いよいよ禁漁の足音が聞こえてくる、8月下旬。
前回2015年8月6日の中禅寺湖レイクトローリング釣行は、山側沖を狙ってホンマスを引き出しました。
そこから半月以上たっていますし、季節も季節なので、恐らく湖はまたパターンが変わっているはずです。
果たしてどういうゲームになるでしょうか。
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レイクトラウトに遊ばれる
午前5時過ぎ、出船。
まずはフランス沖からスタートします。
レッドコアはこれまでメインで使用していたCabela'sではなく、Sufix 832 Advancedを使用。
Cabela'sと比べてかなり潜行深度が違うようなので、今回は深度チェックも意識しての釣行です。
レッドコアは60ヤード、70ヤードからスタート。前竿は14m出し、15m出しからスタートです。
前竿はドジャーで振り、レッドコアは素曳きです。
セットしてコースを考えていると、尾根に差し掛かったところでレッドコアが2本ともジーッ!と入っていきなりのヒット。
残念ながら抜けてしまいますが、活性は高そうです。
山側チェックはやはり不発
レークオカジン前~フランス~西六番で折り返し、栂~八丁~上野と山側チェック。
途中で掛かるのは、全てレイクトラウトです。
最大で60cmほどですが、とにかく掛かればレイクトラウト。
ホンマスのバイトや魚影は全く無く、やはり終盤パターンか…ということで、検証が終わった時には既にプライムタイム終了です。
仕方が無いので、攻め方を大胆にシフトします。
メインの狙いはブラウントラウト、次に活性の高いレイクトラウト。事故が起こればホンマスです。
コンディション抜群のブラウントラウト
狙いは、水深12m~15mのブレイク。
ショアからのキャスティングをやっている方はご存じだと思いますが、10m前後のブレイクはルアーロスト多発地帯です。
角のロストが嫌で、今までこのブレイクをタイトに攻めたことはありませんでした。
今回はSufixの深度テストも兼ねているので、オリジナル角を使って果敢に攻めてみます。
山側チェック後にそのまま岸ヶ淵に入り、金谷。
レッドコアはここで、65ヤード、70ヤードに調整します。
"ブラウン、カモン!"…ジジジジジジジジーーーッ!
お腹パンパンのナイスコンディション。このブラウントラウトは、65ヤードにアタックしてきました。
長さは55cmでしたが、見た目はもっとあるように見えます。
その後ザッカから西六番まで攻め、ほのぼのサイズのブラウントラウトとレイクトラウトを量産。
たまにはこんな釣りも楽しいです。
ブラウントラウトはサイズアップ
昼休憩後の午後、引き続きブラウントラウトを狙ってみます。
大崎近辺から入り、レッドコアは65ヤード、70ヤード。
途中75ヤードくらいまで出しを調整し、レイクトラウトをポツポツ追加。
だるま沖では51.5cmのブラウントラウトがヒット。2本目の50cm台です。
このブラウントラウトも、お腹がパンパンです。
さらに金谷~岸ヶ淵間。
一本松沖から少し角度を付けて岸ヶ淵方面に入り、さらにやや沖目に向けてしばし航行した時。
70ヤード出しのレッドコアがジジジジジーッ!
思い描いたトレースコースで気持ち良くヒットしたのは、太めのブラウントラウト57cm。
2014年は、セミルアーで63cmのブラウントラウトを仕留めています。トローリングでも60cmオーバーゲットかと思いましたが、惜しくも3cm足らず。
しかしセミルアーで仕留めたブラウントラウトとは比較にならないくらい、良いコンディションです。ベイト効果ですね。
イメージはマイルドなフォールから続くマイルドな巻き上げでしたが、これはしてやったりなヒットでした。
ヒット時のボートポジションは水深25m以上でしたので、肩から追ってきて食ったのか、ベイトを狙って沖を回遊していたのか、定かではありません。
その後はベイトボールの水深を参考にして流し、通算20本目となるレイクトラウトを確保して終了。
ザ・柄モノ祭りを堪能しました。
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いつものシーズンとちょっと違う?…振り返り
今までトローリングで20本以上釣ったことは無かったのですが、こういう釣りもなかなか面白いですね。
型を狙うのであれば違う攻め方をしなければなりませんが、ほのぼのサイズで良ければ、今は楽しくトローリングができそうです。
湖の状況が例年と違う?
達人のます尾さんが運営されているブログのエントリ、ます尾くんの釣り「中禅寺湖 8/19(第6戦)」にも書かれていますが、今年はパターンが明らかに違うようですね。
やはりデカホンマスは、1ヶ月ほど季節進行が前倒しになってしまっていたようで…残念ながら残りのシーズン、望みは薄そうです。
Oさんがこの日、ブリブリの45cmオーバーを獲っていますので、いることはいるんですよね。(羨ましい…)
レークオカジン「湖畔の様子 8/29」
ベイトパターンを意識したルアー選択が重要
昨シーズンの経験では、この時期くらいからルアー選択がかなりシビアになってくるはずなのですが、今シーズンはそこまで神経質にならなくても食ってくるように思えます。
理由はワカサギの大量発生で、トラウトのメインベイトが、この時期でもワカサギになっているからだと思われます。
そのため角のサイズもワカサギに合わせてあげる必要があり、この日は試した結果、5cm台後半~6cm台が最も食いが良かった印象です。
参考までに、57cmのブラウントラウトが釣った直後にベイトを吐き出しましたが、10cm以上ありました。
ビッグミノーも面白そうですね。
ベイトボールとブラウントラウトのヒットで深度を予想
メーカーによって、レッドコアの深度は違います。
SufixとCabela'sも当然違うので、色々試行錯誤してみました。
ベイトボールが水深10m~13mの間に散見され、その下にトラウトが着いている状況。
65ヤード、70ヤードでブラウントラウトがヒット。
すると、レッドコア本線の到達深度は?角の到達深度は?…Cabela'sよりも深い気がしますね。
また自分的アンチョコの作り直しになってしまいますが、こういう謎解きもまた、トローリングの醍醐味だったりしますね。
中層を自在に泳ぐホンマスを狙おうとしなければ、こんなことしなくても良いのかもしれませんが…。