今年もプールシーズンが本格的に開幕ですね。
西武園ゆうえんちは、前回2011年4月の悪夢以来の釣行となります。
13日に2012年12月中旬に本栖湖へ釣行してから、年内にできるだけ寒空の中でのゲームをしたい衝動に駆られてしまい、決行しました。
スポンサーリンク
意外と反応は素直
10時過ぎ、西武園ゆうえんちに到着。
何だか若干懐かしみながらプールに入ると、結構人が多いです。
29日あたりから休みの人が多いかなと思っていましたが、甘かったようです。
まずは様子見で光り物、プレッソ・レイブ1.5g(ゴールド)をチョイス。
1投目からヒット。続いて2投目もヒット。珍しいのですが、いきなりバッチリとハマってしまったようです。
その後も細かくレンジを刻み、カラーを変えながらコンスタントにヒットが続きます。
型はイマイチながら意外に素直な反応で、楽しませてくれます。
昼時は少し渋るが、午後も好調
昼時は少し食いが渋り、ボトムを狙っている方以外は割と沈黙気味になります。
なんとか巻きで食わせられないだろうか…。
リトリーブに変化を付けてあげると時々乗りますが、クランクベイトやミノーを使っても芳しくなく、忍耐の時間が続きます。
場所を移動しながら打っていくと、13時過ぎくらいから再び活性が上がり始めました。
少しウェイトコントロールして1.8gをメインに組み立て、レンジを刻むとポンポンと連続でヒットし始めます。
同じことをしても仕方ないので、少しアソビを入れて、掛けの釣りと乗せの釣りで釣り分けてみます。
まずは掛けの釣り。
ファメルトラウトはラインカラーがチタニウムブラウンなので、視認性はあまり良くありません。
しかし逆光にキャストし、ティップを水に付けてからリトリーブすると、充分ラインが見えます。
巻いてくるとツンッとラインが走ったり、横に入ったり、たるんだり、色々な反応が出ます。
全部掛けに行きますが、乗るのはそのうちのわずか。魚の反応が視覚的にわかる攻めの釣りは、やはり面白いですね。
続いて乗せの釣り。
チューニング済みEXISTの性能に頼り切り、巻きに違和感が出る、乗るアタリだけを拾っていきます。
風が吹いても関係ないので、やはり安定しています。
スレてはいるのでしょうが、食い込まない感じではなかったので、以降は乗せの釣りに終始します。
日が傾くと少し渋る
この時期の特徴かもしれませんが、日が傾き始めると若干活性が落ち始めます。
目を懲らすとチェイスしてくるのは見えるのですが、食い込みません。
目先を変え、リトリーブに変化を付け、反応を引き出す忍耐の釣り。
ここでも光り物を差し色に加えると、素直に反応がありました。
15時半頃、集中力が落ち、寒さを感じてきたので納竿しました。
魚の反応を出すために行った少しの努力
タダ巻きでヒットする時間帯も多かったのですが、より多く魚の反応を引き出すために私が行ったことは以下の3つでした。
少しでも次回釣行時の参考になれば幸いです。
ルアーカラーを絞り込む
最初に光り物が当たったので割と楽に絞り込めていったのですが、個人的に反応が良かった色はかなり絞られていました。
ゴールド、シルバーの光り物、マスタード(からし)、ライトグリーン、ホワイトの明るめの色と、ライトブラウン、ライトオリーブ、グレー、ブラックの暗めの色。
カラーに関してはこのローテーションで充分でした。どちらかと言うとファジーな色に反応が偏っていた印象です。
ルアーアクションを絞り込む
終始綺麗にアクションするルアーではなく、自動でバランスを崩してくれるスプーンが安定していました。
メインで組み立てたのは、ヤリエのピリカモア1.5g・1.8gでした。
綺麗に泳ぐプレッソのレイブなどを使用する際は、タバコの灰を落とすようにロッドを叩いてティップを揺らし、わざとバランスを崩したり、リトリーブスピードに変化を付けて反応を引き出すようにしていました。
余談なのですが、足下が寒くて時々タンタンタンッと足でリズムを取っていました。これがうまくバランスを崩す役割になっていたのは秘密です。
スプーン自体のアクションとしては、ウォブリングのみのタイプは駄目で、ウォブンロール系のアクションが強かったです。
細かいカウントダウン調整を行う
今日のキモはこれだったのではないかと思っています。
プールなので水深はたった1mなのですが、細かいレンジ調整でだいぶアタリの出方が変わっていた印象です。
魚が溜まっていたレンジはボトムのほんの少し上だったと思いますが、水平に動くものよりは落ちてくるもの、浮き上がるものに反応していた印象です。
巻いては落としを繰り返したり、その途中でリトリーブスピードに変化を付けると素直に乗ってくる場面が何回もありました。