なかなか釣りに行けなかったのですが、なんとか時間を取って午後からとしまえんへ。
弟との釣行です。
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人が多い
覚悟して行ったのですが、とにかく人が多いですね。大盛況で何よりです。
前日の文化の日から続く連休で、釣りでは"このプレッシャーをかいくぐってどうやって口を使わせるか"ということが終日のテーマとなりました。
ミシガンエリアからスタート
まずはミシガンエリアの端に入り、手慣らし。
周りを見ると、ルアーの方は掛かっていません。フライの方は、コンスタントに掛かっています。
横ではなくて縦かなと思い、5gスプーンでボトムをファーストテンポで叩いてきます。
あえて5gというヘビーウェイトを選んだのには、理由があります。
パターンが掴めない最初は、じっくり魅せるより勝負が早い釣りをした方が良い場合がほとんど。なぜならやる気がある奴がいさえすれば、リアクションでいきなり食ってくるはずだからです。
開始2投目。狙い通りググンッと来ますが、カワイイサイズにあれれ?
ミシガンエリアは大きい魚が入っているはずなのですが、キープされてしまったのでしょうか。
アマゾンエリアは大苦戦
その後しばし粘ってみましたが、アタリも無くなり良い場所にも入れないので移動。
前回の良い思い出もあり、アマゾンエリアなら癒やしの釣りになるはずでした。
しかしこの日、アマゾンエリアは大苦戦。
ミノー、クランクベイト、スプーン、何を放り投げても反応が薄め。
時折手元で浮いてきたスプーンにチェイスするものの、口を使う寸前でUターン。
これはかなり、いじめられていそうです。
こうなると目先を変えてあげるしか方法が無いので、投げながら色々考えてみます。
他の釣り人が絶対にやっていないアクションは何だろうか。
TEMPT. NUDEの2.5gを流れに乗せてスライドさせ、さらにロッドを立ててスプーンの前方が上を向く姿勢でリトリーブ。
レンジを維持しながらシルエットと動きに変化を付けて、なんとか引きずり出しますが…こんな釣りは疲れます。
あまりにも辛いので、なんとか場所を見つけてナイアガラエリアに移動します。
終始好調だったナイアガラエリア
実は最初から1番人が入っていたのは、このナイアガラエリア。
キャストしてわかりましたが、エリア全体で1番魚の反応が良かったです。
入って1投目から反応がありますが、やはりここも相当スレている様子。
つつく感じで食い切りません。
バイトしてくるレンジは水面直下。
ゴッドハンズの彩斗0.9gをメインに、軽めのスプーンでポツポツとアタリを引き出しますが、なかなかフッキングせず。
リールから、"ジッ"、"ジジッ"というフッキングしきらないドラグ音が続きます。
アンダー1gの中でカラーとシルエットを頻繁に回し、目先を変え続けてアタリを引き出し、その中の極わずかをフッキングしていく辛抱のゲームが続きます。
時々3秒ほどリトリーブをやめ、カーブフォールから早めに巻き上げて食い上げを狙うパターンも好調でした。
やがて日が落ちると寒くなり、アタリが極端に少なくなります。周りからドラグ音が無くなっていきました。
反応は鈍くなりましたが、パターンは変わらず。ポツポツ掛けて終了となりました。
とにかく渋い!
ルアーカラーで気付いたこと
この日は終日、マジョーラ・ブラック・バイオレット・クリームなど、少し控えめな色とその反対色に反応が出ていたのですが、同じ控えめ系でもオリーブなどのグリーン系はいまいちでした。
派手な色は総じて良くなく、蛍光イエロー、パッションピンク、オレンジも芳しくありませんでした。
面白いのは、オリーブ1色でも蛍光イエロー1色でも駄目だったのに、その両方を併せ持ったスプーンで釣れてしまったことです。これはよく考えると、何かのヒントになっていると思います。
ルアーアクションで気付いたこと
また派手なアクションのクランクベイトやミノーも反応が薄く、ヒットレンジもかなりピンポイントだった印象です。
ウォブリング系が駄目ということではなさそうなので、ひょっとしたら巻いてくる釣りだと、シルエットが大きいものが駄目だったのかもしれません。
タックルで気付いたこと
水面直下のバイトは下から食い上げてくる形になるので、スプーンのフックを逆向きにしていたら、もっとフッキングできていたかもしれません。
あまりアクションが大きくないルアー、反応が出る色味、口を使うレンジ…正解の範囲が非常に狭いイメージです。スレている証拠ですね。
プロならもっと釣るのでしょうが、私にはこのパフォーマンスが限界でした。
次回に向けての反省材料は多かったです。