私としては充分爆釣だった、先週2014年初旬の中禅寺湖キャスティング釣行。
良いイメージそのままに、いざ第2戦です。
解禁2週目、そろそろトラウト達もスレてきている頃です。
加えて西風が強い予報でしたが、朝方勝負のつもりで決行です。
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いきなり西風の洗礼
午前5時半頃、釣り開始。
まずは前回良かった丸山周辺からチェックします。
予報では9時頃から西風が吹き始める予報でしたが、早くもキツめの南西風が吹いています。
ルアーはかろうじて投げられますが、キャストのコース取りやフリーフォール時に、多少テクニックが必要な状況。
フライの方は相当キツかったと思います。
西風から逃げて粘る
前回良かった岬やワンドは、全く反応無し。
やはりスレ気味なのか、今日は回遊コースではないのか…素直に反応が出ません。
次第に強くなる西風を避けるべく、栃銀前に移動。
少しだけマシになり、釣りに集中します。
ルアーはロデオクラフト・M.T.レイクス77・19g。
シルバー系で押しますが、なかなか反応が出ません。
ならばとアピール重視、チャート入りのゴールド系にカラーチェンジしますが、これでも反応が出ません。
やはり手強くなってるな…ということで、変則セットと誘いを織り交ぜていきます。
2-2-3から早めのシェイクを入れて2-2-5。これで食え!とロングスライドを入れると、狙い通りドンッ!
すかさずフッキング、無事にボーズ逃れのレイクトラウトをキャッチします。
47cm、残念ながら50cmに届かず。しかし良いコンディションです。
恐らくボトムから3m~4mくらい浮かせて口を使わせたと思います。やる気スイッチが入った個体ですね。
シャイな2本目
このまま続くかと思いましたが、やはりその後は沈黙。
これはいつもの中禅寺湖だ…ということで、チャート入りのシルバーにカラーチェンジ。
サイズも77・19gから67・16gに落とし、シルエットを控えめにしてみます。
シェイク付き2-2-3から2-3-4。スライド中にかすかなラインの動き。
強めの風が吹いているので明確なバイトだと自信が持てず、ラインを少し巻いてみると、わずかな重みを感じます。
電光石火でアッパーフッキング。2本目のレイクトラウトです。
45cmとかなり寂しいサイズですが、スプーンのシルエットを小さくしたら食ってきました。
スプーンがスライドしている方向に、スライドと同じスピードで食ったようで、バイトが微妙でした。
ライン変化に気付かなければ、獲れない個体だったかもしれません。
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アグレッシブな3本目
南西から西と微妙な風向きを繰り返しますが、完全に西風になったタイミングで栃銀寄りの西六番をチェックします。
桟橋跡がいかにもな雰囲気を醸し出していますが、キャストしてカウントダウンしてみると水深もバッチリ。
M.T.レイクス77・19gのシルバー系にチェンジし、ロングキャストで狙います。
打ちながら微妙な移動を繰り返し、最後に石垣前へ入ってフルキャスト。
着底して糸がフケたのでフリップを入れると、ゴゴゴッ!
着底と同時(もしくは着底直前?)に食ったようで、アグレッシブな3本目です。
これも44cmと寂しいサイズですが、やる気のある個体に乾杯です。
そして風が強くなり…
午後になると西風がさらに強くなり、湖面はウサギさん大踊り。
風裏であるはずの岸ヶ淵も、突風でまともにキャストできません。
同じ考えで岸ヶ淵に集結していたアングラー達も、次々に去っていきます。
そして私も右にならい、早めに撤収しました。
天候の影響も、自然の中でのゲームならでは…振り返り
せめて風が無ければ、もう少し追加できていたかもな…と心残りなのですが、こういう日があるのもネイティブならでは。
特に4月から5月にかけての中禅寺湖は、毎年西風強風との戦いですね。
ちなみに今回使用したスライドスプーンについては、下記コラムで徹底解説しています。
こちらも是非チェックしてみてください。
M.T.レイクスの特長や使い方については、下記コラムで徹底解説しています。
若干スレて来ている?
さすがにスレてきたようで、素直な巻きや誘いに反応が薄めでした。
その日の条件があるので何とも言えないのですが、いよいよ小細工が必要になってきたかもしれません。
ベースカラーにその日の癖が?
前回はゴールドベースが良かったのですが、この日はシルバーベースで反応がよく出ました。
わからないものです。
気合いを入れて高速を飛ばして来たのに、西風で釣りにならないとガックリしてしまいますね。
この強風の借りは、来週N@O氏と返すことにします…。
追記(2014年4月13日)
レークオカジンのサイト「湖畔の様子」にも、4月10日の荒れ模様が掲載されていました。
こうなってしまうと、どうしようもありませんね。