運を使い果たし、"あやかり系ルアー"でなんとか中型ホンマスを捕獲した2023年6月1日の中禅寺湖釣行から1週間。
気付けば6月も2週目に突入し、季節がひとつ進む時期。パターンの移行期で、シビレるゲームが待っているのでしょうか。
頭にいくつかプランはあるものの、うまくいくかどうか—2023年3戦目がスタートです。
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速曳きでスタート
いつも通り現地に到着し、順調に準備を進めます。予定通り、午前4時過ぎに出船。
レッドコアはオリジナル角貝貼り[K.A.S.コンセプト]を2発。それぞれ40yds・50ydsからスタートします。
船速は4.2km/hで、レッドコアのみの速曳き勝負。1発狙いで仕掛けていきます。
見事なノーピク
コース取りしながら狙いのゾーンを探っていきますが、まったく反応が得られません。
棚をいじりながら徘徊しますが、どうにも狙いのレンジにやる気のある魚がおらず。
うなりながら午前6時前、4本出しでスローな釣りにチェンジ。船速は3km/hで、4本すべてをドジャー曳きでセットします。
貴重なバイト
場所・棚ともに狙いが絞れず、とりあえず過去2回の釣行と同じコースを辿ってみます。
悶絶というよりも、こりゃまずいと絶句状態になっていた午前6時46分。オリジナル角貝貼り[M/H/Min(BC-G・Type-B)]をセットしていた左舷のレッドコア40ydsがジーィーーーィィィィ!と勢いよく入り、ヒット!
アタリは良かったのですがすぐに素直になってしまい、"あれ〜?"と思いながら寄せてくると、
まさかの放流ニジマスでした。これはカウントして良いのかわかりませんが、もう少し先の季節に有効なルアーにヒットしたのも何かのヒントと思い、前向きに捉えます。
ついにホンマスを引き出す
ということは、こういうことかということで、遠洋漁業に出発。
もう少し先ということは…ということで、どちらかというと夏のポイントを曳いていた午前8時29分。またしても左舷のレッドコア45ydsがグイングイン入り、ヒット!
今日2バイト目で、ようやくホンマスを確保です。先ほどのニジマスと同じ、オリジナル角貝貼り[M/H/Min(BC-G・Type-B)]にヒットしてくれました。
ということは、つまり…と確信に変わりつつも、いや、まだ早いだろうという自分もいて、取り急ぎこちら側も徘徊。
時折魚探反応が出て期待するものの、バイトには至りません。
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執念のデカホン捕獲
やはりここだろうと折り返し、覚悟を決めて、もう少し先のパターンで勝負してみることにします。
ルアーはオリジナル角貝貼りにこだわらず、柔軟にセレクト。前後ともに、ひとつは自身の貝貼り、もうひとつは巨匠・橋村氏のルアーをセットします。
ある箇所だけポツポツと映る魚探反応。ホンマスだという確信はありませんが、もはや可能性はここしかありません。
刻一刻と過ぎる時間に合わせるかのように、棚を変化させるターゲット。冷静に、レッドコアの出しを調整していきます。
南西風にあおられながらも、しつこく折り返して曳いていた午前11時11分。橋村ルアーをセットしていた右舷のレッドコア50ydsに、ついに異常アリ!
"カッカッカッカッ…グッグイーッ、グッグイーッ!" "ジーィーーーィィィィ"
ロッドが叩かれながら弓なりになり、独特なノッキング。ついにキターッ!
左舷のレッドコアを回収してから、ファイト開始。恒例のゴンッゴンッという首振りと重量感。これは、マチガイナイ!
寄せてくると、太い銀色の魚がクイックに動き、ギラギラやっています。フッキング箇所を確認し、慎重に寄せてネットイン!
今日3回目のバイトは、まさに会心の一撃。尾叉で55cm超え、文句なしのデカホンです。
日本美人系の小顔さんで、特徴的なメスの個体です。
公式記録は57.5cm。目測55cmほどだったのですが、やはり目が馬鹿になったままでしたね。
それでもキャッチして船槽に入れた瞬間、無意識に"うぉーっしゃぁぁぁぁ!"という声とともに、右手のこぶしを振り下ろしていました。
このデカホンも各パーツに迫力は感じられるのですが、やはり2023年5月25日の中禅寺湖釣行で捕獲した59.5cmのホンマスのほうが、各パーツに迫力があったような?
贅沢な話なのですが、自分の目で同一シーズンにこれを感じられるというのは、本当に最高なことだなと思います。
最大限の達成感を感じ、このまま早めの納竿となりました。
しびれるゲーム展開…振り返り
朝から速曳きでズッドーンという展開を想像していたのですが、まさかのスロー曳きでズッドーンという展開になりました。
どちらにしてもズッドーンは大歓迎ですので、デカホンマス様、次回もよろしくお願いいたします!
デカホンマス、出ています
今日はGM氏が、56.5cmの見事なデカホンを捕獲。GM氏はこれで、2週連続のデカホン捕獲です。アメイジング!
先に捕獲されていたGM氏を参考にさせていただき、その後私もデカホンを捕獲。"ザ・ゴッド"GM氏との、初のアベック掲載が実現しました。感謝、感激です。
アタリは少ない
キャスティングでも渋くなっているというSNSの投稿を見かけましたが、本当にド渋かったです。
とにかくバイトが出ないのですが、掛かれば意外とガッチリ食っています。
一番は放水していないせいなのですが、虫とベイトが混在し、水温も上昇する、季節の変わり目といったところなのでしょうか。
透明度はわりと良い
透明度は先週同様、良い状態をキープしていると思いますが、先週のほうが、水中のラインはよく見えたかなという印象です。
今日はかなり広範囲をトロールしてみましたが、大尻近辺は少し水が白い気がしました。
同じ湖でも場所による水の違いは大きく、放水を止めている現在の状況を鑑みると、いかに良さそうな場所を見つけられるかが大事になってきそうです。
わずかにトロロあり
素曳きは充分できますが、ドジャー曳きをして長い時間曳き倒していると、ドジャーの頭やルアーのスイベルに、若干ですがトロロが不着してきます。
先週とほぼ同じ感じですが、次週はどうなっているのでしょうか。
おぉー!さすがです!!
凄い体高。綺麗でカコイイ!
Posted by N@O / 2023年6月10日14:01