文字通り惨敗だった2021年6月3日の中禅寺湖釣行から、1週間。
トローリングでキャッチ無しというまさかの惨敗で悶々としていましたが、新たに弾を追加製作して心を落ち着かせ、整え、準備していました。
まとまった雨で湖水状況にも変化が出たなかで、女神(デカホンマス)は微笑んでくれるのか…2021年4戦目がスタートです。
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勝手な作戦立て
さすがに連敗は精神的ダメージが大きすぎるので、2021年4月8日の中禅寺湖釣行時と同様に、入念に作戦を立ててみます。
- あの回りから考えるヒット時間帯の予測
- 先週出ていた場所、そして季節進行や気象状況などから推測するコース取り
- このシーズンで勝負したいシステムとルアー
早い時間帯で勝負を付けなければ敗戦が決まってしまう勝手予想、そして場所はここ、勝負するためのシステムとルアーはこれ―いったん組み立ててしまえば、あとは淡々と実行するのみです。
待望のビッグヒット!
魚探とタックルをセットし、出船したのは午前4時10分頃。予定通り、あちら側に舵を切ります。
ルアーはGMルアー速曳きタイプと、K.A.S.コンセプトのオリジナル角貝貼りをチョイス。船速は4.2km/h、それぞれ30yds・40ydsでセットします。
セットが終わり、核心部分に近付いていった午前4時20分頃。突然、40ydsで右舷にセットしていたK.A.S.コンセプトのオリジナル角貝貼りが引き込まれ、ヒット!
"ジーーイーーーーーィィィィィィ!…ジーーッ、ジーーッ、ジーーッ…"
ホンマスフェチの方なら分かっていただけるかと思いますが、一気に走ったあとのノッキングで本命を確信。ついにキター!
船速はそのままでしばらく放置し、ガッチリ掛けてからファイト開始。ゴンッゴンッと力強い首振り、そして突っ込み―奴に違いありません。貴重な、貴重な1本。慎重にいなし、ネットイン!
再会までが長かった…。令和3年、最初のホンマスが50cmオーバーのデカホン。満足度はかなり高いです。
そういえば、2019年5月23日の中禅寺湖釣行時にキャッチした令和最初のホンマスも、50cmオーバーでした。個人的に令和は"初"と相性が良いのでしょうか。
尾ビレを"すぼめた"ギリギリ50cmは、レークオカジンではデカホンと認められません。尾ビレのシワを伸ばし、"ヒレが開いた状態"でメジャーに置いて50cmオーバー。文句無しで公式認定です。
パンパンのナイスコンディション。予想時間帯、コース、ルアー、etc…すべてがハマった1発。大満足です。
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クライマックス後は沈黙
開始10分ほどで早くもクライマックスが訪れ、満足してしまいましたが、まだまだ出そうな気もします。
イケイケで界隈をゴリゴリと流していきますが、時間は午前4時半を経過し、次第に気配が無くなってしまいます。
別のエリアも見てみますが、左舷のGMルアーにグーッとバイトが出たのみで沈黙。朝一番は、たった2回のバイトで終了してしまいます。
午前6時25分頃、さらに船速を上げて広い範囲をサーチしてみますが、どこにもホンマスらしき魚影は映らず。
先週よりは沖の中層に魚の反応が出るので、午前9時20分頃、今度はその層の魚が掛かるか、ドジャーシステムを試してみます。
ルアーは、橋村ルアーとY澤ルアーをセット。船速3km/hで様子を見ていた午前10時半頃、25ydsの橋村ルアーがグイグイ入り、レイクトラウトがヒット。
魚種は違いますが、魚の反応が出たのでしばらく航行してみますが、それ以降パッとせず。午前11時半頃、帰港します。
午後はド沈黙
昼食と昼寝後、午後の部は15時半頃から開始。
ホンマスが魚探に映らない午前中の結果から、正直よく分からず、再び船速を上げてサーチしていきます。
湖の広範囲を見ていきますが、全体的に魚は薄く、映ってもレイクトラウトらしき魚影ばかり。時折、船速を合わせて狙ってみますが、口を使わず。
とにかく曳き倒しましたが、ひとつもバイトをもらえず大撃沈。
19時前、静かに納竿しました。
やっと報われた4戦目…振り返り
先週の結果や魚探状況から、少し考えて入ってみましたが、結果オーライとなりました。
先週も今週もそうでしたが、基本的にホンマスは魚探に映りませんので、ゲームをより難しくさせていると思います。
そのような状況下で、確保のためにどうやって曳いていけば良いのか―次に向けて、また考えてみたいと思います。
水温が急上昇
良い天気が多かったせいか、先週12度台だった表水温が、今週は一気に14度台に上昇。
来週は梅雨入りが予想されており、天候や水温の急激な変化が魚たちにどんな影響をもたらすのか、興味深いです。
魚探反応に変化
小さいワカサギは、相変わらず岸際に大量発生しています。
ベイトは変わらず岸際に多いと思いますが、水温上昇にともない岸寄りに定位し続けるのを嫌がりはじめているのか、沖目の魚の反応は先週よりは出ていました。
やはり、状況は少しずつ変わっているようです。
オリジナル角貝貼りで初のデカホン捕獲
2020年シーズン途中から投入してテストしていた、K.A.S.コンセプトルアー。自作の角で初のデカホンを捕獲することができました。
これまで午後にしかテストしていませんでしたが、レイクトラウト、ブラウントラウト、ニジマスは釣れていました。
ホンマスが掛かって欲しく、初めて朝一番に投入してみましたが、いきなり最高の答えを出してくれました。自分用に、さまざまなパターンで量産することが確定です。