苦しかった先週、2017年5月18日の中禅寺湖釣行から1週間。
魚の着き場はなんとなく分かっていますが、そこにいる魚をどうやって獲っていくかが課題です。
少し思うところがあり、今回はかなりライトなタックルも用意。
果たして通用するのか、いざ4戦目です。
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まずはホンマス狙い
朝4時過ぎ、出船。
まずは上ずっているホンマスを狙ってみます。
ライトウェイトのルアーで上層を探っていきますが、そうそう簡単にはバイトが出ません。
場所を移して再び上層を探ってみると、N@O氏に待望のバイト!しかし残念ながらフックアウトしてしまいます。
その後明るくなるまで粘ってみますが、沈黙。
朝方のホンマス狙いは、残念ながら不発に終わります。
レイクトラウトを確保
日が昇り、辺りが明るくなると、岸釣りの方たちがより目立ちます。
ベイトの状況から岸際を打ちたいのですが、なかなか打てる場所が無く、少し沖目を調査。
水深6m前後のボトムに打ち込み、ショートトゥイッチ3回から再びボトムを取るスローな誘い。
多分、ここで来れば強い魚―。そう信じてカラーを変えながら続けてみると、ズドンッ!
レイクトラウト62cm。シーレーベル・プロビア18g、サンスイオリカラで出ました。
周りのアングラーの状況を見ると、先週の釣行時から魚の着き場はあまり大きな変化は無いようで、これが正解ではないと分かっていました。
その後も続けてみますが、やはり後が続かず。なかなか厳しいゲームが予想されます。
調査も兼ねてミノーイング
狙いのレンジが打てる場所を探して国道側をざっと走ってみますが、見事に等間隔にアングラーが入っており、全く入れず。
そのまま金谷に抜けて竿を出してみますが、ここも打ちたいところはアングラーがいます。
仕方がないので、山側に抜けて空いている場所をミノーイングしてみます。風は北東風になっていたので、操船しながら舐めるように打っていきますが、ブラウントラウトの1チェイスのみ。
私の低いミノーイングスキルもあり、魚をうまく引き出すことができません。
午後も辛抱の釣り
昼食と仮眠後の午後。国道側や山側のめぼしいポイントをざっと見てみましたが、やはり打ちたい場所はアングラーがいて入れず。
相変わらず続く北東風を利用して流せる場所を中心に、調査していきます。
時折、ボケッとしながらホットケしておいたベントミノーに2回ほどアタックがありましたが、小さいホンマスのようでフッキングに至ることはありませんでした。
魚がいるであろう中層をトレースしても、全く反応無し。ボトムを叩いても反応無し。表層でも直下でも反応無し。
なかなか厳しい時間が過ぎていきます。
移動を繰り返している最中、浅場でライズを見つけたので近付いて打ち込んでみると、なんとニジマスがヒット。
久々のサービスフィッシュに、さらにガックリしてしまいます。
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最後の最後に、N@O氏炸裂!
辺りは薄暗くなり、いよいよ終了時間が近づいてきました。
夕方にフィーディングタイムは必ずあるはずなので、なんとかそれに遭遇し、もう1本は獲っておきたいところです。
差してきそうな浅場のポイントは例によって入れないので、地形を見ながら少し沖目にステイ。
水深10mのボートポジション。多分、この辺から打つと可能性ありそう―。で、私がキャストするとまさかの根掛かり。
時刻は18時58分。私の根掛かりを外しにかかる前に、N@O氏のラスト1投。
ルアーはロデオクラフト・M.T.レイクス77・23g。カラーはオレゴールドグリーン。
着底後、ダブルフリップからのフォールで、絵に描いたようにズドンッ!
レイクトラウト62cm。腹も出ていて体高があり、食いに出てきたであろう個体です。
2017年4月の中禅寺湖合宿時、タカさん(@DanKyoei)と阿部さんに振らせていただいた、ロデオクラフト・フォーナインマイスターネイティブ・ブラックウルフ93H-TRZと83MH-TRZがとても良かったので共有すると、N@O氏は帰ってから早速2本とも購入。
この日が初陣となりましたが、93H-TRZでM.T.レイクスを操り、無事入魂することができました。
実に素晴らしい!おめでとうございます!
時刻は19時を回り、ふと周りと見ると、辺りはすっかり薄暗くなっていました。
湖面には生命感が溢れ、ライズが連発。
これから出るのにな―。
後ろ髪を引かれる思いで納竿しました。
やっぱり苦しいゲーム展開…振り返り
先週の状況を見て思い付いたことをやってみましたが、良い結果は出ませんでした。
なかなか難しいですね。
次回は、思い切って少し釣りを変えてみようと思います。
ちなみに今回ヒットしたM.T.レイクスの特長や使い方については、下記コラムで徹底解説しています。
こちらも是非チェックしてみてください。
M.T.レイクスをはじめとしたスライドスプーンについては、下記コラムで徹底解説しています。
いまのメインベイトは、ずばりこれ!
2017年シーズンは、ワカサギが思ったより少ないようです。そのためトラウトたちのメインベイトはウグイにシフトしており、シャローが1つ狙い所となっています。
こういった釣りがハマるのも納得です。参考にしてみてください。
- Royal Milktea Spicy Fishing「ビッグベイトとミノーで釣る中禅寺湖①(レイクトラウト、ブラウントラウト)」
- Royal Milktea Spicy Fishing「ビッグベイトとミノーで釣る中禅寺湖②(レイクトラウト、ブラウントラウト)」
魚の着き場はハッキリ
湖の魚の着き場が、ポイントも含めてかなりハッキリしていています。そこにうまくアプローチできないと、今回のような厳しいゲームになってしまいます。
ベイトの状況を考えると、いまは静かにピンポイントをアプローチすることができる、岸有利と言えるかもしれません。
沖目にいる表・中層の魚、ルアーに反応せず
岸から少し離れた沖の表・中層にも魚はいますが、ルアーにはなかなか反応しませんね。
このレンジは、しばらくフライとトローリングの独壇場かもしれません。