デカホンマスの鼓動を感じた2017年8月3日の中禅寺湖釣行から1週間。
停滞気味だった湖水状況の変化をずっと望んでいましたが、週明けに大型の台風が通過。
どの程度の濁りか、浮遊物は、魚は口を使うのか―。
実釣前に色々な疑問が浮かびますが、状況を見ながら狭めていくしかありません。
不安でもあり、ワクワクもする…そんな12戦目です。
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悩みに悩んだスタート
午前4時過ぎ、出船。
今回は、システムをギリギリまで悩みに悩みました。
- 間近で見ると、濁りはそれほど強くなさそう。
- 水色が若干、緑がかっている。
- 水量は、先週に比べて30cmほど増えている。
- 浮遊物がそれなりにある。
- 小指に満たない小型のベイトがフラフラ泳いでいる。
湖面にライトを当てた感じだと、このように感じ取ることができました。
先週と明らかに様子が違っています。
悩んだ挙げ句、レッドコアはゴミ付着覚悟の素曳きをセット。
船速3.2km/h平均、45ヤードと50ヤードから開始し、角は無垢と貝貼りを付けて様子を見ていきます。
ダウンリガーも同時投入し、こちらは2本とも貝貼りメイン。13m~14m近辺からスタートしてみることにします。
パターンがよく分からず
先行出船組は山側を目指していたため、あえて国道側に向けて舵を切ることにします。
出船後、フランスの尾根前で幸先良くダウンリガーがズドーンッ!
派手に持っていきましたが、アタリ方を見ると柄モノのようです。これは惜しくもフックアウト。
魚影は、ある所と無い所がはっきりしているようです。
柄モノらしき魚影を避けて、折り返し沖目を流していると、レッドコアもズドーンッ!
ホンマス45cm。やはり、辺りが明るくなってからヒットしました。
その後はレッドコアでヒットするもスッポ抜け、ダウンリガーでは安定のヒメマスと飽きない程度のバイトがありますが、いまいちホンマスのパターンがよく分かりません。
国道側は不発、山側でポツポツ
その後国道側をサーチしてみますが、魚探反応が全体的に薄く、ノーバイト。
水量が増えたのでこのラインは良いかなと思いましたが、真逆だったようです。
山側に抜けてみると、ポイントポイントでホンマスらしき魚影が出ています。
ゴミは浮遊していますが、ルアーにはほぼ付着しないので、レッドコアは相変わらず1発を狙って素曳き勝負です。
ヒメトロ船が撤収した後のコース取りで、反応が少し出ていたポイント。
レッドコア50ヤードで流すとヒットするも、またしても45cmのホンマス。その上が欲しいのですが、なかなか出てくれません。
さらにゴールデンコースに抜けて魚探反応が出ていた近辺をしつこく旋回していると、ダウンリガー12mでヒット。
今度はホンマス41.5cm。サイズダウンしてしまいました。
午前9時過ぎからはレッドコアにバイトが無くなり、ドジャーにシステムチェンジ。
しかしながらホンマスのバイトを得ることができず、ダウンリガーでヒメマスを拾い釣りして午前の部を終了しました。
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午後は撃沈
昼食・ダベリング・仮眠後の午後4時頃。午後の部を開始することにします。
北東風が吹き付けた湖面は、先週と同じく霧に覆われています。
1発狙いで山側を重点的に調査していきますが、今日は魚影が極端に薄めです。
時折出る反応を頼りにゴールデンコースを舐めていきますが、ホンマスの反応はありません。
少し岸寄りに寄って流してみると、左舷のレッドコア50ヤードでホンマスのようなクリック音!
やり取りしながらダブルヒットを狙って船速を落とさず、右舷のレッドコアを45ヤードに上げて流していると、こちらもホンマスのようなクリック音!
ホンマスダブルで来ちゃったかな~とワクワクしながらやり取りしましたが、上がってきたのは安定の…
良いサイズのヒメマスです。魚探には映っていないのですが、掛かってしまいます。
このサイズになってくるとファイトは楽しいのですが、やはり本命ではないので、贅沢ですが正直微妙です。
その後も1発狙いを続けましたが、ホンマスは大不発。納竿となりました。
違う銀色はそれなりに釣れます…振り返り
台風通過後2日目の釣行でしたが、まだ落ち着いていないのか、魚の着き場が少々極端でした。
この時期のセオリーではない場所にいた、そんな印象です。
1発を狙って私としては強気に曳いたつもりですが、結局ホンマスは45cmの壁を超えることができませんでした。
型は段々上がっていると感じるので、あとは巡り合わせ、運も少しだけ味方してくれれば、あるいは…という感じでしょうか。
10年に1度のホンマス大フィーバーと言われた昨シーズンと比べてしまうと、やはり難しいですね。
相変わらず、50cmオーバーのホンマスは出ています
この日も、50cmオーバーのホンマスが出ていました。
素晴らしいですね!私もあやかりたい…。
朝勝負から午前中勝負に?
以前は朝の時合を外すと夕方まで全く駄目でしたが、先週あたりからポツポツと午前中に拾い釣りができるようになってきました。
朝一番は大事ですが、諦めずに続ければ、あるいは…という雰囲気が出てきていますので、精神的にも非常に良いと感じます。
ヒメマスはそこそこ釣れます
ヒメトロは釣果が少し落ちてきたようですが、原因は群れが散っているからではないかと推測しています。
以前のように大きな群れは映らなくなりましたので、1ヶ所で集中的に獲るのは難しくなってきているのでしょう。
レッドコアやダウンリガーは横断的に湖全体を探ることができるので、本気で狙い棚に入れれば、今はヒメトロよりも効率良く釣ることができるのかもしれません。
ヒメマスをこんな料理で食べてみました
ここ最近は卵も立派になってきましたので、先日はこんな感じで食べてみました。
梅酢で締めたヒメマスに、漬けにした卵をかけ、シソで巻いていただきました。
反則的な美味しさですね!尿酸値を気にせず、ビールで流し込む背徳感がまた…。
来シーズンはヒメマスが外れ年になる可能性が高いので、釣れるうちに釣って、食べられるうちに食べておきたいと思います。
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