2009年最終戦を、N@O氏と戦ってきました。
結果的には最終戦でまさかの洗礼を食らってしまったわけですが、納得の1日でした。
高水温期は2009年7月下旬の中禅寺湖釣行時にも経験があったのですが…。
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高水温でもレイクトラウトを引き出す
朝、ピーカン無風。
水温を測ると18.6度。これでもだいぶ下降傾向なので、結構可能性はありそうです。

タックルをセットして、すぐにフランス沖へ。尾根を舐めるように打ち、ネチネチ粘ります。
8時半過ぎ、N@O氏に狙い通りレイクトラウトがヒット。
高水温のためにファイトは鈍く不満そうでしたが、この時期のキャスティングでのヒットは大したものです。
N@O氏は6月後半に中禅寺デビューして、これで打率が7割を超えました。
その後はアタリも止まり、大尻~丸山を流してみますが無反応。
山側に移動し、阿世潟~五大尊を流しますが、やっぱり無反応。
フランスに再び戻りますが、やっぱり無反応。
厳し~い…ということで、昼食後に昼寝をして体力を回復。夕方のフィーディングタイムに備えます。
反応が出始める
夕方、国道側のブレイクを東風に乗せて、流しながら打ってみます。
狙いはホンマスとブラウントラウトです。
起伏に富んだ沖目を流していくと、12番~だるまの間でビミョウなアタリ。
アワセてみますが、重さは無く、ピクピクと竿先が揺れるのみ。
乗り切ってないのかと思い、数回聞き合わせをして巻き取りをしてみると…
付いてました。手のひらサイズのチビホンマスが。
ボートから5m付近の表層でフックアウト。フラフラして帰っていきました。
その後だるま~石ザッカの間、水深10mのボートポジションで、やっとこさ本日初のまともなアタリ。
フッキングすると、ロッドにドンと魚の重みが乗ります。
この水深で掛ければブラウン、しかもこの重さなら50cmオーバー確定でしょ、と心の中で思いながら慎重にやり取りしますが、まさかのフックアウト。
2回もチャンスがあって獲れなければボーズかなと思いましたが、やはりそうなってしまいました。
しかし、狙い通りに魚は出てくれたので満足です。
高水温期のヒントを掴む
今シーズンは最後までキャスティングということでやってきましたが、どうしても灼熱の8月に行けなかったのは残念です。
しかしわかったことが1つ。7月でも9月でも、キャスティングで充分狙えるということです。

ボート使用、かつポイント選択が重要というハードルはありますが、意外と予想より魚の反応はあったなという印象です。
高水温期に私が反応を引き出すために気をつけていたことは、以下の3点でした。
- ディープゾーンの攻略(適水温帯とサーモクラインの意識)
- 変化が絡んだエリアを中心とした、どちらかというとオープンウォーターよりもここぞ!というピンスポットを意識した攻め(水通しとベイトの意識)
- トローリングにはできないルアーアクション(タダ引きに慣れたトラウトたちに口を使わせるルアーアクション)
狙い所さえ正解であれば、キャスティングでのプレッシャーが極端に少ない分、良かったのかなと思っています。
ヒントを掴めたので、来シーズン以降も禁漁までキャスティングを続けてみたいですね。






