久々の更新となってしまいました。
諸事情により、中禅寺湖の釣行は2022年9月15日以来。激混みの場所取り合戦が憂鬱なこともあり、2023年はキャスティングゲームをせず、いきなりレイクトローリングからスタートすることにします。
狙いのホンマスは、50cmオーバーがポロポロと出ており、数も昨シーズンより多く釣れている状況。非常に期待が持てます。
オフシーズン中に製作したオリジナル角貝貼りの、スイムテストと実戦投入も行いたいところ。
2023年シーズン最初のホンマス狙いは、果たしてどういった展開になるのか—2023年1戦目がスタートです。
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いきなり遅刻
東京外環自動車道から東北自動車道に乗ろうとすると、なんと川口ジャンクションが工事により夜間閉鎖。思わぬ遠回りで、完全に遅刻してしまいます。
現地に到着してみると、この時期としては珍しい冷え込みで桟橋は凍結。何往復もして少しずつ荷物を積み込み、タックルを組み上げて出船したのは午前4時20分過ぎ。
これは社長出勤だなあと、ある意味吹っ切れて、いざトロール開始。
レッドコアはオリジナル角貝貼り[G/H/Mid]と、オリジナル角貝貼り[M/H/Min (Type-B)]をセレクト。それぞれ30yds・40ydsからスタートです。
ダウンリガーはオリジナル角貝貼り[W/H/Min (Type-B)]と、オリジナル角貝貼り[M/H/Min (Type-B)]をセレクト。それぞれ10.5m・11.5mでセットします。
船速は3km/hで、レッドコアは素曳き、ダウンリガーはドジャー曳きでスタート。初戦で状況がわからないので、釣りをしながら合わせていく形を取ります。
セオリー通りで行ってみる
出船して辺りを見ながら進んでいくと、魚探反応は出るもののバイトが出ず。チョコチョコと出しをいじりながら、この時期のセオリーコースを攻めていきます。
ここで入ってから抜けて...なかなか良さそうなエリアを見つけて流していた午前5時29分頃。オリジナル角貝貼り[M/H/Min (Type-B)]をセットしていた右舷のダウンリガー10.5mがグイングイン入り、ヒット!
小さいですが、美味しそうなホンマスがヒットしました。やっぱりいるなあと、このエリアを集中的に流してみます。
その後、[M/H/Min]系のオリジナル角貝貼りにバイトが出ますが、ほかのルアーはピクリともしません。かなりえり好みしていると判断し、午前6時15分にルアーをすべてオリジナル角貝貼り[M/H/Min]系にチェンジします。
すると午前6時54分、オリジナル角貝貼り[M/H/Min (Type-B)]をセットしていた左舷のダウンリガー11.5mのクリッパーが外れ、ヒット!
まさかの沖ブラです。良いファイトをしてくれました。
続いて午前7時5分にも、オリジナル角貝貼り[M/H/Min (Type-B)]をセットしていた左舷のダウンリガー11.5mに、チビホンマスがヒット。
やはり今日は、"[M/H/Min] Day"のようです。
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過去最長のデカホン
このエリアは、船もまばらで曳き放題です。沖の魚探反応が薄くなってきた段階で、ミドルレンジを狙って曳いてみます。
岸釣りがおらず、"アレ"もほど良い一帯を曳いていた午前7時29分頃。放置していた左舷のレッドコア25ydsがグンッグンッグーンッと入り、ヒット!
そろそろ乗ったでしょうとロッドを手に取り、巻き始めると水面でゴボッとひと暴れし、水中へ。巻こうと思ってもなかなか巻き取れず、スピードはありませんが、トルクがあります。
魚種の検討が付かず、頭の中が"???"となりながら時間をかけて寄せてくると、どうやらホンマスのようです。
船と併走し、しっかりと魚体も確認できるのですが、なぜかポンピングしても巻き取れません。大きく見えず、なぜこの程度の魚が寄せられないのか?引き続き頭の中が"???"状態のまま、じっくりと時間をかけて対峙します。
過去最長のホンマスファイト時間を経て、ようやく弱ったところをネットイン!
"あれ、思ったよりもデカそうだな..."と思い、ネットに入ったままメジャーに乗せると、まさか!60のメモリ付近に到達しています。
ブラウントラウトやらレイクトラウトやら、毎年50cmオーバーのトラウト達を普通に見ているせいか、目が相当に馬鹿になっているようです。
60cmと言い張っても良かったのですが、尾叉長で58.5〜6cm程度ですし、まあ尾ビレをきちんと伸ばせば全長は59.7〜8cmくらいかなということで、公式記録は59.5cmとなりました。
スパッと大台を突破できないあたりは、本当に私らしいです。夢は持ち越しですね。
ちなみにウェイトは2.6kgでした。このサイズにしては、やや軽めなのでしょうか。
意図を持ってオフシーズン中に製作した新型、オリジナル角貝貼り[M/H/Min (Type-C)]を、ガッツリと食べてくれました。
"自作の角で、デカホンを釣る"—これぞ、ホンマス・トローリングの醍醐味。達成感は半端ありません。
レッドコアはここまでまったくアタリが出ず、システムを変更しようかと準備までしていましたが、"アレ"が変わる午前8時までは...と、我慢して本当に良かったです。
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その後はチビホン2発で終了
引き続きこのエリアをグルグルと徘徊していると、午前7時45分、午前8時6分と、オリジナル角貝貼り[M/H/Min (Type-B)]をセットしていた右舷のレッドコア35ydsに、チビホンマスがヒット。
途中、別場所に遠征してみましたが、魚の気配を感じられず。バイトも出ません。
やはりこのエリアかと帰還し、システムをアレコレしながらグルグルと徘徊しましたが、バイトをもらえず。
午前船にて納竿しました。
運をすべて消費...振り返り
みなさんから、初戦で良い魚が獲れていいじゃないですかとおっしゃっていただけましたが、初戦だから心配というか、今シーズンの運をすべて使った気がします。
これからのシーズンが、若干心配になります。
みなさんに感謝
木曜日組のみなさんや、ひろかずさん、ます君、H村氏、O氏、スマイル氏...みなさん集まって祝福いただき、本当にありがたく思います。
みなさんから、アドバイスやヒントを何年にもわたっていただいたからこその結果です。本当に感謝いたします。
オフに製作した弾が活躍
少し違う動きをする貝貼りの角が欲しいと思い、型から物色して試作したルアー(TYPE-C)が活躍してくれました。
魚の活性やプレッシャーにより、投入するスプーンの"動きの質"を変える—管釣りスプーニングをやり込んだ方なら、ご理解いただける思考かと思います。
なかなか市場に出ていませんので、自分で製作するしかありません。前後4本出しを前提にすると、同系統で最低4発。ロストも考えると、同系統で最低6発は持っておきたいところ。
オフに頑張って作った数は、3種4パターンで、合計17個。まだまだ足りていませんが、製作した甲斐がありました。
ホンマスのストック量は昨シーズンを上回る
あくまでバイト数などの体感になってしまいますが、ホンマスのストック量は昨シーズンを上回っている気がします。
昨シーズンいなかったチビサイズが掛かってくるのは、非常に明るい話題です。
また60cmを超えるスーパーラージサイズは、私の釣行翌日と、
翌々日に釣れているようです。
5月にこの状況ですと、いったいこれからのシーズン、何本の60cmオーバーが出てしまうのか?こちらも相当に気になりますね。
湖水状況は悪い
久々に見た中禅寺湖の水の印象は、"汚い"でした。放水せずため込んでいるようで、これでもいくらか回復してきているようです。
ルアー選択や攻め方は、少し工夫が必要だと思います。
個人的には、帰港前にスイベルに付着してきたトロロが気になります。来週の湖水状況は、果たしてどうなっているのでしょうか。
おめでとうございます!見事な魚ビューリホー!!
Posted by N@O / 2023年5月27日21:06