2020年7月16日の中禅寺湖釣行から、一週間。木曜日が海の日と重なり、たまたまの祝日釣行となりました。
前回はなんとかホンマスを1本ひねり出すことができましたが、今回はどうなるでしょうか。
天候を見ている限り、先週からの大きなパターン変更は無さそうです。イメージを踏襲しながら、意外性にも期待したい…2020年3戦目、スタートです。
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またしてもいきなりのヒット
午前4時過ぎ、出船。あまり朝早くには出ないとのことで、ゆっくりしてしまいました。先週よりも水量が増加しており、水色は若干回復傾向のようですが、循環は期待できそうにありません。
前回の釣行で見たあるエリアがどうしても気になり、迷わず舵を切ります。
今回も状況をざっとチェックするべく、レッドコアの速曳きでスタート。季節進行を考え、出しは55ydsと65yds。船速は4.2km/hです。ルアーは前回いきなりヒットした速曳き用のGMルアーと、隠し弾のタイプSTをチョイスします。
午前4時23分頃。核心部分に差し掛かりますが、期待した魚影はありません。気にせずコース取りだけ留意。ここで来て欲しい!というピンに差し掛かったとき、右舷にセットしていた65ydsのGMルアーがいきなり引き込まれます。
ジーーイーーーーーィィィィィィ!
"よーし、狙い通りキター!"
先週に引き続き、いきなり良い感じの入りで、してやったり!ファイトを開始しますが、数色巻いてまさかのフックアウト。
せっかく掛けたのに、なんじゃそりゃーが2回続くと、さすがにガックリ来ますね。
システムを変えてホンマス
再度、界隈をチェックし直しますが、ノーバイト。あまり深追いせず、場所を転々と変えて探っていきますが、やはりノーバイト。
どうも出てくる魚探反応が"やる気がある反応"ではないため、午前5時頃にシステム変更。ダウンリガーを投入して確保しにいきます。
船速3km/hで細かく出しを調整しながら流していくと、オリジナル角貝貼りをセットしていたダウンリガー12.5mで、絡みつくようなバイト!
なんとか確保。前回と同じようなサイズ、チビホンマスがヒットしました。
このサイズですがコンディションは良く、魚探の出方からも、捕食に走っていないことが予想されます。
個人的には、このオフに作り込んでいたオリジナル角貝貼りのNEWパターンで結果が出たので、サイズはアレですが、密かに嬉しいです。
その後もこの界隈で、左右のオリジナル角貝貼りに合計3度バイトが出ますが、どれも巻いてくる途中でスッポ抜け。ちょっかいを出すだけで、きちんと食ってくれません。
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ノーピクが続く
その後、ころころ変わる天候や風向きのなか、魚を探してウロウロしますが、やはりやる気が無いのか、ヒットせず。
回遊魚だけを狙って強気に曳き続けますが、たまに出るバイトも、グーンとロッドがお辞儀するだけ。
諦めて早めのお昼にします。
様子見も、やはり不発
午後の部は、15時15分頃からスタート。まずは低速で反応を丁寧にトレースしていきます。
途中、ダウンリガー15.5mでグイングイン入りますが、レイクトラウトらしき魚が後方でフックアウト。
サイズはたいしたことないのですが、太かったことや、相変わらず食いが浅いことを考えると、このままで良いのか考えてしまいます。
再びシステムチェンジ
16時半頃。悩んだ挙げ句、ワンチャンスを期待して再びレッドコアのみの速曳きにシステム変更。
先週反応が良かった界隈に狙いを絞り、グルグルと魚を探していきます。
時刻は17時40分。先週のヒットとほぼ同じ時間帯、同じようなエリア。来るとしたらこれからか―船速4.2km/hでボッコボコの魚影を見ながら航行中、レッドコア75ydsがぺっこり45度!
サイズが小さいためか、先週と同様シンクロは鳴らず。とりあえずホンマス追加だ!とやり取りを開始しますが、またしても数色巻いてフックアウト。
オーマイガ!今日は抜けすぎでしょーとガックシです。
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執念の回遊魚追加
その後もボコボコゾーンを探してグルグルと回りますが、まったく口を使わず。夕方に訪れた最大のチャンスでホンマスが追加できず、心がポッキリと折れ気味になってしまいました。
残すは、19時以降に訪れるであろう時合を計算に入れた、最後の作戦に賭けるしかありません。
できるだけストップフィッシングに近いタイミングで、あの場所目がけてこちら側から入る―脳内でイメージを固め、いざ勝負!
時刻は18時50分頃。船速4.2km/h、レッドコアは70ydsと75ydsに調整。魚影は先ほどのエリアと違いほとんど映っていませんが、イメージ通り核心部分で70ydsにストライク!
ジーイーーーーーィィィィィィ!
"よーし、狙い通りキター!"
ヒット後に船速を上げてガッチリ掛けてから巻き始めますが、悲しいことに首を振らず。
予感的中、貴殿でしたか…。
回遊魚は回遊魚でしたが、本命のホンマスならず。少しレンジ設定が違っていたのかもしれません。
それでも狙い通りにヒットしてくれたので、内心は嬉しい1本でした。
掛かっても獲れない…振り返り
先週の体感を元に、色々やってみましたが、やはり思い通りには事が運びませんね。
特に"掛かってもバレる病"は、なんとかしておかないと、今後は致命傷になりかねません。
チャンスタイムを逃さない
魚種問わずコンディションが良い魚が多く、捕食タイムやバレなど、要因のひとつになっている気がします。
朝一番や夕方の一瞬など、チャンスタイムを逃さないようにすることが、とても大事だと思います。
棚が一段下がった印象
先週と比べると、棚が一段下がった印象です。
まだまだサーモクラインははっきりしませんが、その準備段階に入ってきていることは、間違い無いでしょう。
2020年のXデーはいつなのか
毎年騒がれる"デカホンマスXデー"ですが、そろそろではないかと憶測が出始めています。
しかしながら梅雨明けが8月にずれ込みそうな気配で、実際は不透明。とにかく、通うしかありません。
シーズン中、どこかで1本デカホンを拝みたいと思っていますが、出会うことはできるのでしょうか。