濃霧で午前上がりした2019年7月11日の中禅寺湖釣行から2週間。
そろそろ時期的には良くなってきそうなのですが、相変わらず日照時間が少なく、ホンマスの釣果は日によって気まぐれのようです。
いつも通り前情報は無いので、まずは状況把握から…13戦目がスタートです。
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速曳きでスタート
午前4時20分、出船。いつも通りゆっくりと準備し、出船します。
2週間来ないと状況が変わってしまい、浦島太郎状態になっているので、まずは速曳きでザックリと湖の様子を見てみます。
レッドコアは70ydsと80yds。ルアーは隠し弾のタイプSTとタイプSZ、ともに船速4.2km/h設定をチョイス。
ダウンリガーも11m・13mで、GMルアー高速曳きバージョンと三山工房のウィングキールをセット。欲張って4機で様子を見てみます。
前回と逆方向から調査していきますが、良い魚探反応はポツポツあるものの、バイト無し。
なぜ口を使わないのか...悶絶しながら2時間ほど流してみますが、バイトが出ないためシステムを変更。時折浮遊物が掛かるので、低速のドジャーシステムに変えてみます。
やっと1バイト
朝一番を外して悲壮感が漂う中、湖上でO氏とバッタリ。なるほど...なお話を伺い、頭を整理して気合いを入れ直します。
濁り・浮遊物・雨・ベイト反応・弱風...さて、やる気のあるホンマスはどこにいるのか―。
グルグルと考えられるポイントを順番に回り、少しだけ水に変化があったラインを船速3km/hで航行していた午前8時15分。
シェルスターのオカスペをセットしていたダウンリガー15mがグイングイン入り、ついにヒット!
朝一、朝二と外し、朝三になってようやくホンマスが出てくれました。目標サイズには届きませんでしたが、なかなかのコンディションです。
ここから行けるかなと思いましたが、後が続かず。悶絶の航行が続きます。
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再び速曳きを試してみる
魚探反応は悪くなく、時折ベイトらしき塊も映り雰囲気もあるのですが、なぜか口を使ってくれず。
1時間半ほど航行しても反応が芳しくないので、たまらずレッドコアのみの速曳きを試してみます。
時間が時間なのでホンマスは半分以上諦めていますが、ルアーは朝一番で使用したタイプSTとタイプSZを使用。船速は4.2km/hです。
果たして反応するか―午前10時40分、70ydsにセットしていた左舷のタイプSZが早々にジーイーィィィィと入り、ヒット!
ニジマスとは意外でしたが、回遊魚は大歓迎です。釣れてくれて感謝!
さらに10分後の午前10時50分。80ydsにセットしていた右舷のタイプSTがバコーンと入り、ブラウントラウト38cmがヒット。ブラウントラウトの躊躇無き豪快なラインアラームは、相変わらず気持ち良いです。
その後も80ydsのタイプSTは調子良く、午前11時20分、午前11時35分と立て続けにレイクトラウトがヒット。
今日はやはりこれなのか...悩みながら昼食のため帰港します。
低速から再開
昼食・ダベリング・昼寝後、15時半過ぎから午後の部を開始。
少し思うところがあり、午後の部はもう一度ドジャーシステムでスタート。ダウンリガーも使って朝のコースを船速3km/hで辿ってみますが、やはり魚探反応を叩いてもバイト無し。
上の棚は反応するか、試しにレッドコアを35ydsに上げてみると、すぐにグイングインと小さいレイクトラウトがヒット。
これは駄目だ...ということで、1時間後に再び速曳きにシステムチェンジ。レッドコアのみに集中して、夕方のチャンスタイムにホンマスを獲りに行きます。
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ワンチャンスを拾う
一旦は天気が回復し、晴れ間が出ていた中禅寺湖。このまま天気が持ってくれるかと期待しましたが、突然、叩き付けるような豪雨に。
果たしてこの雨は、湖水と魚にどのような影響を与えるのか―いずれにしても、持ち時間はあと2時間ほどしかありません。
ざっくりとエリアを決め、ルアーはタイプSTとタイプSZをセット。タイプSTを80yds固定、タイプSZを可変にして様子を見てみます。船速は4.2km/hです。
航行を続けていると、午前中にレイクトラウトが掛かったエリアでタイプSTがヌオーンと入りますが、すぐにフックアウト。
ここはホンマス地帯ではないな...さらに航行を続け、狙いのストレッチを通過。往復してアップクロスで入り直した18時5分頃。この日当たっていた80ydsのタイプSTがバコーンと入り、ついにヒット!
次のホンマスまでが長かった...信念の速曳きが報われました。長さはありませんが、とても、とても嬉しい1本です。
釣れてくれて、本当にありがとう!次はお兄さんかお姉さんをお願いします...。
その後、19時近くまで追加を狙いましたが、ノーバイト。結局ホンマスは2本で終わりました。
パターンは分からず...振り返り
浦島太郎状態で状況把握から入った釣行でしたが、パターンがよく分からず、緩急・浅深がむしゃらにやって何とか確保といった感じでした。
ここ最近は雨が多く、湖水状況も芳しくないようですが、その中でどうやったら口を使ってもらえるのか、考えさせられるゲームでした。
引き続き、浮遊物に注意
2週間前と同様、ルアーへの植物の付着が目立ちました。
今回はドロドロした藻ではなく、カナダ藻のような水草が多かった印象ですが、頻繁なルアーチェックが必要かと思います。
前回と同様、レンジや場所により、さほど気にならないケースもありました。
水温躍層がより顕著に
表水温が20度を超え、躍層が顕著になってきました。魚も以前より、はっきりと魚探に映るようになった印象です。
躍層部分の水温については、栃木県庁の「中禅寺湖マス類資源調査」というページに平成27年と平成28年のデータが掲載されていますので、参考にしてみてください。
- 栃木県/中禅寺湖マス類資源調査
- 平成28年水温データ(PDF:420KB)
- 平成27年水温データ(PDF:373KB)
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