越年するフレッシュなホンマスを捕獲した2022年9月8日の中禅寺湖釣行から、1週間。
今回も変わらず、狙いは越年するホンマス。スペシャルに厳しいゲームが予想されますが、ホンマス狙いはやめられません。
2022年シーズン最後のホンマス狙い—2022年16戦目がスタートです。
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ゆっくりとスタート
予報よりも多少強い西風が吹いていますが、充分出船できます。先週よりもずいぶんと涼しくなっており、フリースと防寒ジャケットを着込みます。
ゆっくりと準備し、午前4時20分過ぎに出船。
レッドコアはY澤ルアー[G/H/Min]と、オリジナル角貝貼り[W/H/Min (Type-B)]をセレクト。それぞれ40yds・50ydsからスタートです。
ダウンリガーはオリジナル角貝貼り[W/H/Min (Type-A)]と、オリジナル角貝貼り[G/H/Min (Type-A)]をセレクト。それぞれ18.4m・22mでセットします。
船速は3km/hで、すべてドジャー曳き。先週の流れを踏まえつつ、季節進行も頭に入れてゲームに入ります。
ワカサギ健在
先週から他の案を考えてみたものの思い浮かばず、結局同じような場所にIN。予想ヒット時間帯に合わせてコース取りします。
魚探を見ると今回もワカサギが湧いていますが、少し場所に偏りが出てきているように感じます。全体的に棚も少し下がっている印象です。
今回もレイクトラウトを避けるべく、"ベイトだらけのトラウトスカスカゾーン"を曳いていきます。
バイトが出ない
時刻は午前5時半を過ぎ、そろそろかと待ち構えますが、バイトが出ず。
今回ダウンリガーはベイトの層から外し、かなり下に打ち込んでいることもあるかもしれません。
以下、一覧でどうぞ。
ヒット時間帯 | システム | 魚種 | ヒットルアー |
---|---|---|---|
午前5時43分 | ダウンリガー22m | レイクトラウト | オリジナル角貝貼り[G/H/Min (Type-A)] |
午前6時30分 | レッドコア50yds | レイクトラウト | オリジナル角貝貼り[W/H/Min (TYPE-B)] |
午前7時20分 | ダウンリガー25m | レイクトラウト | オリジナル角貝貼り[W/H/Min (Type-A)] |
午前7時40分 | ダウンリガー25m | レイクトラウト | オリジナル角貝貼り[N/H/Min (Type-A)] |
午前8時ちょうど | ダウンリガー21m | レイクトラウト | オリジナル角貝貼り[N/H/Min (Type-A)] |
午前8時30分 | ダウンリガー21m | レイクトラウト | オリジナル角貝貼り[N/H/Min (Type-A)] |
岸に寄っていないにもかかわらず、やはり絶対量の差でレイクトラウトが掛かってしまいます。
先週とルアー選択はほぼ変えていませんが、ヒットするルアーが違い、今回Y澤ルアー(通称"
また午前7時半頃から日中仕様のオリジナル角貝貼りにチェンジしていますが、連続して同じルアーに魚がヒットしているのも興味深い点です。
2021年シーズンのこの時期にもホンマスが釣れている日中仕様のオリ角で、たまたま季節パターンにもハマっている作りなのでしょう。
恒例?ヤケクソの速曳き
午前8時50分頃。風向きが次第に東風になり、霧の出番。
こうなってしまうと、ホンマス狙いは望み薄です。ダウンリガーを仕舞い、レッドコアのみで勝負。すべて素曳きに変更し、ヤケクソの速曳きで柄モノを狙ってみます。
船速は4km/h〜4.2km/h。ルアーはオリジナル角貝貼り[M/K.A.S.Concept/M]と、オリジナル角貝貼り[J,M/Belt/M]をチョイス。
レンジを変えて曳き倒してみますが、見事に反応なし。
午前10時頃。トラウトを諦めてワカサギ釣りを少しやってみますが、北東風が強く操船がままならず、貧果に。
トラウトだけでなくワカサギにも見放された、なんとも"尻すぼみ"な最終戦となってしまいました。
まぐれは続かない…振り返り
前回と同じような狙いで入りましたが、やはり再現性がなく、ホンマスを捕獲することはできませんでした。
前日は暖かかったようなのですが、この日は朝からの気温低下と北東風のMIXだったようで、そのような日を引いてしまうのは私らしいなあと思います。
今シーズンのホンマストローリングを、ざっと振り返る
今シーズンのホンマストローリングは、全体的に速曳きがいまいちなシーズンでした。色々と理由は考えられるのですが、低速有利な年だったと言えると思います。
ワカサギが豊富過ぎて、ルアーもかなりえり好みしていた印象があります。
シーズン途中で低速用のオリジナル角貝貼りを追加製作した理由もこれで、なぜか低速用のこのパターンでしか釣れる気がしないという"幅の狭い"シーズンだったように感じます。
来シーズンはまたパターンが違うと思いますので、違う釣り方・違うルアーが強くなる可能性があります。
毎年違うのが悩ましくもあり、楽しくもありますね。
弾不足を痛感
上記を踏まえて、毎シーズンこの時期になると、弾(ルアー)不足を痛感します。
やはりホンマス狙いのトローリングは、手持ちのルアーがあればあるほど、さまざまな状況に対応できて有利です。
やみくもにルアーを買いそろえるのではなく、きちんと"中禅寺湖のホンマスが釣れるルアー"を揃えるのが大事です。
- 前提として、中禅寺湖のホンマストローリングで実績があるルアーは、売り出されたら早めに買っておくべし。
- それを使って、まずはホンマスを釣ってみるべし。
- ホンマスが釣れるルアーと釣り方が分かってきたら、参考にして自分で作ってみるべし。
- 自作ルアーを投入して、ホンマスが釣れるか試してみるべし。
- 売っていないパターンを、自分で作ってみるべし。
- ホンマスが釣れそうな形状・貼り物・合わせ物"など"を自分で見つけて、作るべし。
今オフは時間を作って、水牛の角削りを頑張りたいと思います。
ホンマスの当歳魚は順調に成長中
現在、ホンマスは当歳魚がポツポツと釣れているようですが、ワカサギの当歳魚を食べている関係で例年よりも大きく育っており、来シーズン以降、非常に期待が持てます。
ワカサギ釣りの名目で、集中的に抜かれないことを祈ります。
「景品プレゼントダービー」始まっています
レークオカジンでは現在、各魚種、尾叉長でのサイズ規定を設け、突破した方にはくじ引きで豪華賞品が当たる企画が開催されています。
だいぶ減ってきましたが、まだまだ豪華賞品が残っています。是非みなさんもチャレンジしてみてください!