先週2018年7月12日の中禅寺湖釣行から、1週間。いよいよデカホンマスのXデーが来るのか、来ないのか、気の抜けない強化週間に入ってきました。
朝のみだった前回の状況を頭に入れつつ、チャンスがあればタイムアップ直前にも獲りたい―。そんなゲームプランを描きます。
釣り方にこだわらず、持ち弾(ツノ)を全力投入して、獲る!そんな意気込みの9戦目です。
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スタートからズッコケる
午前4時過ぎ、出船。さすがハイシーズン、多くの船が4時と同時に勢いよく出船していきます。
私はというと、ダウンリガーの準備もあり、一番最後にスタート。前回良かった場所から後追いで調査していくことにします。
まずは船速2.8km/hと低速からスタート。レッドコアは橋村角を2発、ダウンリガーはY澤角とオリジナル角をセットし、ドジャーを付けてみます。
レッドコアは50ydsと55yds、ダウンリガーは13m近辺からスタートです。
レッドコア50ydsを左舷にセットし、右舷をリリース中、早くも先ほどセットした50ydsがグングン入り、いきなりのヒット!ロッドの絞り込まれ方からホンマスに間違いないのですが、リーリング中に惜しくもフックアウト。
やはりここはいるなあと思いながらしつこく流していると、55ydsのレッドコアもズドーンッ!しかしファイト中にフックアウト。
計6発のバイトを出しながら、抜けや即バレが続き、謎のノーフィッシュタイムが続きます。これはまずい、まず過ぎる…。
明るくなり、半分祈りながら航行を続けていると、やっとヒット&キャッチ!
ブラウントラウト55cm。まさかの沖ブラウン、しかもスキニー過ぎです。
そのまま朝一番のチャンスタイムが終焉し、ホンマスのキャッチはゼロ。7発のバイトがありキャッチが1とは、これいかに…。
期待のヒットは魚種違い
朝一番が過ぎ、朝二番になると、途端にホンマスの気配が消えてしまいます。これはまずい、まず過ぎる…。
それでも可能性を信じ、3km/hに船速を少し上げて諦めず航行を続けていると、55ydsに突然良い感じのラインアラーム!
ニジマス40cm。ジャンプせず銀色ギラギラだったのでテンションが上がったのですが、まさかの魚種違い。
その後はアタリ無く朝二番も過ぎ、次なる手、速曳きを試してみます。魚は随分と映るのですが、口を使わないのでリアクション狙いです。
ダウンリガーを上げ、船速はリアクション狙いの4.6km/h中心。ルアーはキール系で、レッドコアは90ydsと100ydsで勝負です。
国道側を舐め、そのまま横断。そろそろ大日だなあと思っていると、突然100ydsのシンクロが大悲鳴!ジーイーーーィィィィィ!
通過時、狙い棚に大きめの反応があったのでもらった!と思いましたが、まさかの沖レイク64cm。
ここでも狙いの打ち手でヒットはするのですが、魚種違いです。ホンマスにとことん嫌われています。
レイクトラウトのキャッチ後、半分傷心のまま午前の部を終了。他船では数本ずつホンマスが上がっていたので、余計にガックシ来てしまいます。
朝のバイトがきちんと獲れていれば…。
午後も速曳き
昼食と仮眠後、午後の部は15時過ぎからスタート。悩んだ挙げ句、リアクション狙いの速曳きで通すことにします。
タックルはレッドコアのみで、船速は4.0km/h~4.2km/h中心。70yds~80ydsで勝負します。
朝の界隈から調査を開始すると、狙い棚にポツポツと魚影があります。いることはいるようです。
ウロウロしていると、突然70ydsでシンクロが大悲鳴!ジーイーーーィィィィィ!
ニジマス49cm。前触れなく、ものすごい回転でレッドコアが放出されたのでビックリしました。これはハマりそう…。
続いてゴミチェック後、右舷を40ydsで仮置きし、左舷のレッドコアから先に放出していると、仮置きのシンクロがまさかの大悲鳴!ジーイーーーィィィィィ!
30m立ちだったので怪しいなあと思いながらリーリングしてくると、首を振りません。後方で浮きながらファイトしますが、抜けてしまいました。これも恐らく、ニジマスです。
その後もシンクロが何回か大悲鳴を上げますが、いずれも抜けてしまいます。
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舞台は整っていたはず、しかし…
寒くない北東風が緩やかに吹き付ける18時過ぎ。雰囲気は最高潮に達します。
段々と魚のレンジが上がってきたなと思いながら航行していると、狙いのエリアの水深10m近辺に、突如大型の個体が映り始めます。
その下の、13m~14m近辺にも大型の個体が多数映っています。
"やばい、これは絶対デカホンじゃないか…!"
どちらを狙うかといえば、当然上!ということで、棚を合わせて航行を続けます。グルグル色々な角度から攻めますが、やはり口を使ってくれません。
少し塊から外れてもポツポツと狙い棚に映るので、今度はそいつらを狙ってみよう―棚を合わせ、船速は4.2km/h。さあ来い、来い…!
…ジーイーーーィィィィィ!
ブラウントラウト41cm。思い描いたコースでの航行中にヒットしたのでもらった!と思いましたが、まさかまさかの沖ブラウン2発目です。
今度はシートラウト系のシルバー個体でしたが、釣れてくれてありがとうという感情と、違う、君じゃないんだという感情が混ざり合い、非常に複雑な気持ちに…。
活性は上がっているので諦めず航行を続けると、18時50分頃に最後のシンクロ大悲鳴!ジーイーーーィィィィィ!
"頼む、ホンマスであってくれ…!"
狙いのサイズには遠い引きでしたが、祈りながら寄せてくると、まさかの途中でテンションゼロに。ガックシうなだれながら帰港しました。
やはり、持ってない…振り返り
ホンマスを綺麗によけて、他魚種が釣れましたというようなゲーム展開でした。この日はホンマス運がとことん無かったようです。
タラレバは駄目なのですが、朝の6発のうち、何本か獲れていれば…悔やまれます。
ホンマスは朝一勝負?
ここ最近の傾向としては、朝一番には必ず時合があるようです。比較的イージーにバイトが出ますが、それを外してしまうと、ホンマスのキャッチは難易度が極端に高くなってしまうようです。
では夕方は難しいのかというと、この日の魚の動きを見ていると、充分に狙えるようになってきた、と思いたいです。
夕方に浮いてきた魚の中に、デカホンマスが絶対に混じっていると思いますので、タイミングが合えば夕方でもキャッチすることは充分可能だと思います。
これらを獲れるように、次回までに頑張って徳を積んでおかないと…。
魚は極端に選んで食べている?
この日、ダウンリガーのバイトはゼロでした。朝の時合でも、ダウンリガーはピクリともしませんでした。
さらに、遅曳きも速曳きも、ルアーをかなり選んでいる印象でした。バイトが出るルアーは長い時間バイトが出続けるのですが、合っていないものは棚に入れてもピクリともせず、という形でした。
なぜかと色々議論したのですが、これらは透明度と密接な関係がありそうです。
10m以上の透明度があるとき、どのように魚にアプローチすべきか―これを頭に入れ、色々試しながら修正していくことは、かなり大事なことだと思われます。
もっともっと、多くの引き出しを持ちたいです。
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