1本しかホンマスを捕獲できなかった2023年7月6日の中禅寺湖釣行から、1週間。
前回は自作の貝貼りルアーがまったく効かず、苦しい釣行となりました。あれから湖の状況はどう変化したのでしょうか。
そろそろ大型ホンマスが出始める頃—2023年8戦目がスタートです。
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うねりの中のスタート
予報に反して雨となった今日。現地に到着すると強めの南西風が吹き付けており、今シーズンもっともバッドなコンディションです。
しばらくすると雨は上がりましたが、風は衰えを見せません。ゲーム展開を想像しながらタックルを準備し、しばし歓談。午前4時20分頃、出船。
レッドコアはオリジナル角貝貼り[G/H/Min(BC-G・TYPE-B)]と橋村ルアー[Mid]をセット。ダウンリガーはオリジナル角貝貼り[M/H/Min(BC-G・Type-B)]と"謎の無垢角"をセットします。
船速は3km/hで、すべてドジャー曳き。レッドコアは35yds・40yds、ダウンリガーは10.5m・12.5mからスタートします。
バラシ&抜け癖、継続発動中
ポイントは選ぶまでもなく、風都合であちら側へ。
ダウンリガーからリリースを行っていた午前4時25分。左舷のリリース中、"謎の無垢角"にチビホンマスがヒット&キャッチ。
これは幸先良いぞと思っていたら、前回から続く"バラシ&抜け癖"が発動してしまいます。以下、一覧でどうぞ。
ヒット時間帯 | システム | バレの種類 | ヒットルアー |
---|---|---|---|
午前5時30分 | ダウンリガー14m | タモ入れ時バレ | オリジナル角貝貼り[M/H/Min(BC-G・Type-B)] |
午前7時ちょうど | レッドコア50yds | タモ入れ準備時バレ | オリジナル角貝貼り[G/H/Min(BC-G・Type-B)] |
午前7時15分 | ダウンリガー14.5m | グイングインバレ | オリジナル角貝貼り[M/H/Min(BC-G・Type-B)] |
午前8時45分 | ダウンリガー17m | "ビビビッ"バレ | 謎の無垢角 |
特に午前5時30分と午前7時ちょうどのヒットは、ともに手元でホンマスが見えていたにも関わらず、タマ入れ失敗によるバラシ。食いの浅さや、うねりによるドジャー跳ねがあったにせよ、悔しさ倍増です。
この間にキャッチできたのは、午前7時27分にレッドコア50ydsでヒットしたレイクトラウトのみ。オリジナル角貝貼り[G/H/Min(BC-G・Type-B)]でのヒットでした。
バラシ&抜けまくりで"キーッ!"となりますが、"なんだ、今日は貝貼りでヒットするじゃん"という安堵感もあり、集中してゲームを作っていきます。
流れが変わりはじめる
勢いを増していた南西風は、午前7時40分頃からようやく沈静化。自由に曳けるようになり、あっちへウロウロ、こっちへウロウロ。
前回いた場所にホンマスらしき魚影は映らず、午前9時頃からはアタリも止まってしまいます。
ルアーチェンジを行いながら、今シーズンの傾向やシーズナルパターンを考えて曳いていきます。
"ここをチェックして駄目なら、あそこに午前11時近辺に到達する"—あるとしたら午前最後になるであろう時合の時間帯で、曳きたい場所に入るべく、計算しながらコース取りします。
午前10時41分。目的の場所に近付いていくと、オリジナル角貝貼り[NZ/H/Min(Type-A)]をセットしていた右舷のダウンリガー12.5mがグイングイン入り、ヒット。しかしながら、ファイト中にバレ。
"もしかして、今日はNZ系いけるかも?"
早速レッドコアの1本をルアーチェンジし、曳いていた午前10時52分。まさに先ほどオリジナル角貝貼り[NZ/H/Min(Type-B)]にチェンジしたばかりの左舷のレッドコア45ydsに、クリック音が響く良いアタリ。充分揉ませてから巻きはじめるも、ファイト中にまさかのバレ。
いずれもキャッチには至りませんが、時合の様相を呈してきました。
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熱い11時台
やはりこの時間になって、魚のやる気が出てきたようです。今まであまり映らなかったレンジにポツポツと魚影が出始め、実際その棚に打ち込んだレッドコアにヒットしました。
折り返して曳いていた午前11時2分。またしてもオリジナル角貝貼り[NZ/H/Min(Type-B)]をセットしていた左舷のレッドコア45ydsがグイングイン揉まれ、40cmほどのホンマスがヒット。
キャッチ後に急いで右舷のレッドコアを回収し、NZ系に近いM系の貝貼りに交換していた午前11時10分。突然、"謎の無垢角"をセットしていた左舷のダウンリガー17mのクリッパーが外れ、ヒット!
"ジ・ジーーーーーッ!ジ・ジーーーーーッ!"—このノッキング、マチガイナイ!久々にキター!
すぐにロッドを手に取り、ファイト開始。金属系の叩くような首振りと下への突っ込み。そこそこの型のようです。
シンクロを使って慎重にやり取りし、浮いてきた段階でフッキング位置を確認。安心できる状況だったため、落ち着いてネットイン!
前回からバラシ&抜けまくりの流れで来ていた私としては、まさに逆転サヨナラホームランです。ありがたや、ありがたや。
公式記録は54cm。ファイト中は尾叉長で50cmは超えているなと思いましたが、ダービーのクジ野郎(尾叉長で54cm)には1cmほど届きませんでした。そこがまた、私らしいです。
何にせよ、50cmオーバーのホンマスは2023年6月8日の中禅寺湖釣行以来5戦ぶりで、今シーズン3本目。まずは、その事実だけで満足です。
やっぱりホンマスは良いよな〜としみじみ思いながら追加を狙いましたが、その後はピタリと何も起こらず。
午前船にて納竿しました。
時合に救われる…振り返り
前回から続くバラシ&抜け癖は治らず、今日もホンマスは1本で終わるかと思っていました。
時合で複数安打し、なんとか帳尻を合わせることができて良かったです。ありがたや、ありがたや。
引き続き、バラシ&抜け癖の改善が課題
前回の敗因を踏まえて組み立てましたが、結果としてバラシ&抜け癖は改善されず、10打数4安打。
透明度が低いことも影響しているかと思いますが、セッティングについてはまだまだ改善の余地がありそうです。
トロロは減少傾向
トロロは先週よりも減少するかなと思っていましたが、やはりだいぶ改善されていました。
ルアーの先端がマリモ状になってしまうことはありませんが、付着することはします。引き続き、こまめなチェックと対策は必須です。
流下物あり
毎年恒例の、水草系流下物が始まっています。曳く場所によってはラインやルアーに絡み付きますので、こまめなチェックが必要です。
トロロと違い、水草系は深く絡み付いてしまうと、除去に手間がかかります。システム的な対策も必要かもしれません。
貝貼りが効いた
前回は封じられてしまった自作の貝貼りですが、今日は魚から良い反応をもらうことができました。
やはり自分で製作したルアーでホンマスが釣れると、とても嬉しいものです。ロストを恐れずに、ガンガン使える利点もあります。
これまで安定した気候が続いていたようですが、前日午後からの西風強風により、パターンが少し変わった可能性があります。
ダービーが始まっています
レークオカジンでは現在、各魚種、尾叉長でのサイズ規定を設け、突破した方にはくじ引きで豪華賞品が当たる企画が開催されています。
豪華賞品がありますので、是非みなさんもチャレンジしてみてください!