前回、2017年8月24日の中禅寺湖釣行から3週間。
運悪くウイルス性の感染症にかかってしまい、予期せぬ長期のお休みとなってしまいました。
デカホンマス捕獲のラストチャンスを逃してしまいましたが、最終戦も変わらずホンマス狙い。婚姻色が出て変体した個体を狙っていきます。
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今回も第一陣最後の出船
午前4時半前、出船。
今回も第一陣組の中で、一番最後の出船です。
まだまだ辺りは暗く、ホンマスのヒットは期待できない状況ではありますが、目星を付けたポイント手前から流していきます。
今回もスタートは、ドジャーシステムから試してみることにします。
船速は3km/h、レッドコアは40ヤード近辺からスタート。ダウンリガーはもう少し深めに入れて13.5m近辺。4本仕様で攻めてみます。
角はそれぞれ、パターンを分けてセット。当たりルアーの特徴を探っていきます。
明るくなりはじめてホンマスがヒット
ホンマスの魚影はハッキリと出ていますが、暗いうちは全く食ってきません。
狙い所は間違っていないと思いますので、ヒットするまで折り返して探っていきます。
往復して流していると、明るくなりはじめてようやく40cm台前半のホンマスがヒット!
40ヤードの浅棚で食ってきました。
婚姻色が出始めていますが、まだまだ真っ黒にはなっておらず、季節進行が若干遅れていることを感じさせます。
さらにしつこく近辺を往復して流していると、またしても浅棚のレッドコアでヒット!
ホンマス46cm。婚姻色が出たオスのホンマスです。
顔などはもっともっと真っ黒になるらしいのですが、このワイルドな変体ぶりは、存分に季節感を感じさせてくれますね。
続けて折り返すと、今度はダウンリガーでヒット!
40cm台前半のメスのホンマスですが、綺麗なピンクの模様が出ています。オスとはまた違った、繊細な色合いが印象的です。
その後は15mまで落としたダウンリガーに、52cmのブラウントラウトがヒット。
ここまでで、バイトやヒットが多い角のパターンをある程度絞り込むことができました。魚影が薄くなったタイミングでヒットパターンに近い角にセットし直し、徘徊の旅に出ることにします。
予想外のド沈黙
日が完全に上がってしまうと、それまで吹いていた西風が止んでしまい、凪の時間が多くなってしまいます。
満水なのに放水していないのか、泡がいつまでも消えません。
この日あった出来事が分かる方にはご理解いただけると思いますが、午前8時過ぎ、偶然ですが問題の現場近辺を、写真撮影しながら航行していました…。
釣りのほうはというと、国道側・山側と徘徊してみましたが、水の状況から全く期待が持てず、実際ド沈黙が続いてしまいました。諦め半分で、角のスイムチェックがはかどります。
結局お昼に上がるまで、1バイトのみで終了。
本数は出ませんでしたが、季節の魚に出会えたことと、角のヒットパターンが掴めたことで、満足感がある午前の部でした。
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午後の部は数を狙う
恒例の昼食とダベリングのあと、2016年シーズンのラストゲームということで仮眠を取らず、14時過ぎから午後の部をスタート。
朝以降は大不発だったため、狙い所を午前中から大きく変えてみます。
ダウンリガーは出さずに、レッドコアも素曳きにチェンジ。さらに快晴で光量もあったため、状況を考慮した貝貼りをセレクトします。
午後も午前中とヒットパターンが同じかどうか検証するため、左右でタイプを変えた角をセット。果たしてどのような反応が返ってくるでしょうか。
まずは大崎沖、レッドコア50ヤードで幸先良くブラウントラウト55cmがヒット!
これも午前中と同じパターンの角にヒットしたため、変わっていないと判断し、すかさずもう片方も系統が同じ角にチェンジします。
レッドコアは50ヤードと55ヤードで固定。そのまま国道側を13番まで流し、折り返すというローラー作戦を敢行し、ポツポツと魚を拾っていきます。
16時半過ぎからは日が傾いてくるため、状況を見ながら角も交換。
ローラー作戦をやっていることからスレも考慮して、このタイミングでローリング寄りにセッティングした角もトライしてみます。
静かに、しかしながら大胆に攻め込んで、ホンマスとブラウントラウトを粛々と確保。
ホンマスは今年遡上しない、フレッシュなものも掛かりました。
ブラウントラウトは40cm、そしてレイクトラウトは26cmというミニマムサイズも掛かってくれました。
結局午後の部は、ホンマス4本、ブラウントラウト3本、レイクトラウト1本で終了。
ホンマスはMAX45cm、その他はフレッシュな30cm台後半も掛かってくれました。
今シーズンでその生命を終える野性味溢れるホンマス、そして来シーズン以降に期待できる魚たちにも出会うことができ、納得の2017年シーズン最終戦となりました。
結局デカホンマスは獲れなかった2017年シーズン…振り返り
デカホンマスが欲しい欲しいと言い続け、頑張って通いましたが、結局獲り切ることができませんでした。
2017年8月3日の中禅寺湖釣行、そして2017年8月24日の中禅寺湖釣行で引き出した2回のビッグヒットを未だに忘れることができませんが、まだまだ修行が足りないのだと中禅寺湖様から言われているようです。
また来シーズンも勝負できるよう、オフシーズンにしっかり準備しないといけませんね。
角のパターンとセッティングの多さが奥深過ぎる
前回釣行時まで効いていた角のパターンが一変し、バイトが極端に減ってしまう―そんな戸惑ってしまうような状況でした。
バラバラのパターンをセットしてスタートしたので絞り込んでいくことができましたが、相当数の角のパターンを持っておかないと、シーズン全てで対応できないことがよく理解できたゲームでした。
今シーズンは動物性プランクトンが多く、湖水もクリアな状況が続いていたため、貝の出番はさほど無かったのですが、濁りが入った場合は貝も色々なパターンを持っておかないといけませんね。
一生かけて、徐々に揃えていくしかないですね。
2017年シーズンも、お付き合いいただきありがとうございました!
いつも記事を読んでいただいている皆様、今シーズンもありがとうございました。
今シーズンもありがたいことに、このWebサイトを通じて様々な出会いに恵まれました。
私は中禅寺湖に通いはじめた当初、釣り方が分からずに、最初のレイクトラウトをキャスティングで釣るまで実に5シーズン以上を要しました。中禅寺湖フリークも周りにおらず、試行錯誤のシーズンがずっと続いていました。
もっともっとレベルアップしたい!中禅寺湖フリークの方々と知り合いになりたい!その一心で情報発信をし続け、少しずつ繋がりはじめたご縁。本当に感謝しています。
これからも変わらず、お付き合いいただけたら嬉しいです。また来シーズンもよろしくお願いします!
9月1日より禁漁区が広がっています
9月1日より、13番から松ヶ崎を結んだ東側が通常区になっています。金谷ワンドは遊漁できませんので、注意してください。
ダービー開催中です
レークオカジンでは現在、各魚種、尾叉長でのサイズ規定を設け、突破した方にはくじ引きで豪華賞品が当たる企画が開催されています。
ビッグワンを狙ってチャレンジしてみてください。