皆様、明けましておめでとうございます。
2013年初釣り。今年選んだのは、静岡県御殿場市にある東山湖フィッシングエリアです。
ここは6歳の時、人生で初めてトラウトルアーフィッシングをした、記念すべき管理釣り場でもあります。
それから30年弱。今もきちんと営業されているということで、嬉しい限りです。
今回は人生初トラウトルアーフィッシングを指導してくれた、親父との釣行です。
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御殿場プレミアム・アウトレット渋滞にハマる
例によって充分日が上がる頃に着くよう、遅めの出発。
意外とすんなり来ましたが、途中から謎の渋滞。原因は、御殿場プレミアム・アウトレットに行く車の渋滞です。
バスと一般車、入り乱れてのノロノロ運転。
結局釣り場についてスタートしたのは、午前11時頃でした。
入るところが限られる
南西強風、時々突風。
かなり強めの風で、風裏となる南側のレストラン前、枯れ松、アジサイ、インプレッサ、切れ目は大混雑。
その中で、木がオーバーハングしているインプレッサの角に入り、とりあえず様子見。
時折水面がザワついていますので、活性は良さそうです。
1投目、ウォーターランド・ネイラー1.5gのクリーム色をキャスト。
スローリトリーブ中にズドンッ!で、レギュラーサイズのブラウントラウトがヒット。
幸先良いスタートになります。
しかし後が続かず。
早々に見切り、風はまともですが人は少ない、桟橋右へ移動します。
ヒットレンジ=オールレンジ
周りのフライマンやルアーマンを参考にしてみても、当たっているレンジがよくわかりません。
上を狙っている人も、ボトムを狙っている人も、みんな当たっているようです。
親父は1m前後のレンジで来ているようで、参考にしてカウントダウンで直撃してみます。
Aniデザイン・ナウススプーン2gを、デッドスローよりも早めのスローで巻いてくると、ズドンッ。
カーディフ・ロールスイマー2.5gのスローリトリーブでもズドンッ。
ナック・フェイクベイト3gのスローリトリーブでもズドンッ。
少しウェイトを上げて、スミス・ピュア3.5gのスローリトリーブでもズドンッ。
最大は5gまでウェイトを上げましたが、要約するとなんでもアリな状態。
リトリーブスピードもミドルまで上げてみたり、カウントも0~10まで色々試しましたが、全てヒットしました。
巻きで好調なのであえてやることも無かったのですが、一応縦も反応があるかチェック。
PEにフロロカーボンのリーダーを付け、縦アクションで探るとすぐに反応がありました。
17時前に納竿しましたが、ほとんど釣り座を移動することなく、飽きない程度に加算できました。
あまり頭を使わず、純粋に楽しく釣りができました。良い釣り始めでした。
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振り返り
ルアーカラー
終始安定していたのは派手目の色で、蛍光系、光り物系でした。
これにオリーブなどの暗めの色も混ぜて、かなり広い範囲の色でヒットが出ていました。
あまり深く考えなくても良かったです。
ルアーウェイト
風が強いこともあり、2.5~3gを中心に組み立てれば充分でした。
最初に入った水深が浅い場所では、放流で魚が上ずっていることもあり、1g台でもヒットしました。
ルアーアクション
カウント3~5程度からの巻き上げ中のバイト狙いが有効で、リトリーブ中は下手にアクションを加えない方が好反応でした。
ウォブリング系で押して、落ち着いてきたらローリング系に切り替えると、また素直にバイトする状況。
フレッシュな魚が相当多かったのでしょう。
一方でクランクベイトなど強いルアーは、反応が今ひとつ。
ミノーは試していませんが、イトウなどの大物狙いの方は大きいミノーの早いトゥイッチやジャークで、ブラウントラウトやイワナ系を結構ヒットさせていました。
タックル選択
掛け(SS-62EXL・改)と乗せ(BWS-66T)、両方のロッドでヒットしていましたが、途中から掛けの方でバイトを弾くようになってきました。
早合わせではなく、少し食い込んでもらってから合わせた方が良いイメージだったので、完全にペニャペニャのBWS-66Tに軽い巻き心地にチューニングしたEXISTを乗せ、ラインにはフロロカーボンを使用。
"巻きに何か違和感が出たら巻きアワセ"というパターンで数を稼ぎました。
突風でラインはおろかロッド自体も煽られる状況では、タックルバランスと性能が、有利にゲームを進められる条件の1つだったかもしれません。
※ここで言う性能とは、高価とか有名メーカーのハイエンドモデルという意味ではなく、あくまで本当の意味での"タックルの性能"のことです。
高活性の原因
放流効果はもちろんあるのでしょうが、突風で湖がかき混ぜられたことによる、酸素注入が大きな要因だと思います。
風も寒い富士山からの吹き下ろしではなく、南風でした。
1.大量にフレッシュな魚が入っていて、2.水温を下げることなく酸素含有量が多くなったので、3.活性が上がり、自由に泳ぐためヒットレンジが固まらず、4.タイムアップまで終始高活性だった、と言えるのではないでしょうか。
エリアとしての懐の深さを再確認
今回の私のようにニジマス狙いの楽しみ方もできますが、この管理釣り場の醍醐味は何と言っても大物狙いではないでしょうか。
イトウを筆頭に、大型のブラウントラウトやイワナがいますので、ライト~ミディアムクラスのロッドで大きいミノーを豪快に使いこなしてみるのも楽しいと思います。
またトレーラー(フックを取った重めのスプーンにリーダーを付け、その先に毛針を付ける釣り方)も可能なので、小さいお子様やこれから始められる方も、魚の顔を見ることができると思います。
東山湖、実はかなり懐が深い管理釣り場です。