2021年4月26日の中禅寺湖釣行から、1ヶ月以上。だいぶ間が空いてしまいました。
すでに6月に突入しており、現地では春蝉も鳴いているようです。となれば、そろそろホンマスの足音も?
やはりここは柄モノよりもシルバーランナーを狙いたく、今シーズン初のレイクトローリングを決行。2021年3戦目がスタートです。
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釣行の目的を整理
今回の釣行目的は4点ありました。
- オフに60個以上製作した、オリジナル角貝貼りのスイムチェック
- シーズンを読んだ速曳きパターンの弾確認とスイムチェック
- ホンマスゲット
- 新しい魚探とロッドの投入
特に1については新フォルムや新型のものがあり、どのような動きをするか非常に楽しみにしていました。
沖はスッカスカ
新しい魚探をセットし、出船したのは午前5時前。
よし、まずはホンマスゲットだ!と意気込み、GMルアーと橋村ルアーをセット。船速は3km/h、20yds・30ydsで様子を見てみます。
出船してしばらくすると、魚探がスッカスカ状態になってしまいます。新品の魚探は初期不良か?いえいえ、そんなことはありません。リアルに魚がいないようです。
見事なくらいに魚がおらず、少し岸寄りを曳いてみるとようやく反応が出る状況。これは非常にまずい展開です。
スイムチェックがはかどる
岸にはたくさんのアングラーが入っており、当然ながら岸沿いは曳けません。
沖を流しても魚探反応は無く、アタリも無いため、魚がどこにいるかは明白なのですが、いかんともしがたい状況です。
諦めてせっせとスイムチェックを行い、良い感じでセッティングを進めます。
セミはバラシ
ダラっと曳いていても面白くないので、午前10時半頃、キャスティングにスイッチ。セミを試してみます。
水面に生命感は少なく、魚は水面よりもワカサギのほうに興味がありそうです。しかしながら良さそうなスポットに入れていくと、モコッ!
ブラウントラウトの反転を確認してからアワセに入りますが、どうにもやる気のあるバイトではなく、案の定ファイト中にバレてしまいました。なかなか良い方向に回っていきません。
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午後にやっとトローリングでヒット
昼食時に他のアングラーと情報交換してみると、どうやらみなさん、同じような状況のよう。これはもうヤケクソ気味に崩していくしかないと感じ、午後は速曳きの弾チェックを敢行。
船速4.4km/h近辺で速曳き用の弾チェックをしながら流していくと、アングラーがいない岬の突端を発見。
少し寄り気味で通してみると、左舷の60ydsがガクガクッ、ジーイーーーィィィィ!
ブラウントラウトっぽい入り方でしたが、ロッドを手に取る前にまさかのラインブレイク。スイベルの結び目から抜けており、ここでも良い方向に回っていきません。
その後は"無"で終了
速曳きによる反応は、その1回のみ。相変わらずスカスカの沖、たまに反応が出るブレイク寄りとグルグルしてみますが、まったく掛かる気配がありません。
諦めムードで午前中に見つけていた当たりの角を付けて曳いてみますが、まるで反応無し。静かに納竿しました。
手も足も出ず…振り返り
期待した2021年シーズン初のホンマストローリングでしたが、文字通りの大惨敗となってしまいました。
少し岸から離れると、過去に例を見ないほどの魚探反応の薄さで、まったく勝負させてもらえませんでした。うなるしかありません。
ワカサギが多すぎることが原因か
小さいワカサギが大量に発生しているせいか、魚がファーストブレイクに固まってしまっている印象です。
例年以上にベッタリしてしまっており、ヒカリモノ狙いのトローリングゲームは非常に厳しい印象です。
もう少し季節進行すると状況が変わると思いますので、注意深く通ってみたいです。
テストしたオリジナル角貝貼りの結果
素曳き用 (動き違い数種)
2020年シーズン最終戦で悔しい思いをしたことから、シーズン後期に対応できるタイプを中心に量産。
新フォルムで当たりが1個、個人的な新型でやや当たりが1個。やはり当たりを掴むためには量産するしかないのでしょうか。
K.A.S.コンセプト
2020年シーズン途中からテスト投入したコンセプトルアー。
テストモデルを踏襲したタイプは、船速3.6km/h~4.2km/hの中速~高速域で狙い通りの動き。もう少し形状を調整してパターンを作成。
さらに今シーズン、低速用にテスト製作したタイプは、船速3km/hで狙い通りの動き。動きの差を作るために形状調整と量産を予定。
その他
ワカサギ魚皮貼りも、一応動くことを確認。ただしベースが気に入らないので、来シーズンに向けて追試決定。
惨敗の結果を受けて、さらに8本追加製作。次戦投入予定。