秋口から行きたい行きたいと思っていましたが、やっと都合が付いて行くことができました。
フライの親父との釣行です。
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日中を狙う
朝の気温はマイナスで路面凍結が怖く、充分日が高くなる頃を見計らって到着。
10時過ぎに実釣スタートです。
陽気が良い季節と違い水温が1桁台になってきているので、日が出て水温が上がる日中が勝負になってくるはずです。
水温が上がりやすいシャローフラットがある洪庵ワンド、大久保ワンドといった湖の北側、冬の王道ポイントを狙い打つ作戦です。
お姫様がやってきた
いつもは最初からスプーンでゲームを組み立てるのですが、この日はミノーイングメインのタックルで勝負。
ジャッカル・スクワレル61で、水深1.5m以内のシャローを攻めてみます。
ブレイクの向こうに投げ、ショートトゥイッチで若干ボトムを意識して引っ張ってきます。
開始1時間ほどで、ようやく異常アリ。
微風で少し波立つ水面下、キラキラとヒラを打ちながら寄ってくるミノーの後方に、何かが付いてきました。
サイズはさほどではありませんが、とても黒い物体です。
???と思いながらトゥイッチを続けると、一瞬だけジャレて猛スピードで沖に戻っていきました。
あのスピードはバスでも無い。はて。
キャストを続けると、今度は少し薄い魚体がチェイス。
ジャレてきたので少しだけリトリーブに変化を加えると、狙い通りバイト!
釣り上げてみると、何と正体はヒメマス。ちょうど回遊してきたようです。
サイズは小さいながらも、本栖湖で初めてのお姫様でした。
ニジマスはボトム?
幸先良くボーズ逃れしたところで、次は本命のニジマスを狙います。
ストロークを短くし、一定間隔でトゥイッチを続けてきますが、チェイスはありません。
親父はブレイク沖で1本、35cm程度のニジマスを掛けました。
レンジはボトム近辺。浮いてくればこのミノーでも掛かるはずなのですが、うまくは行きませんね。
昼になったので、本栖湖セントラルロッジ浩庵でお昼にします。
大久保ワンドでフィニッシュ
午後1番、大久保ワンドに入ります。
陽気が良かったので表水温が若干上がっているかと思い、入って左側の岩盤帯に入ります。
沖に潮目ができており、その下をフラフラ泳いでいるニジマスがいないかなと考え、スミス・ヘブン9gで広範囲にカウントダウンで探ります。
しばらくキャストを続けていると、ピックアップ前の手前のブレイク沖で、突然引ったくられるようなゴンッというアタリ!
沖から追ってきて食ったのだと思いますが、狙い通りニジマスが掛かります。
しかし、どこで引き上げようかな、あっちの方が足場が良いなと考えていたら、誘導途中でバレてしまいました。残念。
30cmそこそこのニジマスでした。タックルバランスが悪かったので、仕方ないですね。
親父は同時間帯、浜の方で35cmほどのニジマスをゲットしていました。時合だったかもしれません。
ヒレも回復していて、綺麗なニジマスでした。
その後は異常無く、日が落ちてきた16時半頃納竿しました。
私自身としては、スクワレルに文字通り"救われる"釣行となりました。
冬はやはりスプーンが有利な印象
ミノーで押してなんとか魚の顔を見られたので良かったのですが、やはりこの時期はスプーンの方が強いと思います。
これからの時期、確率が高いレンジはボトムなので、ある意味狙いどころがはっきりしていて探りやすい、絞りやすいとも言えます。
水草と砂利、岩をかいくぐってボトムを攻める、忍耐の季節とも言えますが…。
また時間を作って行きたいですね。