2014年2月にとしまえんフィッシングエリアに行って以来、約1ヶ月半ほどルアーを投げていませんでしたが、それは全てこの日のため。
ロデオクラフト・M.T.レイクスを大人買い。

全てはネイティブの、"価値ある1本"を仕留めるため。
2014年、聖地・中禅寺湖開幕です。
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じゃあどこに入るか、ここでしょ!(午前編)
高まる鼓動を抑えつつ、現地に到着したのは午前5時半。
回数券を購入して、いざポイントへ。
風はほとんど無く曇っていますが、全く寒くありません。
絶好の釣り日和です。

2013年の聖地・中禅寺湖開幕戦は金谷ワンドからスタートしましたが、今回は悩んだ末に丸山周辺からスタート。
地形の変化を見つつ、ミドルレンジとディープレンジが交差するところを狙っていきます。
さて、狙い通りレイクトラウトは反応してくれるでしょうか…。
まずは2014年の1本目
開始2投目。
シーレーベル・プロビア18gでボトム付近を細かくノッキングしていると、ピックアップ直前にググンッという生態反応。
"いきなり?"という若干の拍子抜け感と、"狙い通り!"という喜び。
自信を持ってアッパーフッキング!

32cmのレイクトラウトです。
サイズは置いておいて、2014年の1本目。素直に感謝です。
続けて2本目
その10分後、またしても同じメソッドで同サイズのレイクトラウトがヒット。

あれ、活性高いのかな?ということで、ルアーをロデオクラフト・M.T.レイクス77・19gにチェンジします。
ボトム系の攻めで結果が出ることがわかったので、今度はボトムを切って攻めてみるためです。
この時、このルアーが1日を通してエクセレントな武器になることを、全く予想していませんでした。
浮かせて獲る
着底させて2-2-5から探り始めますが、反応が出ません。
朝方は恐らくボトム近辺に張り付き気味だと思いますので、スイッチを入れてあげなければならないようです。
2-2-5から、スピンスライドフォール中に細かくシェイクを3回入れて数秒後。
狙い通りゴゴーンッ!

この日3本目。サイズは上がりませんが、元気にバイトしてくれます。
ボトムを切っても食ってきた…恐らく、考え方と攻め方はこれで合っているはずです。
怒濤のレイクトラウトラッシュ!
その50分後。
カラーローテーションしてシェイクを織り交ぜた2-2-5で探っていると、ゴゴーンッ!

4本目。少しサイズアップするも、37cm。
なかなか型は上がりませんが、獲れるだけ獲ってみます。
30分後。
場所を細かく移動しながらカラーローテーションも加えて、シェイクを入れた2-2-3からスピンスライドフォールでドーンッ!

5本目。まだまだ、スプーンのサイズが大きく感じるお子様サイズです。
50分後。
2-2-5のセットから、シェイクのショートスライドを入れてゴゴーンッ!

6本目。ようやく40cmの壁を越えます。
ここまで長かった…。
1時間50分後。少し食い渋ってきたようです。
朝よりも若干浅めのレンジで、着底後のフリップから2巻きだけのショートスライド。
スピンスライドフォール中にゴーンッ!

7本目。サイズが朝に戻ってしまいました。
どうやらこの日、奇跡的に私の攻め方は湖の状況にアジャストできていたようです。
午前中だけで7本とは、若干恐ろしい…。午後は場所を変えて頑張ることにします。
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じゃあどこに入るか、ここでしょ!(午後編)
午前中の感触から、地図上のポイント名に捕らわれず、"イメージに適合する地形を有する場所"を探していきます。
観音薙から六番の間を見てみますが、どうも水中の地形が今日のイメージと違う…数投して早々に見切ります。
場所を変え、12番からポンプ小屋までのストレッチに入ることにします。
狙いのレンジに送り込むため、遠投勝負です。
ホットスポットを探し当てる
水深の変化がある場所を探し回り、見つけたホットスポット。
午前中連発したレンジと変化のイメージに近い場所です。
ルアーは午前中と変わらず、ロデオクラフト・M.T.レイクス77・19g。
シルバー系で押してみますが、反応がありません。
ゴールド系にチェンジし、同じ場所、同じコースに打ち込みます。
2-2-5のセットから、シェイク付き2-2-3…ゴーンッ!

8本目。47cm、ここまでの今日1番です。カラーチェンジでいきなり食ってきました。
体色が濃い、格好良い魚です。
15分後。
場所を少し移動し、再び遠投。
着底後、フリップからのフォールでゴゴーンッ!

9本目。サイズは大したことありませんが、若干浅めのレンジで着底直後に食ってきました。
スーパーストライク!ナナマルのレイクトラウト
"よしよし、この場所で合ってる…!"
場所を休ませながら、ストレッチを行ったり来たりします。
ゴールド系のカラーで転がし、遠投。
2-2-5を2セットした後、細かくロッドティップを動かして、シャローに追い詰められてパニックに陥ったベイトをイメージします。
1mほどボトムを切って、食わせのシェイキングをしていた時でした。
突然ロッドティップがドンッ!と引き込まれる、重いバイト。
体は瞬間的にアッパーフッキング。
重い。明らかに今までの魚とは違う重量です。
ロクマルくらいかなと思いながら寄せてくると、意外にトルクフル。
2013年4月の本栂を思い出します。
"ひょっとしたら、ナナマルはあるかも…?でもこの重量なら、ハチマルは無いな…。"
ドラグを何回か引き出され、ようやく寄って来ました。
背ビレから覗く魚体は、結構ビューティフル。確実にナナマルはあります。
慎重に寄せてきて、無事ネットイン。
重量感は充分!記念すべき10本目は、今日1番、75cmのレイクトラウトです。

ここで食え!という願いを込めた食わせのシェイキングに、狙い通りスーパーストライク!
恐らくその前のセットから、追って来ていたのだと思います。

これで2013年5月にハチマルを獲って以来、2シーズン連続のナナマルオーバーゲットです。
レイクトラウト祭りは、まだ続く…
"まだまだ出る!"
そう確信し、キャストを続けます。
30分後。
休ませたストレッチに再び入り直し、2-2-5の2セット目。
ロングスライド中にゴゴゴッ!

11本目。サイズは42cmでしたが、素直に2-2-5で食ってきてくれたので、納得の1本です。
20分後。
1-2-3から2-2-3、最終セットにシェイク付き2-2-3でドンッ!

12本目。恐らく1回釣られたか何かに襲われた個体で、カンヌキと胸ビレあたりが傷付いていました。
15分後。
2-2-3からのスピンスライドフォール中にゴゴッ!

13本目。小さい個体ながらも、丸々太っていました。
そしてアタリが遠のき、納竿
まだまだ出るかと思いましたが、17時を過ぎるとアタリがピタリと止まってしまいます。
ルアーチェンジやカラーチェンジをしながら再びストレッチを流してみますが、反応無し。
薄暗くなってきたので、17時45分頃、納竿しました。
シーズンを占う1戦目は、上々の滑り出しになりました。
出来過ぎの開幕戦…振り返り
結局、15バイト13キャッチ。
レイクトラウトのみでしたが、ショアからのキャスティングで1日13本は、当然新記録でした。
中禅寺湖で数釣りできる日が来るとは、思ってもいませんでした。
こんな奇跡が起こったのだから、何か良くないことが起こるのでは…。
帰りの運転がいつも以上に慎重になったことは、言うまでもありません…。
今回釣れた75cmのレイクトラウトは、数釣りできたことも相まって、とても印象深い魚となりました。「メモリアルフィッシュまとめ」に追加しました。
1日13本は、ショアからのキャスティングとしては1日の最高尾数となりました。「ネイティブフィールド数釣り釣行ベスト20」にも追加することができました。
ちなみに今回使用したスライドスプーンについては、下記コラムで徹底解説しています。
こちらも是非チェックしてみてください。
M.T.レイクスの特長や使い方については、下記コラムで徹底解説しています。
発想の転換
今までのシーズンとの最大の違い、それは発想の転換でした。
これまではどちらかというと回遊を待つスタイルでしたが、この日は逆で、魚を探すスタイルで通してみました。
また、"そこに魚がいるとしたら、どういうアプローチをするだろうか"という視点で組み立てました。
イメージは管理釣り場そのもので、トレース角度・コース、リトリーブスピード、カラー、動き、シルエット、レンジ…あらゆる要素をコンバインさせました。
反応が無ければ魚がいないと判断でき、結果的に場所の見切りも早くなりました。
理想に近い地形を求めるようにもなり、常に確率が高いフレッシュなエリアを攻め続けられたと言えます。
仕掛ける楽しさ
スライドフォールアクションがあるスプーンを使うことで、ミノーと同じように"食わせの間"を作り出すことができます。
仕掛けて掛ける楽しさ、ゲーム性が素晴らしいと思います。
このアクションセットで食え!…ドンッ!
答えが出た瞬間はまさに、超エクスタシーです。
聖地に行きましょう
この日は解禁3日目。
平日ということもありましたが、やはりアングラーは少なめだと思います。
記事を読んで少しでも感じるものがありましたら、是非聖地に足を運んでみてください。
私はボートの解禁まで、引き続きショアから頑張ってみます。







おぉ〜!素晴らしい!素晴らしい!ハラショー(≧∇≦)
来週が楽しみだ!
Posted by N@O / 2014年4月7日12:43