皆さんは、釣り具代をどうやって捻出していますか?
お小遣いを貯めて捻出していますか?それともボーナスを充てていますか?
ルアーフィッシングと同じく、日々の暮らしも少しだけ目先を変えて、自動的に釣り具代が貯まるようにしてみましょう。
今回は、皆さんが持っているスマホにフォーカスしてみます。
スマホ代は端末の割賦と通信・通話料を合計すると、月々9,000円くらい、年間10万円以上もかかります。高価なガジェットです。
このスマホの持ち方を少し変えただけで、年間6万円以上も節約することができます。
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携帯代を節約するための基本的な考え方
結論から行きますと、通話用の携帯電話(ガラケー)と、通信用端末(スマホ or タブレット)の2台持ちをします。
通話はガラケー、Webサイトの閲覧やLINEなどは、スマホかタブレットで行います。
よく宣伝している格安SIMでしょ?と思われた方は、とても鋭いです。
でも格安SIMだけを使うよりも、2台持った方が、実はおトクなんですよね。
ガラケーは電池持ちが異常に良い
ガラケーはスマホに比べ、バッテリーの持ちが異常に良いです。
スマホの場合、通話したいなと思った時に画面を見たら、残り30%と表示されていて少し不安になったという経験は、誰しもあるかと思います。
ガラケーなら、充電することを忘れてしまうくらいバッテリーが持ちます。通話時にバッテリーを気にしなくて良いというのは、精神的にもとても良いことです。
特にネイティブフィールドに行って万が一トラブルに遭遇してしてしまった時など、何日もバッテリーが持つガラケーを所持していれば、それだけで救助してもらえる確率が上がると思いませんか?
個人的に3大キャリアとの契約は継続すべきと思う
ナンバーポータビリティを使ってキャリアを移る時や、各種クレジットカードのキャンペーンなどで優遇されるのは、docomo・au・SoftBankの3大キャリアと契約している場合のみ、という場合があります。
3大キャリアとの契約を、何らかの形で残しておくのは大事なことだと思っています。
通話もデータ通信も格安SIMに一気に移ってしまうと、3大キャリアとの繋がりが完全に切れてしまいます。
具体的な持ち方
では、2台持ちになるために具体的にどのように進めるのか、手順を追ってみましょう。
まずはガラケーにナンバーポータビリティ
今使っているスマホから、ガラケーに乗り換えます。
どうせなら端末代金を0円で手に入れたいので、ナンバーポータビリティをして他社に乗り換えます。
今使っているキャリア以外であれば、どこでもOKです。
2016年2月から総務省の割引規制が始まっていますが、2016年10月時点で、ガラケーはこの規制の対象外です。
そのため、端末代金一括0円での引き抜き合戦を引き続き継続しています。これに乗っかってしまいましょう。
一括0円端末の探し方
街の携帯販売ショップから情報を入手します。
下記の、各携帯ショップが出している情報をまとめて取得できるサービスを利用します。
乗り換え先のキャリアで出しているガラケーの機種をここで検索してみると、「一括0円」と書かれているものがヒットします。
必ず「一括0円」と書いてあるものを選んでください。
ここで言う「一括0円」は、現在使用しているスマホを下取りに出す代わりに、新しいガラケー端末が0円で手に入るという意味になります。
ショップによっては、現在使用しているスマホを、高額で下取りしてくれるものも出てきます。
魅力的なものを見つけたらショップに電話をして、条件を確認してから出かけた方がトラブル無く無難です。
最低限、下記は確認しておきましょう。
- 一括0円にするために、何か条件はあるのか。
- 契約しなければならないプランやサービスはあるのか。ある場合、それはいつ解約しても良いのか。
- 現在使用しているスマホを下取りしてくれるのか。してくれる場合、いくらくらいで下取りしてくれるのか。それはいつ、どんな方法で支払われるのか。
- 同時に複数台契約すると、さらに良い条件にしてもらえるのか。(家族で乗り換えを検討している場合は、特に確認必須)
ナンバーポータビリティの手続きだけになりますので、家の近くに魅力的なショップが無くても、何かの機会でそこに1回だけでも行くことができれば、手続きは完了できます。
休日の買い物のついででも良いですし、長期休暇で訪れた先でも良いと思います。
私の場合
上記サイトから一括0円のショップを探し、SoftBankのiPhone5s 64GBから、auのガラケーにナンバーポータビリティしました。
通話のみの使用でコストを最小限にするため、データ定額やEZ WINなどは契約しません。
- 端末代金:0円
- 通話代:定額かけ放題
- 割引:誰でも割、家族割
- オプション:安心ケータイサポートプラス(税込月額410円)
- 合計:税込月額1,978円
iPhone5sは下取り金額が非常に高く、ン万円のキャッシュバックもいただきました。
結果としてキャリアの2年縛りの違約金が丸々捻出でき、さらにお釣りまで出ました。このお釣りは、データ通信用端末を購入する頭金になります。
キャリアの契約終了月まで月々の料金を払い続けるよりも、中途解約代金を払ってナンバーポータビリティした方が年間のトータルコストは安くなりますので、迷わずサインしました。
かけ放題が必要ない場合は、無料通話分付きの安いプランもあります。その場合は、100円台で持つことができるでしょう。
ガラケー契約時のポイント
- キャリアメールを契約することもできますが…
月額324円の基本料とデータ定額契約をすれば、@ezweb.ne.jpなどのキャリアメールを使うこともできます。
しかし最近はLINEなどメール以外でいくらでもやり取りできますし、Gmailなど高機能メールもフリーで使うことができます。
年間4,000円もかけてキャリアメールを使う意味は、ほぼ無いと思っています。 - 保証は付けなくても可
私はアウトドアでの使用を考慮に入れ、安心ケータイサポートプラスを付けました。これはお好みで、付けなくても良いと思います。
モバイル端末の調達
ガラケーを確保したら、次はモバイル端末の調達です。
スマホなどを既に持っている方は良いのですが、私のように下取りを含めたナンバーポータビリティをした場合は、新規で調達が必要です。
スマホを始めとした、モバイル端末の調達先は下記サイトがおすすめです。
後に契約するデータSIMとの相性があるので、docomoの「白ロム」と書かれているものか、SIMフリー端末を入手してください。
データ端末はSIMが入れば良いので、大きくても良いならスマホではなく、タブレットでも可です。
私の場合
私の場合は、データ通信用端末をヤフオクで入手しました。
docomo Xperia Z3 Compact 白ロム。未使用品で、当時3万円台前半でした。
これまで3世代iPhoneを使用してきましたが、これを機にdocomoのAndroid端末に移行しました。
なぜiPhoneを止めたかというと、当時はおサイフケータイが使えなかったから。おサイフケータイは節税に使えるので、iPhoneを持つ意味が個人的に全く無くなってしまったんですね。
iOSは確かに素晴らしいのですが、iPhoneの端末代金が少し高いことと、当時は防水にするために別途お金が掛かることもネックになりました。Xperiaは、元々防水です。
データSIMの契約
いよいよ最後、データSIMの契約です。
格安SIMと呼ばれているものですが、実はdocomo回線を使ったdocomo系SIMと、au回線を使ったau系SIMに分かれています。
docomo系SIMは、docomo端末かSIMフリー端末を使う必要があります。
同じくau系SIMは、au端末かSIMフリー端末を使う必要があります。
docomo系SIMの方が、価格も安く安定している傾向があります。
そのため前述のデータ通信用端末は、docomo系かSIMフリーをおすすめしました。
おすすめのデータ通信用docomo系SIM
-
楽天モバイル
- 月額料金:税抜525円~
- 初期費用:税抜3,394円
- 最低契約期間:データSIMの場合、無し
- 翌月へのデータ繰り越し:可
- おすすめユーザ:月3.1GB以上を使用する方
ヘビーユーザにおすすめ。
楽天スーパーポイントが月額利用料金100円で1ポイント貯まります。楽天市場でのお買い物が常にポイント2倍になる特典がありますので、楽天サービスをよく使う方、楽天ポイントを貯めている方にはぴったりです。
データ通信SIMを選ぶ時のポイント
- データの翌月繰り越しができるかどうか
月内使い切りではなく、使い切れず残ったデータ通信容量を翌月まで繰り越しできる事業者かどうかがポイントです。
繰り越しできる事業者は限られていますので、注意しましょう。 - SMSは本当に必要か考えましょう
SMSやショートメールは、ガラケーでも受信だけなら無料でできます。どうしてもモバイル端末でSMSを送信しなければならない理由があれば別ですが、契約しなくても特に不自由しません。 - 光回線のWi-Fiが使える環境か確認しましょう
自宅や会社で光回線のWi-Fiが使える場合、普段はWi-Fiを使用し、外出時だけLTEによるデータ通信という使い方ができます。この場合、よほどのヘビーユーザーでなければ、データ通信量は月1GB~2GBもあれば充分です。
私はWi-Fiとの併用で、データ通信は月1GBで契約しています。この通信量で、不自由無く使えています。 - 契約のSIMサイズは、nano SIMで
データ通信SIMを契約する際は、SIMサイズを選択することができます。一番小さいサイズである、nano SIMで契約するようにしましょう。
万が一、端末側がnanoよりも大きいmicro SIM対応だった場合でも、マウントアダプターを使用すれば、問題無く入れることができます。
結局いくら安くなったのか
ここまでやって、結局いくら安くなったのかということで、金額を出してみます。
これまで
SoftBank iPhone5s 64GB
割賦契約 月額:約9,000円(通話料など全て込み)
節約後
auガラケー:月額1,978円
データSIM:月額521円
端末代(24分割計算):月額約1,300円
月額合計:約3,799円
月額約5,201円、年間約62,412円の節約に成功しました。
かけ放題なので、通話料も込みの明朗会計です。
これをすれば、誰でも1年に1台イグジストやステラを新品で買うことができますよね。
携帯代節約術のデメリット
料金面では物凄いメリットですが、いくつかデメリットもありますので、把握しておきましょう。
- キャリアメールを使うには、プラスで料金が必要
ガラケーに月額料金をプラスして支払えばezweb.ne.jpなどのキャリアメールを付けることができますが、これだけに年間4,000円以上は無いな、と思ってしまいます。
Gmailという高機能なフリーメールがデータ通信機で使えますので、そちらを検討すると良いと思います。 - LINEのID追加がやりづらい
キャリア以外のデータ通信用SIMだと、LINEの年齢認証が通らないので、オンラインでのID追加ができません。
実際に会ってお互いバーコードの読み込みをすれば、ID追加できます。
どうしても会えない場合は、QRコードのキャプチャを撮ってPCなどにメール添付で送り(送ってもらい)、それを読めば行けそうな気がします。 - 2台持ちが面倒
すぐに慣れますが、最初はやはり面倒です。
まとめ
これまでのように、キャリアのショップに行ってほぼお任せで契約することに比べたら、自分で動く部分が多いので面倒に感じるかもしれません。
ただ、年間6万円以上も節約できますからね。黙ってても1年に1度、ハイエンドリールに手が届きます。
私はこのことを知ってから、迷わず手続きしました。皆さんも是非、お試しください。
今回は手持ちのスマートフォンを手放す方法で書いてみましたが、スマートフォンを手元に残したい場合はAmazon「携帯電話」などでガラケーを手に入れ、各キャリアのショップで手続きすれば良いかと思います。
おすすめのデータ通信用SIMはこちら
-
楽天モバイル
- 月額料金:税抜525円~
- 初期費用:税抜3,394円
- 最低契約期間:データSIMの場合、無し
- 翌月へのデータ繰り越し:可
- おすすめユーザ:月3.1GB以上を使用する方
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楽天スーパーポイントが月額利用料金100円で1ポイント貯まります。楽天市場でのお買い物が常にポイント2倍になる特典がありますので、楽天サービスをよく使う方、楽天ポイントを貯めている方にはぴったりです。
データ通信用端末の調達はこちらから
※2016年10月時点での情報を元に執筆しています。制度変更や業界の環境変化などで、相場や月額料金などのサービス内容が変わる可能性もあります。
ん~正直倒くさいと思ってたけど・・・イクジスト!ステラ!って思うと心が動く(笑)
Posted by N@O / 2016年11月10日14:34