ホンマスの型が揃った2019年5月30日の中禅寺湖釣行から1週間。
またひとつ、環境の変化が出るこの時期。状況は1日ごとコロコロ変わっているとのことで、うまくアジャストできるかどうかが鍵になりそうです。
狙うはもちろんデカホン。いざ8戦目がスタートです。
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いきなりコケる
午前4時過ぎ、出船。今回は先週の夕方に良かったコースを目指し、前回と逆に舵を切ります。
出船前に岸際を観察すると、かなり透明度が上がっており、マスの稚魚を中心としたベイトが多くいる状況。水ひとつ取っても、先週とはだいぶ状況が変わっているようです。
レッドコアは20ydsと30yds。今回はドジャーを付けず素曳きで、橋村ルアーを2発セット。船速は2.8km/h近辺でスタートします。
航行を始めてしばらくすると、右舷の20ydsが早速グイングインと入り、いきなりのヒット。大きくはありませんが、最初の1本なので慎重に寄せてくると、まさかのバレ。
左舷を25ydsに上げて航行していると、またしても右舷がグイングイン入り、今度はウネウネ系ファイト。レイクトラウトがヒットしてしまったのでコースを変え、さらに航行を続けます。
沖目を航行していると、今度は25ydsに上げていた左舷がグイングイン入り、ヒット!
首を振って突っ込むのでホンマスかな~と慎重にファイトすると、後方5mに浮いたところで40cmほどのホンマスと確認。しかし、直後にまさかのバレ。
朝の良い時間帯で、掛けているのに獲りきれないという最悪の展開になってしまいます。
魚探反応に惑わされる
朝一番を外し、朝二番に期待しますが、魚は段々と薄くなり、修行の様相を呈してきます。
先週の夕方良かったコースをさらに奥までチェックすると、やる気がありそうな魚探反応はかなりの範囲で出るのですが、何回か往復してもなぜか口を使ってくれず。
次第にどこにもホンマスの魚探反応が出なくなり、砂漠と化した中禅寺湖。早めのお昼に上がります。
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午後は速曳きで広範囲をチェック
昼食と仮眠後、午後の部を開始したのは14時半頃。
基本的にやる気は無いと判断し、再び現れるであろうホンマスを探すために、速曳きで調査します。
あまりにホンマスが薄いので、ルアーのスイムチェックもはかどります。
17時過ぎから部分的にホンマスの魚探反応が出始め、しつこくその棚を流していきますが、前回とは違い口を使ってくれず。
18時以降は風が冷たくなり、駄目な雰囲気に。結局ホンマスは掛けたものの、獲りきれず終了となってしまいました。
やはりホンマスは難しい…振り返り
全くの反応無しならある程度諦めも付くのですが、現認しているのに抜けてしまうとガックシです。
このツンデレさがホンマストロの魅力のひとつではありますが、とても大きなヒントをもらえたので、充実した釣行となりました。
50cmオーバーのホンマス、出ています
この日はGM氏が、50cmオーバーのホンマスを釣っていました。
あの夕方の口を使わない状況下で、細かい戦術調整をしての確保。さすがの引き出しに、個人的には驚愕しっぱなしでした。
私が釣ったわけではないのに、その状況判断の過程がとても大きなアドバイスに感じ、勝手にテンションが上がってしまいました。取り乱して失礼しました。
デカホン、明けましておめでとうございました!
基本的には朝勝負
昨シーズンの同時期もホンマスは渋かったのですが、今シーズンも同様に渋いイメージです。理由として考えられることは以下でしょうか。
- 水質が変化してきた
- 流入量に対し放水量が少なく、水が循環していない
- 岸際にベイトが多過ぎる
ホンマスを狙うのであれば、最も活性が上がる朝一番、朝二番までに確保できるように全力を尽くす、ということになると思います。