2016年7月28日の中禅寺湖釣行から、約1ヶ月。だいぶお久しぶりの釣行になってしまいました。
お盆の道路混雑がどうも苦手で、毎年この時期は間を空けてしまいます。
いよいよ8月も下旬。禁漁までラストスパートに入ってきました。
魚の動きにも変化が出てくるこの時期。加えて、微量ながらも台風通過後の増水。
状況にうまく追従していけるでしょうか。
例によって、狙いは50cmオーバーのデカホンマスです。
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朝マズメ大失敗?
午前4時過ぎ、出船。
まずは西側にかっ飛ばして、個人的に良型の実績がある場所からスタート。
レッドコアは55ヤードと60ヤードにセット。前竿は17m出し、18m出しでセットします。
ルアーはオリジナル角貝貼り、橋村ルアー、そしてMO氏に以前いただいた角をセレクト。
船速は、3km/hをできる限り遵守。ドジャーを付けてルアーを振ります。
左手に山側を見ながら、いよいよ本命ポイント付近に到着。
時刻は午前4時半過ぎ。しかし全くバイトがありません。
ビックリヒットの連続
これはお得意のド外しかな~…と落ち込んでいると、午前5時前からポツポツとヒットし始めます。
チビホンマスが数本続いた後に、婚姻色がしっかり出たまあまあサイズが、17m出しの前竿にヒット。
計測すると、全長49cmの尾叉長48cmほど。ガックシ残念です。
即リリースしてしまいましたが、写真を撮っておけば良かったと後悔…。
続いて60ヤードでセットしていたレッドコアに、いきなりトップスピードのラインアラーム!
一気に30ヤード以上引き出され、これはヤバいサイズの本命来たでしょ!と思いながら手に取ると、何だかファイトが変…?
時間を掛けて回収すると、55cmほどのレイクトラウトの尾ビレに掛かっていました。
ガックシ残念(2回目)です。
その後もトップスピードのラインアラームが2回ほどありましたが、いずれも沖レイク。
あれよあれよという間に、大事なプライムタイムが過ぎていってしまいます。
トドメのビックリヒット
午前7時を過ぎると、段々アタリがフェードアウトしていきます。
時合が過ぎて、落ち着いてしまったようです。コースを若干変えて曳いてみますが、反応は芳しくありません。
この時期だから…ひょっとしたらこういうことかな…?
ピンと来たので、過去の同時期の経験から、角のサイズに変化を出してみます。
雨が降っていた朝とは変わり、晴れ間が出てきたこともあり、前竿は1mほど深めにセット。
ホンマスの可能性を残しつつ、ブラウントラウトの可能性もあるような、中途半端なコースを取って曳いていた時でした。
18m出しの前竿に、いきなりトップスピードのラインアラーム!
ルアーチェンジ後の1発目がビックリヒットです。
ロッドを手に取ると、思いのほか強烈なラン。
首振りはそこまでありませんが、何回か激しく突っ込まれ、その度にシンクロを使っていなします。
さて、モノはデカホンマスか、ブラウントラウトか。ドキドキしながら浮上した魚を見ると…
まさかのニジマスです。
40cm台半ばなので、1番走るサイズでしょうか。
綺麗な魚体だったので、これはとても嬉しいヒットです。
朝からホンマス、レイクトラウト、ヒメマス、ブラウントラウトと来て、最後にこのヒットで五目達成。
結局午前中に本命はキャッチできませんでしたが、綺麗な魚たちに癒やされます。
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午後も徹底してホンマス勝負
14時半過ぎ、午後の部スタート。
午前中満足にチェックしていなかった、国道側から流していきます。
たまに魚が固まっていますが、ルアーには反応無し。
あまり期待できないと判断し、そのまま山側に抜けて前回同様、地形変化が絡む場所を曳いてみます。
型はあまり期待できませんが、ここにはやはり、いました。
ベイトと地形変化が絡み、上下に躍動するトラウトの魚探反応。国道側には無い出方です。
午後の部のレッドコアは55ヤードと60ヤードでスタートしましたが、いまいち反応が良くないので、50ヤードに上げてみます。
魚探反応の最上部を意識して通すと、やっとヒット!
ベイトを追っている、活性が高い個体が反応してくれるのか、幅広の魚が目立ちます。
食べ頃なのですが、残念ながら全てリリースです。
その後も同パターンで山側を比較的タイト目に流し、チビホンマスをポツポツ確保。
タイムアップ直前には左右のレッドコアにダブルヒットもあり、癒やされながら終了しました。
デカホンマスが釣りたい!…振り返り
シーズンも終盤に入り、いよいよ「禁漁」の2文字が見えてきてしまいました。
ここに来て台風の接近も相次いでいるため、あと何回できるか微妙なところです。
贅沢な願いではありますが、今シーズン中にあと1本はデカホンマスの顔を見ておきたいのが本音です。
とにかく、行かないと何も始まりませんね。
シーズン後期、よりセンシティブかつセレクティブに
いよいよ後半戦に突入し、産卵を控えた良型ホンマスは、少し回遊する場所が変わったような印象を感じます。
同時に、越年する銀色のフレッシュ系も、何となく少し場所が変わったように感じます。
これがシーズン後半のパターンなのか、まだまだ経験が浅いので何とも分かりません。
口を使うルアーも時間帯でかなりの差があり、気付かないと反応が出るのは朝のみになってしまいます。
より臨機応変さが求められて難しいのですが、これもホンマストローリングの醍醐味の1つですね。
スイムテストは上々
夏休み中、中禅寺湖に行かず密かに作り込んでいたオリジナル角ですが、この日のスイムテストでやっと納得が行く動きに辿り着くことができました。
2種類4サイズを作っていきましたが、タイト系とブンブン系で良い感じです。
真鍮管を入れ、もう少し周囲を滑らかにして、貝を貼れば完成です。早くも来シーズンが楽しみになってきました。