アドバイスをいただき、速曳きという新たな戦略・方法を取り入れた2017年7月27日の中禅寺湖釣行から1週間。
前回はテンポの速い釣りで、激しいクリック音を楽しむことができました。
今回も速い釣りからスタートし、状況を見ながらシステムと釣り方を変えていく作戦で行ってみます。
いよいよシーズンも後半。そろそろデカホンマスの顔を拝みたいところです。
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1発狙いの出船、しかし大不発
午前4時、出船。今回は1発狙いで、一か八かの作戦を決行することにします。
フルスロットルで飛ばし、約10分強。第1ゴールデンコースに乗り、流し始めます。
魚は前回と同じようなレンジにいますが、気持ち下がっているかもしれません。
船速は4.2km/h、レッドコアは60ヤードと70ヤードからスタートです。
すぐに60ヤードでバイトが出ますが、フックアウト。
そのまま、超本命コースを流してみますが、反応はありません。
細かく出しを調整しながら界隈を流してみますが、ビッグサイズの影はほとんど映りません。
魚もキャッチできず、朝の作戦は大失敗です。
システムチェンジでやっと本命
午前6時頃、ドジャーシステムにチェンジ。このタイミングでダウンリガーも投入します。
船速は3.2km/h、レッドコアは50ヤードと55ヤード、ダウンリガーは13.5m、14.5mにセットします。
第2ゴールデンコースを直進していると、レッドコア50ヤードがジーッと入り、ついに、やっと、待ちに待った本命がヒット。
40cmに満たない個体でしたが、角度によってうっすらと婚姻色が出ていました。
そういえば、もうそんな季節ですね。
続けて方向転換をかけると、またしてもレッドコアがググググッ。
今度はお腹デップリの、50cm台のレイクトラウトでした。どうやらこの辺はベイトがいそうですが、レイクトラウトが釣れたのでそのまま移動します。
岸との距離、そして深さを探りながら流して行きますが、岸に少し寄ると小型のレイクトラウトが3連発。気持ち離れるとブラウントラウト。
これはやっぱりなという展開ですが、ホンマスを探しながら徘徊を続けます。
今回も途中で、ポツポツとヒメマスが掛かってくれました。
狙ってはいないのですが、少しレンジを上げても、魚探に映っていなくても食ってきます。本当に今年はヒメマスの数が多いのですね。
午後はシステムチェンジからの分岐を試す
午前中はあまりにもホンマスが釣れず、釣り方が合っていないのは分かっていたのですが、打開策が全く分かりませんでした。
昼食時、この日50cm1本を含む10本のホンマスを釣っていたGM氏からヒントをいただき、新たな攻め方を模索。
手持ちの弾から条件に合っていそうなものをチョイスし、レッドコア2発にセットします。
ルアーは最終兵器の橋村ルアー。もはや気持ちは、神様・仏様・橋村ルアー様状態です。
変わらずダウンリガーはドジャー付きで投入しますが、レッドコアは1発狙いで素曳き勝負です。
16時前、午後の部開始。
北東風、そして時折変わる南系の風でも霧が発生し、ホワイトアウト一歩手前状態になっています。
GPSを頼りに、まずは国道側を舐めていきます。
レッドコアは50ヤードを軸に、状況を見ながら上下に振り分けていきます。
大崎を過ぎてしばらくすると、55ヤードのレッドコアがクリック音とともに絞り込まれていきます。
ついにホンマス来た!と手に取ると、アジリティはありますがトルクがありません。
おかしいなあと巻いてくると、数10m後方で浮いてしまい、そのままバレてしまいました。
恐らくホンマスではなく、ヒメマスです。
ここまで入れるとヒメマスが来てしまう、ではやはり、このレンジかな?
深さ、そして航行コースを微調整しながら流していきます。
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ついにビッグヒット!も…
ヒメマス以外ノーピクのまま、時刻は18時。
国道側を舐めた後、朝一番に大不発だった本命の山側ゴールデンコースに入ってきました。
今度はいるかな、と魚探を見ながら流すと、この時間になって気配が感じられます。
ヒメマスやレイクトラウトの魚影はほぼ無く、そこそこの個体と思われる影が中層にポツポツ出始めていました。
船速は3km/h。レッドコアは45ヤードと50ヤード、ダウンリガーは11.5mと13.5mでセットします。
昨シーズン良かったコースを無視し、そのまま沖に向かってひたすら直進。
そろそろ良い距離になったなと思っていると、水深13m近辺に塊が2つ出現。直後に、直撃していたダウンリガーのクリッパーが外れ、激しいノッキングとともに断続的なクリック音が鳴り響きます。
ノッキングの仕方、掛かったレンジ、デカい魚影を直撃した直後。
これは、大本命のデカホンマスに間違い無いでしょう!
ついに来たー!とリーリングを開始しますが、突っ込みの直後にまさかのスッポ抜け。
あっさりとファイトが終了。やってしまいました。今シーズンはとことん獲れませんね。
最後にホンマス確保で終了
若干傷心モードの中、最後にホンマスを確保したく、国道側でラストトロール。
レンジは分かったので、あとは距離感がポイントになりそうです。
この時間になってまた少し変わったかなと思い、微調整して流していると、やはりいました。
水深12m近辺にホンマスらしき影が出現。レッドコアを微調整して棚を合わせると、しばらくして狙い通りのクリック音!
ホンマス43cm。最後に救われました。
今日のパターンはこれでしたか、最後まで分かりませんでした…の1本でした。
このパターンは知りませんでした…振り返り
今回は速い攻めからスタートし、反応を見ながら段々釣りをスローダウンしていく予定でした。
しかしながら、そのスローダウンした釣りの分岐を間違えてしまい、本命以外の魚ばかり掛かってしまう。そんなゲーム展開でした。
このパターンは初めてでしたので、経験ができて本当に良かったです。
深すぎて、毎回悶絶しっぱなしです。
スローダウンの順番と分岐を再整理
プランAからプランBに移行する際、いきなり落としてしまうのではなく、間に1つ挟むべき。
今回学んだのは、これに尽きます。
その中で分岐をいくつか試した後、駄目ならばプランBに初めて移行する。これを、時合を含めた短いサイクルの中で見極めなければなりません。
難し過ぎますが、これができるようになれば、格段にホンマスを獲ることができる確率は上がります。
経験あるのみ、でしょうか。
50cmのホンマス、出ています
この日は、GM氏が50cmのホンマスをキャッチ。
結果はもちろんですが、読みや絞り込み方などが本当に素晴らし過ぎます。さすがでございます。
私も、これが釣りたい…。精進します。
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ビッグワンを狙ってチャレンジしてみてください。