消化不良だった2017年5月24日の中禅寺湖釣行から1週間。
今回は季節的な要因もあり、大きくゲームを変えて挑みます。
トローリングとセミルアーキャスティング。欲張りな二毛作です。
うまく行くのか、勝負の5戦目です。
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まずはトローリングでスタート
朝4時過ぎ、出船。
朝一の良い時間帯、最初はトローリングで勝負することにします。
今回は、これがあったので特に楽しみでした。
オフシーズン中に作り込んでいた角が、ようやくウレタンコーティング行程に。
なんとか滑り込みでこの日の釣行に間に合いました。
スイムテストはほぼ無しでしたが、まあ泳ぐでしょうと楽観し、レッドコアと前竿にセット。
狙いのコースを流していきます。
幸先良くヒット!
レッドコアは15ヤードと20ヤード、前竿は10m前後の出しからスタート。
船速は3km/h前後で様子を見ます。
この日はモニタリング調査の日だったようで、調査船も出ています。
先行者もいたため、外側から流して、角度を付けながらコースにインしようと考えていました。
予定通り旋回して流すと、15ヤードにセットしておいたレッドコアが幸先良くギュイーンと入り、シンクロがジーッ!
ニジマス55cm。狙いのホンマスではありませんでしたが、一発目にしては上出来です。
両方のカンヌキと尾ビレが傷付いていましたが、胸ビレが角張っているのは稚魚放流の証拠とのことで、素直に嬉しいです。
ヒメマスも少々ゲット
前竿には、レッドコア同様にオリジナルの角、そしてヒメトロ仕掛けをセット。
ここに付ける角は、ヒメマスやホンマスを意識して作り込んだものをチョイスします。
ヒメマスの群れを見つけてインすると、ズドンッと入る気持ち良いバイト!
当然ながらヒメトロ仕掛けの方が食いが良かったですが、合計10本を確保。また美味しくいただくことができます。
サシを付けなくても、おかず分なら確保することができますね。
レイクトラウトもヒット
時間の経過とともに上の反応が無くなったため、棚を少し下げて30ヤードでトライします。
反応は鈍くなってきていましたが、突然ガクガクッとロッドが入り、シンクロがジーッ!
レイクトラウト68cm。
ニジマスを獲った時と同じ角にヒットしました。この日は幸運にも、この角が当たっているようです。
ベイトを追っているやる気がある個体だったためか、浮上させるまでなかなか時間が掛かりました。
リーダーが入ってからの突っ込みファイトは、ダイレクト感満載で楽しいですね。
本命のホンマスが欲しい
ここまでニジマス、ヒメマス、レイクトラウトと来ていますが、メインで狙っているのはホンマスです。
いつもはホンマスの方がズドンと来るはずなのですが、ここまではまさかの1本。
風向きなど自然条件が変わったため、少しパターンを変えて角をセットし直します。
レッドコアは25ヤードと35ヤードにセット。
湖の右岸側を丁寧に攻めていると、パターンを変えた角に狙い通りズドンッ!
ホンマス42cm。ありがたや、また私の角にヒットしてくれました。
サイズはもちろん大きい方が嬉しいのですが、自然条件とヒットした傾向から角を選び直し、魚を引き出した行程がハマッた感があり、最高でした。
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セミルアーをトライ
時刻は午前10時。
トローリングでのヒットが遠のいた段階で、いよいよこの時期ならではのキャスティングゲームに入ります。
選んだルアーは、ティムコのシケイダーマグナム。2014年に63cmのブラウントラウトを獲ったルアーです。
風は南東風になっていたので、良い感じに巻き返しの風が入る場所からスタート。
1投目、シェイク&ポーズで反応無し。何回か繰り返し、ピックアップのために水面をホップさせてきていた時でした。突然、右斜め後方からニジマスが急襲。旋回し、セミルアーを見ています。
"おお…!"
思わず声を出しながら、とっさに少し速めにリトリーブしてバタ付かせると、狙い通りスイッチが入ったのか後方に付きました。
距離が縮まってきたところでシェイクを入れ、食わせのラストアクション。
頼むから、これで食ってね~!…ガバーンッ!
ニジマス48cm。本命のブラウントラウトではありませんでしたが、魚種に合わせてうまく誘いを掛けることができました。
とても綺麗な個体で、胸ビレも尖っていましたし、尾ビレには銀の筋が入っていました。稚魚放流の個体と思われます。
48cmだったら50cmと申告する方も多いかもしれませんが、嘘をついても仕方ありません。
私は魚のサイズについては、いつもシビアに真実をお伝えしています。
結局、本命のブラウントラウトをセミで獲ることはできませんでしたが、こんな綺麗なニジマスが出てくれたので大満足でした。
午後は大苦戦
昼食後の午後、再びトローリングでホンマスを狙います。
風はめまぐるしく変わっており、今度は北東風に変化したようです。サーチしながら流していきますが、ノーピクの時間が続きます。
途中、今シーズンから導入を検討しているこんなタックルも持ち込み、テストしてみます。
KHB謹製、ダウンリガーロッド。
素晴らしいロッドをありがとうございます!
クランプ部分を調整すれば、いよいよ実践投入できそうです。
結局午後の部は、18時40分頃に起こった最後の時合で2本のホンマスを掛けたのみ。
Y澤ルアーと、ヒメマス・ホンマス狙いのオリジナル角での釣果でした。
トローリングは少し厳しい?…振り返り
前回、2017年5月24日の中禅寺湖釣行の結果を踏まえ、思い切ってゲーム自体を変えてトライしてみましたが、思い通りに行った部分と行かなかった部分が顕著でした。
特にホンマスがもっと出てくれればといったところですが、もう少しでしょうか。
水面が騒がしい季節到来
モンカゲのハッチやセミの落水など、水面が騒がしくなる季節がやってきました。
レイクトラウトは難しいと思いますが、ブラウントラウトやニジマスはセミにアタックしてきます。
タックルボックスに、1つは忍ばせておくと良いと思います。
稚魚放流の威力は莫大
数日前に、ホンマスの稚魚が放流されたようです。
動きが鈍く、弱い稚魚は、トラウトたちの格好のベイトになります。
この威力が莫大で、思うようにトローリングレンジに魚が回ってくれなかったようです。彼らが岸から散るまで、もう少しの辛抱でしょうか。
自分で作ったルアーで釣れたら最高
デカホンゲットの目標を胸に、オフシーズン中に作り込んでいた角を、この日実戦投入することができました。
自分で作ったルアーで釣れると、とても楽しいですね。
そして、あのパターンも必要、このパターンはもっと必要など、色々出てきてしまいます。
終わりなき道に、足を踏み入れてしまったようです。
1日48時間くらいあれば、色々すぐに対応できそうなのですが…。
五目まであと一種って中禅寺湖ではかなりの高難易度ですね(笑)
マップのしるしはシケイダーでニジを釣った位置ですか?
Posted by N@O / 2017年6月5日20:00