それでも、次の貝貼りを作り続ける予定です。
いつかまた、自分が製作した角が大型ホンマスを連れてきてくれると信じて—ファイト!
ダービーが始まっています
レークオカジンでは現在、各魚種、尾叉長でのサイズ規定を設け、突破した方にはくじ引きで豪華賞品が当たる企画が開催されています。
豪華賞品がありますので、是非みなさんもチャレンジしてみてください!