西武園ゆうえんち ニジマス釣り場 2011年第1戦目のトラウトルアーフィッシング釣行記録

東日本大震災の混乱も覚めやらぬ中。
「お金を使うことこそ、最大の貢献」とし、友人N@O氏と2日連続釣行を計画。

1日目は西武園ゆうえんちで肩慣らしです。

天気は良いが、水面が静か

時は4月。ネイティブフィールドが解禁になっていること、そして震災の影響もあり、人はまばら。
今日はベイトタックルのみ持参。このフィールドにしては重め、強めのルアーで通すつもりでした。

ラン＆ガンで放り込んでいきますが、水面が静か。
この時期であればライズの1つや2つ、あっても良いのですが。はて。

花粉に苦しむN@O氏

キャストしていくうち、ある疑問が2人の頭に浮かびました。
「もしかして、魚が入っていないんじゃ…？」

アタリも無し、ライズも無し、魚を釣り上げている人も無し。
時は福島第一原発がアヤシイ状況で、放射能の影響から魚を全て退避させている？（確かにイケスに魚はいませんでした。）
もしくは、魚を東北方面から仕入れていたとしたら、震災の影響でままならなくなっている？

花粉症のN@O氏はマスクで完全武装していますが、花粉症と魚の反応無しの状況で結構辛そうです。

係員のおじさんの一言が全てを物語る

半分キャスティング練習と割り切りつつも、何か残っている（入っている）だろうと色々試してみます。

キワを通したり、誘いを入れたり、横で引いたり、縦で叩いたり、ボトムをクランクベイトで叩いたり…
考えられるあらゆることを試しましたが、本当にアタリすら無し。

係員のおじさんと帰り際に言葉を交わしましたが、おじさんが繰り返し言っていた言葉が印象的でした。

「ごめんね、ごめんね。」

世間の事情が事情なので過度な文句を言うつもりは全くありませんが、もし私たちの予想が当たっているとしたら、何らかのアナウンスはして欲しかったかなと思います。
ですがここはカジュアルに行ける釣り場なので、個人的には結構好きです。また来年行こうと思います。

それにしても、震災の影響を初めて肌で感じた瞬間でもありました。
仕方が無いので、明日の開成フォレストに期待することにします。