前回2017年6月15日の中禅寺湖釣行から、約1ヶ月。だいぶ間が空いてしまいました。
例年だとそろそろ本格的なホンマストローリングのシーズンインになりますが、今年はあまりパッとしないようです。
まずは湖の状況把握と、何よりもホンマスの確保。いざ8戦目です。
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少し速めの船速でスタート
午前4時、出船…といきたいところでしたが、現地に到着するや否や激しい雷雨で、落ち着くまでしばし待機。
ようやく準備ができたのは、午前4時半頃。既に辺りは明るくなってきています。
1ヶ月ぶりなので状況がよく分からず、サーチも兼ねていつもより少し速めに曳いてみることにします。
船速は4km/h~4.2km/h。レッドコアのみのスタートで、55ヤード、60ヤードからスタートします。
流し始めて10分ほどで、60ヤードにジーッ!
ホンマス42.5cm。型はもちろん大きい方が良いのですが、久々の本命ヒットはそれだけで嬉しいものです。
沈黙が続く
段々と時間が進んでいくと、激しい雨の合間に晴れ間が出る不思議な天候になっていきます。
晴れ時々ドシャ降りです。
湖をグルッとサーチしてみますが、一向に当たらず。
悶絶しながら8時前にいつものドジャーシステムにチェンジし、ダウンリガーも出すとヒメマスがヒットし始めます。
角と貝にヒットしてくるヒメマスは、最低34cm~35cmほどと、なかなかの型が揃ってきました。
ヒメトロ船もあっちへウロウロ、こっちへウロウロしていましたので、なかなか厳しかったようです。
途中、禁漁区域境目のブイを超えて、西側を航行しているヒメトロの持ち込み船を発見しましたので、カメラで抑えておきました。
右側の船が、明らかにブイの向こう側に行っています。
いくら釣れないからって、西側に入っては駄目ですよね。
そこまで釣行していない私でさえ、過去何度か同じような状況を見ていますので、常態化しているのでしょう。
漁協はルール遵守を叫ぶのであれば、この辺りの取り締まりも徹底して頑張って欲しいものですね。
結局午前中はあまりヒントが掴めず、ホンマス1本、ヒメマス2本という劇的な貧果で終わってしまいました。
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午後はヒメマスに好かれる
午前中の状況を踏まえ、午後はゾーンをいくつかに絞って攻めてみることにします。
終了時間が雨予報だったことも考え、できるだけ身軽にしておきたく、ダウンリガーは午前中でクローズ。午後はレッドコア2本のみで勝負です。
時合までの時間は岸寄りをベッタリ目に航行してみますが、反応はありません。
16時前、国道側の有望ゾーンに入ったところで沖目狙いにチェンジします。
船速3km/h~3.2km/h、レッドコアは60ヤード~70ヤード。ドジャーを付けてルアーを振る、いつものシステムです。
時折ズドンッと来るのは、全てヒメマスです。どれも体高があってプリプリしています。
ヒメマスは基本的に、釣れればキープです。
風が弱かったこともあり、釣り上げた直後から捌いていきます。
反応が薄くなったところで山側の有望ゾーンに移動し、棚を調整して入れていきますが、やはりここでもヒメマスがヒット。
最大で37cmと、40cmの大台が見える良型も出るようになってきました。
最後にホンマス確保で終了
そろそろ帰港を意識する18時半頃。
やはりホンマスが欲しいので、思い切って魚探を無視してど真ん中を航行してみます。
過去の記憶からトレースコースを決めて、ひたすら帰港先に向けて真ん中を航行。
18時45分頃。やっぱり駄目かなという空気の中、プレゼント的なヒット!
ホンマス41cm。釣れてくれたホンマスに感謝、感謝です。
結局午後の部は、ホンマス1本、ヒメマス8本で終了しました。
状況を把握するだけで精一杯…振り返り
今シーズンは良型は元より、ホンマスそのものを満足に引き出すことができません。
こういったシーズンもある、ということでしょうが、ここまではなかなか難しいなという印象です。
しかしながら湖をグルッと回ってみて、そろそろ、もう少しすれば…という空気が掴めた釣行でもありました。
来週以降、最大限に期待したいと思います。
50cmオーバーのホンマス、出ています
私が釣行したこの日、他船で50cmオーバーのホンマスが出ていました。
今シーズンは、40cm台後半からの良型はポツポツ出てはいる、しかしまとまって出ない、という状況かと思います。
いずれにしても、本格的なシーズンはこれからです。
相変わらず、切り替え力の欠如が課題
私が把握しているだけですが、ホンマス狙いのレッドコアはシステム面で大きく分岐が2つ、その中でまた細かい分岐が数種類ずつ、さらにディテールでは数え切れないほどの選択肢があります。
どの時間に、どこで、どのシステムと分岐で流していたかで、釣果は雲泥の差が生まれてしまいます。
今回は朝に1回バイトがあり、その1本を獲ったわけですが、その後の反応薄な状況から、攻め方がミスチョイスだったことは明らかでした。
それでも時期的要因から来る先入観が勝ってしまい、冷静に状況を見て、柔軟な対応を行うということができませんでした。
悔しい気持ちが残っていますが、それも勉強、経験の1つとして受け入れ、精進したいものです。
オリジナル角が意外な釣果
オフシーズン中に作り込んでいたオリジナル角貝貼りですが、意外にもヒメマスに効くものがありました。
今シーズン、ヒメマスがよくヒットしている角は、大半がこのオリジナル角です。ヒメマス・ホンマスを意識したカラーリングにもしていますが、果たしてカラーが良いのか、貝の貼り方が良いのか、それとも角自体の動きがマッチしているのか―。
ハンドメイドの楽しさですね。オフシーズンは量産確定です。
姫マスありがとうございます!本当に美味しくいただきました。
たまたま立ち寄った弟夫婦に食べさせたら、あまりの美味しさに楽しみにとってあった姫マスを、お持ち帰りされました・・・・シクシクシク。
Posted by N@O / 2017年7月18日03:23