じっくり追い詰めていった2018年4月11日~2018年4月13日の中禅寺湖釣行合宿から1週間弱。ボート解禁前に岸釣りをもう少し堪能しておきたく、疲れた体にムチを打って出撃です。
4月も後半に入り、そろそろ魚たちもよりシャローを意識し始める頃のはずですが、果たして?
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朝は岸際
この日もゆっくり佐野ラーメンを堪能してから現地着。今回は辛味噌をいただきました。
午前4時半頃の現地着になってしまいましたが、とりあえずできるところからエントリーしてみます。
薄暗い中、時折ボイルがあるのでミノーを…とポケットを開けていきますが、無い!どうも車に置き忘れてきてしまったようです。
仕方がないので軽めのスプーンから投入していきますが、もう少し上を引こうとするとどうしても速いリトリーブになってしまい、リズムが出ません。
少し離れた隣では、しっかりミノーでキャッチしている方がいました。お見事です。
無風が続く
日が昇ってくると、予報に反して無風の時間が長くなります。西風予報だったのでこの場所に入ったのですが、無風とはこれいかに…。
あまりにも釣れないので、観光客が写真を撮っている方向から撮影。良い感じの逆さ男体山です。
そうこうするうちに、あれよあれよという間にユスリカが超超超大量にハッチ。ウェーダーにぶわっとまとわりつきます。
これはと早速ロデオクラフト・M.T.レイクス57・9gにチェンジ。カラーはユスリカオリーブで、水面下をリアクションバイト狙いで広く探っていきます。しかし反応がありません。
ここでも少し離れた隣では、フライマンがソフトハックルらしいフライの引っ張りでサクッと1本釣っていました。なかなかに厳しい感じです。
予想外の北東風、そして…
午前10時前からは完全な北東風が出始め、駄目な雰囲気が漂ってきました。予報では西風からの南風予報だったのですが、完全に外れてしまったようです。
なぜこんなに打っているのにバイトが出ないのか―。投げながら考えに考え抜いてみましたが、もうこの1点しか思い付きませんでした。
"完全に虫パターンになってしまっているのでは…?"
こうなってしまうと、よほど魚の鼻先をかすった時くらいしか、ルアーでは口を使ってくれないでしょう。事故待ちは確率が悪すぎます。
夕方、少し離れたルアーマンにヒットしたようですが、私にはかすりもせず。最後まで魚の鼻先に巡り合わなかったようです。
18時のタイムアップまで諦めずにキープキャストしましたが、結局ノーバイトで終了。完全なるズーボーという、なかなかに厳しい結果となってしまいました。
パターンの切り替わり?振り返り
ベイトパターンから虫パターンへと、ちょうど切り替えの時期に当たってしまったようで、なかなかに厳しいゲーム展開となってしまいました。
恐らくですが、ゴールデンウィークに華厳ノ滝を常に流すべく、貯水フェーズに入っているためでしょう。
通っていればこんなこともありますが、このツンデレっぷりはなかなかにこたえますね。
魚は岸際に
朝の暗いうちは、やる気のある魚が岸際に寄っているようです。静かにアプローチしてミノーをトライしたいところです。
必ずボックスに入れておくことを忘れないでください。(自戒)
ユスリカパターンのルアーでの攻略法は?
虫を意識してしまった魚たちは偏食の傾向があるため、ルアーで狙う際には次の4択になると思っています。
- 狙う場所とレンジを変えてみる
- 釣り方を変える
- 狙う魚を変える
- タックルを工夫する
狙う場所とレンジを変えてみる
ユスリカを食べない一発を狙っていくかどうかという話になると思いますが、今回は疲労もあり、山側ハイキングはしない予定でしたので、狙う場所とレンジは大きく変えられませんでした。
確率は下がってしまうとは思いますが、ロマンがありますね。
釣り方を変える
スプーンやジグなど、ベイトを強く意識したルアーで通しましたが、食性に訴える攻めではなく、もう少し魚のスイッチを入れていくルアーを使っていくほうが有効かもしれません。例えばミノーなどのプラグ類です。
これは次の、狙う魚を変える部分にも繋がりそうです。
狙う魚を変える
狙う魚はレイクトラウトと決めていましたが、別の場所で別のレンジを狙い、狙う魚種を変えるという選択もあったかもしれません。
可能性は低かったと思いますが、トライする価値はあったと思います。
タックルを工夫する
ユスリカのカラーにルアーの一部を近付ける、という工夫もできそうです。ユスリカの幼虫の色をご存じでしょうか。実は黒ではなく、赤です。ヘモグロビンを持っているので赤色なのだそうです。
そろそろ禅寺ではユスリカのハッチが本格化します。
— 蜂坊主 (@8bouzu) 2018年4月14日
それに合わせてフックもチモトもスイムラインもオール赤のスイミングフックを使用します。
皆さん赤針の準備してますかぁ~⁉️ pic.twitter.com/7iPrvcRgeu
フックを工夫していくのも、試してみたいことのひとつです。
フックはレベルフィッシング公式ページや、アカサカ釣具店、釣り具のおおつか、サンスイなどプロショップでも購入できますが、Yahoo!ショッピングのレベルフィッシングストアページから問い合わせて購入することもできます。
今後はどうなる?
虫パターンとは言っても、しばらくするとワカサギの接岸がはじまりますので、またベイトパターンに戻っていくと考えられます。
目まぐるしく変わっていく季節、そして捕食傾向。やはり通っていないと、そういう時に当たらないと、学ぶことはできませんね。今回は良い勉強になり、収穫も多くあった良い釣行、良い経験と思い、次回に繋げていきたいと思っています。
…でもやはり、ゼロは精神的にこたえますね。
ユスリカの幼虫は赤ですが,サナギは赤ではありません,この時期レイクトラウトはサナギを大量に食べていますのでスプーンにリーダーを付けてソフトハックルフライを付けてみては如何でしょうか?少し邪道かもしれませんが
Posted by 匿名 / 2018年4月23日17:09