あまりにもホンマスが釣れず、悶絶寸前だった前回2017年7月20日の中禅寺湖釣行から1週間。
釣っている方は釣っているのでメソッドはあるはずなのですが、いまいち自分の釣りからの切り替えができません。
シーズンも後半戦に入っているので、このままだとさすがにマズイなあと1人悶々としていると、ありがたきアドバイスを頂戴しました。
ようやく吹っ切れて、新しいメソッドを最初から試してみることにします。
朝は絶対に固め打ちしてやるという強い意志、そして満タンの殺気とともに、いざ、10戦目です。
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殺気に満ちた出船
午前4時、出船。
朝の短い時合で、絶対にホンマスを固め打ちしたい…今シーズン1番の殺気を秘め、気合い充分での出船です。
まずは出船してすぐ、レークオカジン前から早速のルアー投入。
レッドコアは60ヤードと70ヤード、ルアーは三山工房の夜光貝ウィング、そして奥田ルアーキールをセレクトしています。
船速は4.2km/hを基準に、下げても4.0km/hまで。
サーモクライン、そしてレイクトラウト以外の魚影反応に注目し、レッドコアの調整とルアーチェンジを細かく行っていく作戦です。
今までの釣りを壊し、速曳きでのスタートです。
クリック音が鳴り響く!
例によってこの時期、暗いうちは食って来ないことが多いので様子見です。
午前4時15分を過ぎたあたりで、段々と薄明るくなってきたなあと思っていると、早速のクリック音!
正体は43cmのホンマスでした。レッドコア70ヤードでのヒットです。
続けて流していると、60ヤードにセットしていたロッドがジーーー!
ホンマス44cm。40cmも半ばになってくると、一段と格好良くなってきます。
ここ最近の特徴と言われる、ごく短い時合。
先週の状況を踏まえて流すエリア・ゾーンを絞り、刻々と変化する状況を見ながら、コース取りやレッドコアの出しを微調整。さらにゴミチェック、そしてルアーチェンジも繰り返します。
結局、6時過ぎまでで7つのバイトを引き出し、うち4本をキャッチすることができました。
30cm台は1本だけ。44cm、43cm、41cmと、今後に期待が持てるサイズが掛かってくれました。
時合後は他魚種がポツポツ
時合終了後は反応が全く無くなり、辺りもすっかり明るくなっています。
シトシトと雨が降る中、悪くは無いかなと思いましたが、上層での反応はありません。
今日はいきなりいつものシステムにチェンジするのではなく、単純に狙い棚を下に落としてみます。
時折映る、レイクトラウトの出方とは違う、デカホンマスらしき魚影。そこを狙って直撃してみます。
レッドコアは95ヤードと100ヤード。船速は変わらず4.2km/hです。
しばらくすると、グイーンとロッドが曲がり、直後にジー!とクリック音が鳴る独特なバイト。
これはホンマスじゃないなあと思い、大げさなくらいゆっくりとやり取りしてくると、やはりレイクトラウト。
推定65cmオーバー。やってしまいました。フックを外して即リリースです。
その後は素曳きの低速でオリジナル角貝貼りも試しましたが、これもレイクトラウトが掛かってしまいました。
このタイミングで出したダウンリガーもヒメマスのみと、日が出てからはホンマスの顔を拝むことができません。
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午後はボーズ
昼食・ダベリング・仮眠といつものパターンで、夕方のワンチャンスに備えます。
午後の部は15時半頃の出船です。
まずは3.2km/hで魚探反応を直撃していきますが、まるで反応無し。これは先週と同じパターンです。
唯一反応してくれるのはヒメマスのみですが、それも3バラシと、なぜかキャッチすることができません。
ホンマスのバイトが出ないのにいつもと同じことをやっていても仕方ないので、朝のシステムにチェンジ。
こちらからホンマスを探して、湖上を徘徊します。
1発を求めてかなり沖目も徘徊しましたが、結局1バイトのみで終了。
4つのバイトがありながら1本も獲れないという、残念な午後になってしまいました。
吹っ切れた清々しい気分…振り返り
今回アドバイスをいただいたお陰で、どこか吹っ切れた自分がいました。また新しい世界を見た気がします。
TPOではありませんが、攻め方の引き出しを沢山持つこと、そして状況に応じて使い分けていくことは、とても重要ですね。
あのホンマスらしい、一気に持っていくクリック音は、いつまでも耳に残ります。
もっともっとこの釣りをやっていたいと、心の底から思いました。
時合は相変わらず短い
先週と変わらず、ホンマスの朝の時合は短いです。
エリア選択、釣り方、流し方を間違えてしまうと、本当に悲惨な結果になってしまうと思います。
状況は横ばい
1日やってみて感じたのは、全体状況としては先週と大きく変わっていないということです。
魚の着き方、濃い場所、薄い場所なども、あまり大きくは変わっていないように感じました。
水もかなり澄んでいると思いますので、見切られている部分も多いのかなと思います。
朝以外、ホンマスがほとんど釣れないのも、少しおかしいのかなと感じます。
こういった状況が好転するキーは、この3点ではないかと勝手に予想しています。
- 台風
- 日照
- ベイト変化
水量の増減というよりは、水中のプランクトンにバランス変化が起こってくれること、そして毎年恒例のベイト変化が起こるタイミング、その辺りになってくるのかなと感じています。あくまで個人的には、ですが…。
いずれにしても、デカホンマス爆発のチャンスは、もう限られていますね。
今年は巡り合うことができるのでしょうか。
今年もダービーが開催されます
昨シーズンに引き続き、レークオカジンでは現在、各魚種、尾叉長でのサイズ規定を設け、突破した方にはくじ引きで豪華賞品が当たる企画が開催されています。
残りのシーズン、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。