レイクトラウトの猛襲を食らった2021年8月26日の中禅寺湖釣行から、1週間。
放水効果が出すぎてしまい、まさに魚種別の絶対量の差が出た形です。恵みの放水はほぼ終焉となりましたので、通常通りの中禅寺湖に逆戻り。
すでに遡上を控えた大型ホンマスの確保は期待できませんが、越年モノが掛かってくれれば―いざ、2021年14戦目がスタートです。
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静かな立ち上がり
午前4時頃、出船。ブラウントラウトの確保も意識しながら、あちらに舵を切ります。
出船前、湖を見たときに少し違和感を感じましたが、前回同様ルアーは橋村ルアーを4発。船速は3km/hで、ダウンリガーは10m・12m、レッドコアは50yds・55ydsでスタート。レッドコア・ダウンリガーともに素曳きです。
どんどん有望そうな場所を選んで流していきますが、魚探反応良好でも口を使ってくれず。
午前5時25分、レッドコア50ydsでロッドが戻らないアタリも抜けバレ。その後が続かず、たまらずレッドコアの片方をオリジナル角貝貼りに変えると、55ydsですぐにレイクトラウトがヒット。
うなりながら船を進めます。
絶滅種の魚影?
すでに辺りはすっかりと明るくなってしまったので、越年モノ狙いに変更。
ここはどうだ―有望なポイントに入っていくと、なんと16m~19mあたりに、縦に出るヒメマスのような魚群反応が!慌ててすべてのタックルをドジャーシステムに変更し、投入。
午前7時25分、オリジナル角貝貼りを付けたダウンリガー19mがグイングイン入りヒットも、回収中にバレ。かなりクイックなノッキングだったので、正体が気になるところです。
しかしその後、午前7時55分、午前8時5分、午前8時15分と立て続けにレイクトラウトがヒットしてしまい、このポイントから退散。
ふと顔を上げると東風で霧が発生しており、嫌な雰囲気が漂います。
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ブラウントラウトは確保
ホワイトアウトまでのカウントダウン。まだ魚の写真が1枚も獲れていないこともあり、狙いをブラウントラウトに絞ってみます。
ドジャーシステムのままウロウロし、ダウンリガーで抜けバレが続いていた午前8時50分。オリジナル角貝貼りを付けていたレッドコア45ydsでミニサイズのブラウントラウトがヒット。
即リリース後、"もうひと声!"と半分祈りながら流していた午前9時15分頃。左舷のダウンリガー14mがグイングイン入りやり取りをしていると、右舷のダウンリガー12mのクリッパーが外れ、ヒット!
"ジーーイーーーーーィィィィィィ!"
ダブルヒットのときは、大きそうなほうからやり取りするのが鉄則。すぐに右舷にスイッチしてファイト開始。
なかなかの引きで上がってきたのは、写真が撮れそうなブラウントラウト。
今回は、Y澤ルアーに救っていただきました。ありがたや、ありがたや。
産卵後なのか、尾ビレの下半分が傷付いていましたが、長さはそこそこあります。
ありがたや、ありがたや。ちなみに左舷のダウンリガーにヒットしていたのは、レイクトラウトでした。放置していましたが、こちらも無事キャッチです。
濃霧で終了
その後、やはりだんだんと霧が濃くなりアタリも皆無に。完全に駄目な雰囲気となってしまいます。
GPS頼りで帰港。珍しく、午前船にて撤収となりました。
なんとも言えない1戦…振り返り
雨スタートで日の出が遅く、期待していましたが、渋い展開となってしまいました。
なんとか越年モノのホンマスをと頑張りましたが、難しいですね。
トロロの付着あり
使用するルアーによっては気にならないかもしれませんが、場所によって緑色のトロロが、また少し目立つようになってきました。
一時的なものと思いたいですが、次回の入り方を考えてしまいます。
越年モノのホンマスはどこに
30cmから40cmクラスの、銀色の越年ホンマス。この時期でも釣れるはずなのですが、なかなかその顔を拝むことができません。
このサイズが豊富にいてくれないと、来年が思いやられてしまいます。次回も調査継続予定です。