UMANOSUKEさん(@umanosuke)と同船した2019年5月16日の中禅寺湖釣行から1週間。
前回は無風の影響もあって渋く、ブラウントラウトを引き出すことはできませんでした。
次にどんな釣りを組み立てるか悩みましたが、トローリングでもポツポツとホンマスが出始めているとのことで、デカホンマス狙いのトローリングをすることにしました。
まだまだトローリングシーズン初期。経験も情報もほぼ無い中で、手探りのゲームです。
果たしてホンマスは釣れてくれるのか、6戦目がスタートです。
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ホンマストロがスタート
午前4時過ぎ、出船。いつも通り、何だかんだで一番最後のほうのスタートになりました。
前々日に降った大雨の影響で、水位は約20cmほど上昇。桟橋の乗り降りもだいぶ楽になりました。
肝心の水温は下がるどころか順調に上昇しており、朝の時点で9度台。透明度は暗くてよく分かりませんが、改善していることは無いと判断します。いきなりの増水による水の性質変化もあるでしょう。
これらの状況から、レッドコアは20yds・30ydsでスタート。ルアーはY澤ルアーとオリジナル角貝貼りをセット。船速は2.8km/h~3.2km/hで、ドジャーを付けてルアーを振る作戦でスタートです。
明るくなって湖水を見てみると、やはり透明度は先週よりも悪くなっているようです。そして、ホンマスの反応はありません。
お子様レイクトラウトは釣れる
この時期は基本的にホンマスの棚は浅いはずで、魚探には魚影がほとんど映らないブラインドゲームになるはずです。
魚探に映っていなくても諦めずに航行していると、20ydsのオリジナル角貝貼りにレイクトラウトがポツポツとヒット。
この棚・この沖でもこんなにかわいいレイクトラウトか…間違っているのか、合っているのか―。
左舷の20ydsではレイクトラウトばかり掛かるので、右舷の30ydsは25ydsに上げて、左舷の少し下を狙ってみよう―3本目のレイクトラウトが掛かった時点で棚を調整し、ゴールデンコースの航行に備えます。
令和1本目のホンマスがビッグワン
午前6時過ぎ、いよいよ狙ったコースに入ります。
船も少なく、様々な複合要素が絡まるこのコース。風がほとんど吹いていない中で、ベイト以外の条件が揃っているのはここしかないと思い、狙っていました。
ゆっくりとコースを通していると、25ydsに上げていた右舷のY澤ルアーに触るようなバイト。これはホンマスです。
やはり、いる―続けて航行していると、再びY澤ルアーにグンッ、グンッ、グンッ、ジッ、ジィイーーーーーーーイィィィィ!
キツ目に設定していたドラグが引き出され、ついにフックアップに成功します。
ここまで溜めたのでガッチリ掛かっているでしょうと手に取り、グリグリ巻き始めます。透明度が低くよくわかりませんが、手前に来てギラギラした銀色の魚体を見ると、予想外にデカい!
これはじっくりやらないといかんということで、何度かシンクロを使って突っ込みをいなします。最後は前方で浮かせてから、後方に構えていたネットに誘導。
ホンマス52cm。太く、美しい魚です。
太くてメジャーに置いただけでは尾ビレの角度が真っ直ぐにならないのですが、手で支えてあげると全長は約53cm。支えないと52.5cmに見えますが、公式記録は52cmとなりました。
尾叉で50cmを超えているので、どちらにしても文句無しでしょう。50cmオーバー捕獲というシーズン目標を、なんと1本目で達成できました!やったー!
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再び沈黙
2本目を狙い、再びこの界隈を流していきますが、完全に凪になってしまい沈黙。
仕方が無いので朝飯を食べながら流していると、今度は東からの風が出てきました。
再び、本命ホンマス、所によりニジマス狙いの作戦で航行します。
ニジマスが絡む
午前10時を過ぎ。移動した岸釣りの方もいたのか、大場所でも岸に寄れる部分が出てきました。
少し寄ってみましょうということで、光量を見ながらルアーをチェンジして流していると、20ydsにセットしていたオリジナル角貝貼りに良い感じのアタリ!
グッ、ジーーイーーーィィィィィ!
キツ目のドラグを引き出すアタリ、また良いホンマスが来たかな~とワクワクしながら寄せてくると、何やら50cmくらいの銀色の魚体がギラギラやっています。
一瞬構えましたが、よく見るとニジマス。回遊魚は万歳なので、慎重にいなしてからネットイン!
ニジマス48cm。このファイトはかなり良いですね!
尾ビレの元に銀色の筋が入っていますが、これは稚魚放流独特のものなのでしょうか。ここ何年か、良いニジマスが釣れていますので、良い感じですね。
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午後は大撃沈
その後はアタリ無く、昼食・ダベリング・昼寝といつものコース。
午後は15時半頃からスタートしましたが、午前中とは変わって魚の気配がありません。
ベイトが絡んでいる岸寄りを曳いてみたいのですが、良いエリアは岸釣りが入っているので、何ともし難い状況。
岸釣りの方は大半がフライマンなので、飛距離的にバッティングはしないのですが、お互い気持ち良くないので寄ることはせず。
静かに、ノーピクのまま大撃沈しました。
まだ数は釣れない?…振り返り
水温的には良い状況なので、もう1回キャスティングで頑張るか悩みましたが、銀色の誘惑に負けてトローリングで勝負してみました。
結果的には良い魚と出会うことができましたが、ホンマスはその1本で終わってしまいました。
数が出るのはこれからだと思いますが、次に何をやるかは、また1週間悩んでしまいますね。
ホンマスはどこに?
段々と岸からホンマスが釣れなくなってきているようで、沖を回り始めたのではないかとのことです。
しかしながらベイトは明らかに岸寄りにいますし、まだ狙い所が絞れない部分があると思います。
水温はベスト
朝の水温は9度台、日中は10度台に乗りましたので、ベストシーズンかと思います。
ワカサギの接岸やホンマス稚魚の放流もあり、柄モノを中心に岸際が熱い季節ですね。
水は相変わらず悪い
透明度はさらに下がっており、前竿を降ろした際に2m下のラインマーキングが見えない状況。
相変わらずノロや枯れた葉などが浮遊しており、循環は良くありません。
セミはまだ
春ゼミは一部で鳴いていましたが、まだまだ絶対量が少なく、これからです。
捕食対象となるのは、まだもう少し先になるでしょう。
釣果情報に掲載されました
レークオカジンのレークオカジンの釣果情報「湖畔の様子 5月23日」に掲載されました。
ホンマスもニジも素晴らしい体高だね!近くで見たかった〜
Posted by N@O / 2019年5月26日21:38