お盆前、2017年8月10日の中禅寺湖釣行から2週間。
お盆だから自粛というわけではなく、鬼のような高速道路の混雑が嫌で、自主的なインターバルを設けていました。
前回は台風明けで若干の変化が出ていましたが、2週間も経てば全く別物の湖になっているはずです。
例年のセオリーは頭に入れつつ、1発を獲るためには意外性も必要…?
信念を胸に、いざ13戦目です。
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一番最後の出船
今回は殺気を消し、次々と散っていく先行船を見ながら、タックルを粛々とセットします。
この時期は明るくなってからでないとホンマスがヒットしない傾向なのですが、少々余裕を持ちすぎたかもしれません。
午前4時半前、出船。
若干白々しくなってきた頃、狙ったポイントに向けてゆっくりと舵を切ります。
今回も悩んだ挙げ句、レッドコアはドジャーシステムを選択。
船速3.2km/h、50ヤード近辺からスタートし、角は貝貼りと無垢をセットします。
ダウンリガーも入れ、4発体勢でデカホンマスを狙っていきます。
いきなりのビッグヒット
しばし飛ばして、ヒメトロを含めた他船がいなくなったところで、いよいよ投入開始。
ゴールデンコースに乗りながら、本命ポイントを目指します。
投入してすぐ、幸先良く55ヤードのレッドコアがギュイーンと入りますが、クリッパーが外れてしまっていたダウンリガーと絡んでしまい、フックアウト。
出鼻をくじかれてしまい、なんだか嫌な予感がします。
そのまま流し、いよいよ本命ポイント近くに到達。
魚探を見ると、狙い棚にはっきりしない固まりのようなものが、4つほど浮かんできました。
これはもしや…そう思った瞬間、一瞬でクリッパーが外れた右舷のダウンリガーが、激しい音を立てて逆回転!
12mでセットしていたので、間違いなくこれはデカホンマスでしょう!
2017年8月3日の中禅寺湖釣行で引き出したビッグヒットは、まるでトンカチのような打ち付ける走りでしたが、今回はラインが放出されていく一方で、全く止まりません。
シンクロを戻しても、通常のドラグをもろともせず持っていきます。
6500Cのドラグでは、全く止まりません。
これはヤバい奴が掛かってしまった…しばし耐えましたが、散々ラインを放出されたあとで、あえなくラインブレイク。
今回もガックシ・チャンチャンになってしまいました。
今シーズン、2回もデカホンマスを掛けながら1本も獲れないとは…。
うまく回らない午前
若干切れてしまった気持ちに呼応してか、その後もヒメマスらしきバイトがあるものの、巻いてくる途中でフックアウトが続いてしまいます。
なんとかこの流れを断ち切らなければ…ということで、思い切ってレッドコアを素曳きにチェンジ。
光量を見ながら、4本のルアーも細かくチェンジしていきます。
ポツポツとヒメマスを拾いながら、ホンマスを探して湖をウロウロと徘徊。
やはりこの辺が固そうかな…という場所を流していると、レッドコア55ヤードにヒット!
ブラウントラウト55cm。通称、沖ブラウンです。
ブラウントラウトは手前に来てよくジャンプをするのですが、あの跳ね上がる魚体は印象的ですね。
このヒットで少しだけモチベーションが上がり、結局午前中はヒメマス7本、30cm台後半のホンマス2本、ブラウントラウト1本で終了しました。
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午後は片手に届かず
いつものように、昼食・ダベリング・仮眠後の午後の部。
心中場所を悩みましたが、今回は他船の状況も鑑みて、国道側でラストチャンスを迎えることにします。
16時頃、出船。一気に飛ばして、12番近辺から午後の部をスタートします。
どちらかというと確保優先の意識で、レッドコアは再びドジャーシステムにチェンジ。
ルアーは午前中とほぼ変えず、状況を見ながらチェンジしていく作戦です。
この時間はまだ時合ではないのか、棚に入れてもバイトが出ません。
隙間時間を利用して、自作角のスイムチェックと調整が、バシバシはかどります。
ようやくヒットが出始めたのは、16時40分頃。
ヒメトロ船を避けたポイントで、プリプリのヒメマス37cmがヒット。レッドコア55ヤードでのヒットでした。
続いて60ヤードでもヒメマス、レイクトラウトと続きます。
良い感じの流れで最後にホンマスを狙うべく、レッドコアは狙い棚を上げて50ヤードで勝負。
この時期の国道沿いホンマス狙い、最東端(と勝手に思っている)ポイントで、その50ヤードにヒット!
ホンマス45cm。最後にまともなサイズが出てくれました。
体はまだ銀ピカでしたが、顔は少し精悍になってきていて、今シーズン上ってしまう個体かもしれません。
40cm台はなるべく上らず残っていて欲しいのですが、果たして?
結局午後の部は、ヒメマス2本、ホンマス1本、レイクトラウト1本で終了しました。
チャンスはあるのに獲れない…振り返り
2017年8月3日の中禅寺湖釣行時のビッグヒットは、フックアウトだったのである程度納得できました。
しかしながら、今回はラインブレイクなので100%自分の責任です。
そう考えると、なんとも悔しく…逃した魚はデカかった、です。
往生際が悪いので、まだまだ諦めません。
魚の着き場が変化
例年のセオリーですが、お盆を境に魚の着き場がだいぶ変化した印象です。
特にヒメマスの濃いエリアは、だいぶあからさまになっています。
今シーズンはヒメトロ船が多いので、現場に行くとすぐに分かるかもしれませんね。
ルアーで釣れるヒメマスは型が揃う
ヒメトロは初期以降やっていないので詳しくは分かりませんが、ルアーで釣れるヒメマスは型が揃います。
この日のヒメマスも、37cm前後で揃いました。
私はヒメマスを狙っておらず、釣れてしまっているのですが、本気で狙っていけばルアーだけでもかなり釣れるのではないでしょうか。
ヒメマスは自作角での釣果が多いですが、ハンドメイドゆえに、また同じものを作れと言われても、なかなか作ることは難しいのかもしれません。
ロストしないように気を付けないと…。
9月1日より禁漁区が広がります
9月1日より、13番から松ヶ崎を結んだ東側が通常区になります。金谷ワンドは入れなくなりますので、注意してください。
ダービー開催中です
レークオカジンでは現在、各魚種、尾叉長でのサイズ規定を設け、突破した方にはくじ引きで豪華賞品が当たる企画が開催されています。
ビッグワンを狙ってチャレンジしてみてください。