西側禁漁区の沖を曳き倒した、前回の2015年中禅寺湖西側特別解禁トローリング釣行から2週間弱。
相変わらずデカホンマスは影を潜めているように感じますが、獲る人は獲っている模様です。
なんとかシーズン中に良い型のホンマスを確保すべく、出撃です。
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いきなり時合
午前5時半、出船。
少し豪快に出遅れたかもしれませんが、重役出勤はいつも通りなので気にしません。
過去の経験から自分なりに良さそうな山側のエリアに目を付け、手前から流していきます。
レッドコアは70ヤード、80ヤードからスタートです。
狙いのエリアに、ボートがイン。
しばし直進していると、レッドコアのラインアラーム作動!
乗り切りませんが、いかにもホンマスっぽいアタリです。
続けて流すと、今度は前竿が絞られます。
34cmと少し寂しいサイズですが、本命のホンマスがヒット!
狙い所は多分、合っています。
引き続きレンジを微調整しながら流していきます。
良いアタリはその後も飽きない程度に出続け、やっと乗ったのはホンマス36cm。
続いて、おまけのレイクトラウト40cm。
お腹が不自然なくらいパンパンです。それだけ、ここにベイトがいるということですね。
さらにターンしながらこのエリアを重点的に調査し、ホンマス39cmを追加。
相変わらず、この銀ピカは美しいです。
最後に56cmの通称"沖レイク"確保で、時合終了。
飽きない程度にバイトが出ましたが、本命のデカホンマスの影は全くありません。
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ポツポツとホンマス追加
時合終了後、ベタ凪の午前。
照り付ける太陽も相まって、船内はまるでフライパンの上にいるかのような熱さに包まれます。
バイトもすっかり遠のいてしまいました。
しばしトンボと戯れてから、冷静に作戦会議をします。
角のシルエットとカラーパターンをガラリと変え、エリアも国道側に絞ります。
レンジはサーモクラインの関係上、あまり大きく変わらないと予想しますが、念のため細かく刻みます。
食い気が無い時間帯に無理矢理口を使わせるべく、試行錯誤です。
なかなか反応が無いまま、だるま石~12番沖。
チェンジした角に、ついにバイト!
ホンマス38cm。
ルアーチェンジで元気良くバイトしてくれましたが、サイズが伸びません。
続けて西六番沖。
先ほどと同じ角にバイト!ホンマス42cm。
ようやく40cmを超えましたが、欲しいのはプラス8cmの銀ピカ魚体です。
折り返して、再び12番沖。
またも同じ角にバイト!今度はサイズダウン、ホンマス35cm。
ホンマスはポツポツと掛かってくれますが、サイズがほぼ30cm台で揃ってしまいました。
なかなか思うように行きませんね。
慣れないミノーを試みる
昼食後、仮眠を取った夕方。通り雨後で気温も落ち着いてきました。
夕方のホンマスはあまり期待できないと判断し、狙いをブラウントラウトにシフトします。
せっかくなので釣りの幅を広げるべく、普段使わないミノーをチョイス。
選んだルアーは、NTOミノー・TRR・AISO & HIME。慣れないリップ付きミノーを流してみます。
国道側に入り、50ヤード、60ヤードからスタート。
細かく出しを調整しますが、リップ付きのフローティングミノーは水中でどれくらい浮くのか?勝手がいまいちわかりません。
途中、魚探に映った藻がフックに引っ掛かったので、参考にして出しを調整。
水深5m~6m前後を意識して曳いてみます。
水深10m前後のファーストブレイク近辺。
中層を泳がせば、小さくてもブラウントラウトは掛かるだろうと思い流していると、予想通りラインアラーム作動!
45cmと型は小さいですが、初めて15cmを超えるリップ付きミノーでトロールし、掛かりました。
しかし、いったい自分が水深何メートルを引っ張っているのか、いまいちわかりませんでした。
これから釣りの幅を広げるために、こういった釣りも積極的に覚えていかなければなりません。
キャスティングもトローリングも、本当に毎釣行課題は尽きませんね。
デカホンマスはまたもお預け…振り返り
今が1年で、最も表水温が上がる時期かと思います。
デカホンマスも休んでいるのでしょうか。
昨シーズンは8月下旬に50cmオーバーのホンマスが獲れていますので、まだまだ諦める感じではありません。
これからのはずです。
湖水状況はやや改善
トローリングの西側特別解禁の際には、水が結構濁っていました。
カナダ藻のような浮遊物も結構あったのですが、あれから1週間強経ち、水質は若干落ち着きはじめています。
ただそれでも、透明度自体は結構低めです。ルアー選択にも工夫が必要かもしれません。
もっとブラウントラウトを釣るなら、トレース精度を上げる必要あり
ブラウントラウトを初めてリップ付きミノーで狙ってみたのですが、実際のトレースレンジがよくわからず、苦戦しました。
ミノー自体はフローティングなので、レッドコアの先でルアーだけが若干浮くと想像できます。
ですがリップが付いていることで、実際は思ったより少し入っているのか…?
今後の釣行時、釣れない時間帯を利用して調査してみたいと思います。