リベンジを誓いながらも危うく返り討ちしかかった中禅寺湖キャスティング釣行2015年第2戦から、約1ヶ月。
今年はなかなか思うように釣行できませんが、なんとか調整して聖地へ。
いよいよハイシーズンに突入し、水温も魚の活性も急上昇。期待を胸に、2015年ボートゲーム初戦です。
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まずはホンマス狙い
午前5時過ぎ、出船。いきなり出遅れました。
台風一過で天気は快晴。風も弱めです。
湖は現在、ワカサギが大量接岸中。シャローのブラウントラウトを狙うか、沖目のホンマスを狙うか。
悩みに悩みましたが、今回は確率が低いホンマス狙いで勝負してみます。
トローリングも含めた過去の実績から、山側沖にアタリを付けてステイ。
ミノーで様子を見てみますが、表層のユスリカを捕食している気配も無いので、少し沈めて誘ってみます。
ルアーは、ロデオクラフト・M.T.レイクス67・16g。
カウントダウンの秒数を変えて、水深3m~6mまでをトレースします。
昨シーズンはこの釣法で水深12mの中層を狙い、ヒカリモノをヒットさせているのですが、そうそううまくはいかず。
結局ノーバイトでレイクトラウト狙いにシフトします。
時合で固め獲りできず
ワカサギを狙っているトラウトたちが、捕食前にステイする場所はどこだろうか…まずは水深12mくらいまでのシャローレンジを中心に狙ってみます。
ルアーはロデオクラフト・M.T.レイクス67・13g。
ボトムより上の中層を意識しながら打っていきます。
2-2-4、3-3-5でバイトあり。
続いて2-2-4、2-2-4のロングスライド中にゴンッ!
49cm。2015年は、なぜか50cmが遠いシーズンです。
次にM.T.レイクスを77・19gにサイズアップし、1-1-3から2-2-3。
ロッドティップがグンッグンッと2回入る完璧なバイトが出ますが、ファイト中にまさかのフックアウト。
その他チェイスも頻繁にあり、この時間はカラーやルアー問わず反応がある、まさに時合。
しかしキャッチできたのは、わずかに1本。なかなか思うようにゲームが進みません。
目の前に広がる"いつもの中禅寺湖"
時合終了後は"いつもの中禅寺湖"に戻り、何をしてもバイト無しの辛い状況になってしまいます。
仕方が無いので、ショアアングラーを避けながら山側打ちをやってみます。
ムジナ窪でスプーニング、五大尊近辺でグリグリと色々やってみますが、沈黙。
途中40cm台のブラウントラウト2尾が、ボート脇の水面に浮かんでいた虫目がけ、猛スピードで浮いてきて補食。
これは!とすかさずシケイダーを入れてみますが、反応無し。
そのままショートカットしながら松ヶ崎まで打ってみますが、無反応。
なかなか厳しいものがあります。
午後も"いつもの中禅寺湖"
昼寝をしてから、午後の部スタート。相変わらず良い天気です。
どうにも上で出る気配が無いので、スプーンやジグでフィーディング前のステイエリアを打っていきます。
魚がいないことは無いはずなのですが、まるで口を使わず。
色々試しましたが、結局18時のタイムアップまでバイト無し。
こういった"いつもの中禅寺湖"的な状況はよく遭遇するのですが、1日を通して何をしても駄目な時というのも、なかなか珍しいです。
今回もリベンジならず…振り返り
朝方にかろうじて1本は出ましたが、ほぼ撃沈です。
シャローにワカサギが入っているのでもう少し捕食活動が見られるかと思っていたのですが、ありませんでした。
こういう日もあると言えばそれまでなのですが、このような条件でも釣れるよう精進しなければなりません。
ひょっとして…と思い付いたこともあるので、次回以降備えるタックルが少し増えそうです。
ちなみに今回使用したスライドスプーンについては、下記コラムで徹底解説しています。
こちらも後ほど、是非チェックしてみてください。
M.T.レイクスの特長や使い方については、下記コラムで徹底解説しています。
ワカサギ大量接岸中!
今年はワカサギの当たり年ですね。岸際に沢山接岸しています。
そのためトラウトたちも、岸寄りに多く集まっています。ショアから狙うには非常に良い年ではないでしょうか。
春ゼミ、鳴き始めました
山側では、早くも春ゼミが鳴き始めています。
ムジナ窪と五大尊近辺で確認できましたが、今シーズンは早く羽化して早く終わってしまうかもしれませんね。
ワカサギが大量にいるので、そもそもセミがトラウトの捕食対象にならない可能性もあります。
どういった状況になるかまだわかりませんが、今シーズンもエキサイティングなサーフェスゲームができることを祈っています。
稚魚放流がありました
5月8日から5月12日にかけて、稚魚放流が行われたようです。
ニジマス、ブラウントラウト、ヒメマス、ホンマスの4魚種が放流されました。