1本もホンマスをキャッチできなかった2019年6月6日の中禅寺湖釣行から1週間。
季節の移行期で難しいと感じますが、そろそろ悪い流れを断ち切りたいところです。
狙いはホンマス。9戦目がスタートです。
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やはりコケる
午前4時過ぎ、出船。今回は先週のコースと逆に舵を切ってみます。
前日まで冷たい雨がかなり降ったとのことで、水量は増加。透明度は変わっていませんが、表水温が先週に比べて下がっていたため、どうスタートするか悩みます。
結局先週と同じ、レッドコアは20ydsと30yds。橋村ルアーとオリジナル角貝貼りの素曳きで様子を見てみます。船速は水温変化を考慮して、2.6km/hから2.8km/h近辺からスタートします。
他船がいない方向に走らせていると、左舷の20ydsが早速グイングインと入り、ヒット。大きくはありませんが、ホンマス特有のキレのある引き込みなので、慎重に巻いてきます。しかし、先週と同じく途中でバレ。
さらにホンマスの魚探反応が出ている一帯をしつこく流していると、またしても左舷の20ydsがグイングイン入り、ヒット。充分に乗せてから手に取りますが、ホンマス特有の?ロッドを手に持った途端に即バレ。
貝貼りにヒットが出ないので、ここで2発とも橋村ルアーにチェンジ。引き続き沖のコースを航行していると、またも左舷の20ydsがグインと入りますが、これまた即バレ。どうやら食いが浅いようです。
日が昇ってくると、12m出しでY澤ルアーをセットしておいた前竿がクイックにグイングイン入り、ヒット。アタリ方はホンマスっぽいのですが、これも巻き始めに即バレ。
なんなんだこれは…と少し岸寄りをチェックしてみると、右舷の30ydsがジワーっと入り、レイクトラウトがヒット。岸に寄ると柄モノが掛かってしまうので、やはり沖目を流していたときに出ていたアタリは全てホンマスだと思われます。
先週と同じく、反応は引き出すもののノーキャッチという、最悪の展開になってしまいます。
柄モノを狙ってみる
日がすっかり昇ってしまい、ベタ凪に。ホンマスが口を使わなくなってしまったので、ポイントポイントで柄モノの反応が出るか確認してみます。
ベイトが着く国道側のポイントを流してみると、ベイトの周りにトラウトの影が映ります。さて、ブかレかどちらか…レッドコア30ydsと40ydsで直撃すると、左右がジワーッと入り、40cmクラスのレイクトラウトがダブルヒット。
どちらかというとブラウントラウトが欲しいのですが、まだ入っていないようです。
その後も東風が出始め、ポツポツと小さいレイクトラウトは釣れますが、ブラウントラウトが出ません。もしかするとこっち系かな…と7cmのオリジナル角貝貼りに変えると、すぐにジーイーーーイィィィィと派手に入り、ヒット。
小さいですが、ブラウントラウトは釣り味としてはとても良いですね。
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午後は速曳き
昼食と仮眠後、15時半頃から午後の部を開始。
午前中と同じルアーで同じ釣りを続けてみますが、ホンマスの反応はイマイチです。
ホンマスらしき魚影は、場所によっては濃く現れるのですが、ルアーをしつこく通しても口を使わず。
1時間半続けてもホンマスのバイトが出ないため、17時過ぎから速曳きを開始。
どうせなら思いっきり速曳きをやってみようと思い、いつもは使わないルアーを急遽スイムチェックし、動きを調整して投入。船速は4.6km/hから5km/h。80ydsから100ydsまで細かく探っていきます。
18時過ぎに90ydsがジワーッと入りヒットが出ますが、ラインアラームも鈍く、ウネウネ系の鈍いファイトでレギュラークラスのレイクトラウトのような…しかしこれも残り40ydsでバレてしまい、ガックシ終了。
ぐうの音も出ないほど、見事に回らない釣行が終了しました。
回らない釣行が終了…振り返り
先週のリベンジに燃えていましたが、逆方向にフルスロットという感じで、全く良い方向に回りませんでした。
ただ改善点も吸収できたので、ホンマストロの引き出しを増やすという意味では、非常に面白い釣行でした。
全体的に食いが浅かったのか、抜けやバレが他船を含め、目立っていたのが印象的でした。
50cmオーバーのホンマス、出ています
この日はスマイル氏が、50cmオーバーのホンマスを3発釣っていました。
1日3発のデカホンは驚愕です。経験に裏打ちされた釣法と結果は、さすがと言えます。私もいつか、この境地に辿り着きたいです。
敗因を考えてみる
話を伺ったり、色々と状況を総合してみると、敗因が少しずつ見えてきます。その中で大きいのは、この2点だったかもしれません。
まだまだ多くの経験を積んでいかなければ、この差は埋められませんね。修行あるのみです。
場所違い
朝のうちに当たっていたホンマスと思われる魚は、大きい魚ではありませんでした。
低速素曳きでフッキングを確実に行うためには、ある程度、魚の自重と活性が必要と思っていますが、今回は自重が無かったのかなと思います。
つまり、大きいホンマスが入っているエリアを曳いていなかった可能性が非常に高く、場所を外していたと思います。
攻め方違い
シーズナルパターンだとAのパターンになるのですが、私は先週から水温が低下していたため、状況が少し変わったと思い込み、Bパターンを選択しました。
結果的に、これが間違いだったと自認しています。ホンマスをキャッチされていた方たちは全てAパターンを選択しており、攻め方がそもそも私と違っていたようです。
レギュラーサイズの柄モノの活性は良好
レギュラーサイズの柄モノは活性が非常に高く、抜けやバレを含めると、そこそこの数のバイトがありました。
さらに、これまで掛からなかったレンジでブラウントラウトが掛かりましたし、少し季節進行したような印象があります。