中禅寺湖 2016年第3戦目 / 釣行記録

中禅寺湖2016年第3戦目のトラウトルアーフィッシングレポートです。2016年漁場調査に参加!調査サポーターとして、トローリングで魚の確保に奔走!

2016年漁場調査参加!中禅寺湖 2016年第3戦目

2016年5月12日~14日の3日間、聖地・中禅寺湖で「マス類標識放流再捕調査」、通称漁場調査が行われました。

これは採捕されたトラウトにタグを打ってからリリースし、再度捕獲された際にどこで釣れたのか、どれくらい大きくなっているのか、などなどデータを採取。トラウトの生態を調査する目的で行われます。

原発事故以降、中禅寺湖ではヒメマスの生息数が激減するなど、トラウトたちのバランスが崩れてしまいました。
なぜそうなってしまったのかを、本格的に調査していく、そんな意図があるようです。

今回、募集定員100名の枠に抽選で入りましたので、参加してきました。
西側禁漁区、再びです。

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柄モノを中心に確保せよ

3月22日付けで、栃木県水産試験場から「平成28年度中禅寺湖マス類標識放流調査サポーター」の決定通知をいただきました。

平成28年度中禅寺湖マス類標識放流調査サポーター決定通知

私は5月13日と14日の、2日間の参加です。

今回は"遊漁"ではなく、"調査"のための採捕協力になります。
とにかく魚を獲らなければならないので、ボーズだけは最低限避けなければなりません。

「調査対象魚種について」画像

ヒメマス以外、ブラウントラウトとレイクトラウトを中心に、全長に関わらず数多く確保せよということなので、今回はトローリングで調査協力することにします。

予想以上に厳しい初日(5/13)

受け付けで調査員のゼッケンをもらい、着用してからボートに乗り込みます。

湖水状況としては、まさにターンオーバー真っ盛り。
かなりの濁りが入っており、透明度が著しく低いです。

ワカサギの接岸も続いており、多くの魚がファーストブレイク周辺に定位している状況も、さほど変わっていないようです。

湖の状況を探るため、前後左右で微妙にシステムを変えてタックルセッティング。
午前4時半頃、ゆっくりと出船します。

まずはホンマス確保

この日は、東側通常区が調査対象です。
時間帯的にホンマスが良さそうなので、まずはホンマスを狙ってみます。

夜明け前の幻想的な風景

山側沖を中心に、レッドコアは15ヤード、20ヤードからスタート。
前竿もレッドコアも、流しながら微妙に出しを調整していきます。

開始してすぐにズドンと前竿が入りますが、フックアウト。
さらに流すと、今度こそドンッ!

50cmあるかな~、無いかな~の良型ホンマス。
すぐにイケスに投入し、2本目を狙っていきます。

しかしその後はビッグなアタリが出ること無く、ポツポツとチビホンマスを追加し、朝の部が終了です。

柄モノはド渋い

日が昇ってからは柄モノを狙ってみますが、完全に無の時間が流れていきます。
あまりにも釣れないので、良い天候も手伝って、写真撮影がはかどります。

国道側岸沿い、異常無し!

いつもトローリングでは"釣れてしまう"はずの、小さいレイクトラウトですら全く掛かりません。

居ても食わない魚の、キャスティングでの打開策は何となく分かります。
しかしトローリングでこれを打開できる策は、私の少ない引き出しの中では、ほぼ無いのが現状です。

船上でタグ打ちし、終了

あまりに釣れないのも間が持たないので、再びホンマス狙いで沖目勝負。
今シーズンは本当に数が多いのか、ポツポツと掛かってくれます。

調査時間は、14時まで。
最後に船上でホンマスにタグ打ちしてもらい、この日の調査を終わることにします。

まずはホンマスとの記念撮影。シルバーランナーは、やはり美しいです。

少しスレンダーなホンマス

タグ打ちの前は、このように赤みがかった麻酔入りの水に魚を浸けて、大人しくします。
公式記録としては、47cmでした。50cmの壁を超えられないところが、私らしいです。

麻酔をかけてタグ打ちの準備

大人しくなったところで、背中に2箇所タグを打ちます。

背中に2箇所タグ打ち

この後、回復するまで再びイケスに入れておき、元気になったところで実際の採捕場所に行ってリリースとなります。

結局、13日はホンマス12本、ヒメマス1本で終了。
ノルマだった柄モノが確保できず、いまいち調査に協力し切れませんでした。反省。

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西側で柄モノ集中勝負(5/14)

この日は、西側禁漁区が調査対象です。
西側禁漁区は、これまで3回挑戦してきました。

  1. 2014年西側特別解禁(2014年5月27日)
  2. 2015年ボートキャスティング特別解禁(2015年6月20日)
  3. 2015年トローリング特別解禁(2015年7月25日)

何となく場所自体の雰囲気は分かるようになりましたが、詳しい地形などはまだ把握しきれていません。

今回は柄モノ確保を優先するため、なるべく岸際で勝負する必要があります。
急に浅くなる場所、深くなる場所、ブレイクの位置、伏流水の場所、カレント、などなどを勉強しながらの攻めになります。

南側からサーチスタート

よーいドン!で4時にスタート。
ショアからのキャスティングがおらず、ボートもあまりいない、南側を舐めていきます。

前日と違い光量が少なく、魚が動き出すまで少し時間が必要なのか、反応が出始めたのは周囲が明るくなってから。

見慣れない新鮮な山側風景

松ヶ崎~白岩間の岬の角で、幸先良く良型ホンマス。
これは多分、50cm無いな~と残念に思いながら、切り替えて次を狙います。

続いて梵字岩付近で、30cm台のお子様ブラウントラウトがヒット。

さすがに西側はプレッシャーが低いので、アタリを含めてポツポツと魚の反応が返ってきます。

居ても食わない

千手ヶ浜周辺は魚影が沢山映りますが、口を使わない状況は東側と同じ。
相変わらずトローリングでの打開策は思い浮かばないので、彼らを深追いすることは避けます。

魚にとって、少しでも良い条件が重なっているポイントをピックアップしてみます。
その中で、ブレイク、水通し、地形変化、風当たりと複数の条件が揃っていそうな、旧プリンスホテル前~菖蒲ヶ浜間を重点的に調査することにします。

慣れない岸際で、柄モノ確保の勝負です。

ひと安心の柄モノまとめ獲り

急激に浅くなったり、また深くなったり、非常に変化に富んだこの一帯。

あまりラインを出し過ぎると底のゴミばかり拾ってしまうため、レッドコアは30ヤードから35ヤード程度に固定。
水深を見ながら細かく操船し、水深10mくらいまでの立ちを基準に、中層を曳きます。

午前7時頃、躊躇無くジジジジジーッ!と入る爽快なアタリが連発。
時合到来で、レイクトラウトとブラウントラウトを続けて3本以上確保します。

ブラウントラウトは全て50cm以上で、ナイスコンディションです。

コンディションが良いブラウントラウト

体高のある60cmのブラウントラウトもヒット。

体高のあるブラウントラウト

レイクトラウトはほのぼのサイズで特筆すべき点はありませんでしたが、今まで全く口を使わなかった状況が嘘のようです。

結局この周辺を行き来し、柄モノの数を稼いでいきます。

標識本部でタグ打ちして終了

この辺りを曳き尽くし、その他のポイントでも反応が無くなった13時20分頃。
標識本部でタグ打ちし、帰港することにします。

レイクトラウトは計4本キャッチすることができましたが、全てほのぼのサイズでした。

タグが打たれるレイクトラウト

ブラウントラウトも計4本キャッチすることができました。最大60cmでした。
ちゃんちゃん焼きしたら、美味しそうですよね…。

タグが打たれるブラウントラウト

ホンマスは計3本キャッチ。前日に続き、最大47cmでした。
50cmをとことん超えないのは、もはや私の芸の1つではないかと思いたくなります。

前日と同じ47cmのホンマス

他、ヒメマスが1本出ましたが、その場でリリースしました。
測定結果はこんな風に調査報告書に記載され、データとして残されるようです。

測定結果などが書き込まれた調査報告書

最終日になんとか柄モノを確保することができ、少しは調査に貢献することができたかなと、ほっとしました。

勉強勉強のサポーター活動が終了…振り返り

参加者の名前を聞くと、各界で著名な方、実績のある方が多数おり、これなら目標定数が充分確保できるだろうと思われました。
しかし予想外に柄モノの出が悪く、かなりの苦戦だったという印象です。

魚が岸寄りにいたので、ショアからキャスティングした方の中には、かなりの本数釣れた方もいたのではないでしょうか。

調査報告まとめ

調査報告のまとめです。
実績のある方たちは、西側でビッグな魚を獲っていますね。さすがとしか言いようがありません。

悪質な方たちもいたようです

参加総数100人と聞いていましたが、湖上に出てみると、実際の参加者はそれよりも少ないのではと思っていました。

案の定その通りで、3日間全日参加で当選しておいて、実は最終日の西側だけに参加するという悪質な方たちもいたとのことでした。

今回は"遊漁"ではなく"調査"ですし、このような行為は中禅寺湖の復活と再生を真剣に考える方たちに対して、非常に失礼であると言えます。人として、こういったことは慎んで欲しいと思いました。

貝と角を使い分け

私は普段、トローリングではホンマスを狙っていますので、使うルアーは角がメインになります。

いつもはまだ、キャスティングをやっているこの時期。
ターンオーバーの中でのトローリングということで、個人的には未知の領域でした。

透明度が低い中で、最初はアワビ系を中心とした貝の反応が良く出ていましたが、日が昇って光量が入ってくると、角の貝貼りにも好反応になってきました。

特に最終日の西側は、水質が1日の中でも微妙に変化しているように感じられ、その変化に合わせて貝と角を使い分けると、好反応が返ってきました。

今まで貝で良い思いをしたことが無かったのですが、水質とルアーのマッチングは本当に大事なんだと、改めて勉強になりました。

実はもっとデカい奴を掛けたのですが…

あまり魚のタラレバは言わない主義ですが、実はブラウントラウトはもっと大きいものを掛けました。
しかし、ランディング直前で痛恨のブレイクとなってしまいました。

もっと落ち着いて時間を掛けるべきでしたが、キャスティングと同じ感覚でトローリングロッドを操ってしまい、未熟なミスをしてしまいました。

その後釣り上げた60cmが水中で一回り小さく見えましたので、あれはきっと70cmは超えていたと思います。

いつかこいつをトローリングロッドできちんと釣り上げられるよう、腕を上げていきたいです。いや本当に悔しい…。

新たな出会いにも感謝

最終日は土曜日ということもあり、Webサイトを通じて知り合ったウィークエンド釣行組の方々と、実際にお会いすることができました。

タカさん(@DanKyoei)、そしてお忙しい中時間を作っていただいたロデオクラフトの阿部さん、本当にありがとうございました。
お目にかかれて嬉しかったです。今後ともよろしくお願いいたします!

今回お世話になった宿とボート屋さんはこちら

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フィッシングデータ

釣行日
2016年5月13日(金)~2016年5月14日(土)
水温・気象状況
  • 水温 : 朝8.8度、日中最高10.8度、場所により9.7度
  • 天気 : 13日…晴れ, 14日…晴れ時々曇り、一時雨
  • 風向き : 南東
タックル
  • ロッド : TENRYU Laguna LN1003L x 2(後竿), alpha tackle Profighter 潮船 LC 80-240, alpha tackle Profighter 沖船 LC 80-240(前竿)
  • リール : ABU ambassadeur 7000C, 7200(後竿), 6500C x 2(前竿)
  • ライン : Sufix 832 Advanced Lead Core 18lb(後竿), PE(前竿)
  • ルアー : 貝(アワビ, 夜光貝)、オリジナル角貝貼り + オリジナルドジャー
釣果

ホンマス15本、ヒメマス2本、ブラウントラウト4本、レイクトラウト4本(2日計)

フィールドマップ

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この記事に寄せられたコメント [ 2 件 ]

いやいや、綺麗なブラウンですね〜体高もかなりありそうです。
お腹の中はワカサギでパンパンなんですかね?釣りたーい!(笑)

Posted by N@O / 2016年5月17日21:00

> N@O氏
ブラウンは、本当にいいコンディションでした。
魚を寄せてきて上から見ると、ラグビーボールみたいな形してます。素晴らしいです。

Posted by NARI / 2016年5月17日22:58

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